■ドイツ4:ドイツの自転車はパない
先ほどドイツには自動車が欠かせない、ということを書きましたが、エコでヘルシーで回収後のキャノーラ油のようなドイツ人は、自転車も大好きなのです。人力で動くため我らが宇宙船地球号を汚さない。だからこそ、ドイツでは今、こんな最新の自転車が登場しています!!
エントリーナンバー1 「ドルフィンX」
愛し合う夫婦やカップル向けに作られた自転車。移動する手段である自転車に、「コミュニケーション」という要素を取り入れた斬新さが特徴。今までの二人乗り自転車とは異なり、両サイドに並行する、というスタイルが円滑なコミュニケーションと、ともに動かすという一体感をもたらす。
エントリーナンバー2 「チルドレンスレイバー」
この自転車を見て、おや?と思われる方も多いだろう。人が乗る前の大きなカップ部分にはペダルが無く、とても小さな後輪部分にペダルがある。つまりこれはどういうことだろう。想像して欲しい。
これは大人が前のカップ部分に乗り、後ろの子供に漕がせることで動く、「ゆとり教育を受けて甘やかされたクソガキをシメる」というコンセプトでできた自転車。奴隷のようにこぎ続ける子供の前で、ゆたりと大きなスペースでアフタヌーンティーを嗜む。どこの国でも年をとったやつの方が偉い、という基本事項を思い起こさせてくれる拷問具だ。
そして恐ろしい速さでサーキットを走るあの残像は・・・
まさかッ・・・
エントリーナンバー3 「BAW(ブラックアンドホワイト)」
ドライバーは乗った瞬間から心に猛々しい野生の迸りを抱くという。そしてそれをペダルから荒々しい走りに変換させるこのマシンは、もはや自転車というモノサシでは図ることが出来ない。一番の特徴である長いホイールベースは直進での安定性を重視したためであり、予想以上のスピードは一度乗ったドライバーの心を掴んで離さないことは確実だ。
何故なら俺が15分乗ってたら従業員のお姉さんに怒られたから。
仲良くみんなで乗ろう!
■ドイツ5:ドイツは日本のキャラクターが大好き
まだドイツ村には皆に紹介したいドイツらしさがいっぱいなんですが、キリがないので最後に一つ。
ドイツ村にはこんなマスコットキャラクターがいるのですが、どっかの浦安のアイツらと違って懐が深いのがドイツ流。夢と魔法のマーケティング戦略だかなんだかで「ウチのキャラクターしか認めねえ」というスタンスとはぜんぜん異なります。ドイツ村は自社キャラクターだけに拘らないのです。
ゲームセンターにはどデカいピカチュウが!浦安のアソコだったら絶対に考えられない事態ですが、懐の広いドイツおよび東京ドイツ村ではなんら違和感はありません。だってドイツでもピカチュウ人気だから。しょうがない。それは。ドイツの真実を考えれば、東京ドイツ村のマスコットキャラクターだけにこだわるのは逆にドイツを伝えることにならないのです。
売店ではキティちゃんのお菓子まで売っています。えっサンリオも?と驚くことがもう国際人としての感覚が無い、哀れな古い日本人感覚なのです。考えてください。もう一度いいますが、ここは東京ドイツ村。どこかの小さな浦安かどこかの一テーマパークであれば、自社キャラクターに拘るがあまり他社、それもド競合のサンリオのキャラクターは絶対に出しませんが、ドイツの真実を伝えるドイツ村ではキャラクターは二の次。まずはドイツのリアルを伝えることが本望なのです。器が、デカい!
そしてなんと、浦安のアイツらまで!!!
さすが懐が広い、広すぎるぜ東京ドイツ村!これはやはり、同じ千葉でありながら東京と名乗っている後ろめたい共犯意識なのでしょうか。陳列棚にすさまじい勢いで浦安のやつらが!!ですがこれはドイツ人が浦安のやつらが大好き、という事実を表しているだけのことなのです。
ドイツ村はキャラクターを差別しない!
ドイツ村は日本のあらゆるキャラクターが大好き!
ドイツ村サイコー!!
よく見たら射的場。
あー・・・
で、でもあれよ?俺は嫌いじゃないよ?
何がって・・・アレだよ!つまりさ、俺はさ・・・
バカヤロー言わせんなよ恥ずかしい!!!
ドイツと東京ドイツ村、
そしてディズニーランドを
心から愛してるってことだよ!
*ドイツ人の方々ごめんなさい
東京ドイツ村は本当にいい所です(車なら)