時はカードを見せていただいた日から遡り、「学マスのここが好きだよ!」という座談会をしていた際の様子をご覧下さい。

 

本日学マスの好きな所を発表するプロデューサー

ダ・ヴィンチ・恐山
プロデューサーはメガネをかけていると思い込んで勝手に親近感を抱いている。有村 麻央P。

おまめ
オモコロチャンネル動画スタッフ。学マスからアイマスに触れ始めた新人プロデューサー。????P。

ストーム叉焼
学マスPでありカードゲーマー。担当のガシャは全部天井を叩く呪いにかかっている。篠澤 広P。

 

早速ですがおまめさんから発表をお願いします。

はい!私はですね……

 

秦谷 美鈴(ヴァイスシュヴァルツオリジナルイラストのすがた)

アイマスはやった事なかったんですけど、周りの人がやってるから「学マス見てみようかな」って思ったんです。

で、私は女性アイドルグループを見る時まず髪型を見るんですけど、美鈴を見て「この子の髪型好きだな」って。

髪型から!?

キャラクターの紹介映像を見たら、「わたしには……背伸びをして無理をして、そうしてたどり着いた場所が、心地のよいところだとは思えないんです。」と言っていて、「わかる!」と思うと同時に、そんな事を言う理由が気になって。

それで「ツキノカメ」(秦谷 美鈴の楽曲)のPVも観たんですけど、歌詞に優しさと危うさを感じて、それでも「私は私でいたい」「あなたのままでいい」という強さもあって……

あとサビでびっくりしました。

急に治安の悪い音が流れ始めますからね。美鈴自ら「こう見えて不良なんです」と名乗るだけはある事をちゃんと表現してる。

紹介PVのレーダーチャート凄いですよね。素行0。

あのビジュアルでちゃんとアウトロー。

美鈴のファーストインプレッションって「すごくお淑やかでゆったりした子」なんですけどね……確かにお昼寝絡みのシーンで「あれ……?これ授業は……?」ってなった記憶ありましたけど、まさかそこまでとは。

ちゃんと意思がある感じがして好きです。

それでなんですけど……

※撮影時点では美鈴のプロデュースが未実装

最近のゲームあるあるだ。この子好き!ってゲーム始めたらNPCでしたっていう。

何が起こってるかわかりませんでした。全く出てこないならまだわかるんですけど、普通に他のアイドルの話には出てくるんだって。

サブキャラなのかと思ったらちゃんと出番いっぱいありますからね。

え?なんで?なんでこの子がプロデュース出来ないのを誰も騒いでないんですか?

「この子はそのうち実装される」っていうのが明らかだったので……あさり先生プロデュースさせてくれ!みたいなのは絶対有り得ないからこそ冗談として言われてますが。

もうそろそろ実装されるので楽しみにしていてください。
※この時空の我々は知る由もありませんが、撮影後に5/16にプロデュースが実装される事が発表されました。

 

 

次は私ですね。

どうしても私の中で他のアイマスが占有してる部分が多くて、学マスをやり込む、という事は出来てないんですけど……
でも、例えば楽曲のMVが全アイドルに用意されてたり、イベント楽曲とかもMV付きでYouTubeに投稿されてたりとか。

学マスのゲームを遊べてなくても、アーティストとしての作品が定期的に供給されるから、見る専でも参加しやすいようなコンテンツだなと思ってます。

他のアイマスでもゲーム中のMVとかをアップロードしたりしてますけど、学マスは描き下ろしですからね。

 

楽曲もほぼフルで使ってるし、これまでのアイマスの中でもかなり新しい施策をしてるな、と思います。

それでいて供給ペースが凄まじいですよね。美鈴なんてまだ実装されてないのにMVが2つもあるんですよ。

え、あれ普通じゃないんですか?

異常です。

 

コンポーザーさんも新進気鋭の人達を採用していて、この時点での「最新」を反映させるスタンスが滅茶苦茶鋭くて。

MVの再生数が1000万回超えたり、「仮装狂騒曲」がアイマス外でもバズったり、ちゃんと当たってるのが凄いですよね。

そのおかげで「自分と同じ時代を生きてる」というか、「私は初星学園の関係者じゃないけど『へぇ、初星学園の子達頑張ってるじゃん』って目にしてる」みたいな気持ちになれます。

 

で、次は俺ですが……

これです

 

 

あ、圧縮ループは最近主流のアーキタイプ(デッキの形)です
※学園アイドルマスターはランダムに提示されるカードを選択してデッキを作るローグライクなカードゲーム要素があります

こういう時ゲームシステムの話はなんか違くないですか?

 

『初』のMASTERで開発されたアーキタイプなんですけど、使い切りのカードでほぼデッキを埋めて、その他いらないカードを極限まで減らしてデッキを「圧縮」していくとですね、最後の数ターンコンボパーツしか引かない状態に出来るんですよ。勿論高スコアが出るのも楽しいんだけどその状態に持っていけた時の気持ちよさ?コンボ決まった時の「こっから爆伸びする数字を眺めながらのウイニングラン」が最高なんだよなぁ~!そもそも本来1ターンに1枚というゲームシステムの中でフリースペル連打して「1ターン3枚プレイをループ」という完成形にカードゲーマーがよだれを垂らさない訳ないというか!

うわ。

長くなるならフォント小さくしてくださいね。

 

一応Plv33からセンスでの必須パーツは揃うから圧縮ループは組めるんだけど、まぁ気持ちよさの本領はPlv50で解禁される「至高のエンタメ」と「輝くキミへ」が解禁されるレベル帯からだよなー。昔は火力パーツがセンスなら覚醒+だったし好印象だとループの打点が……って感じでハードル高い印象だったけど、NIAでカスタマイズが追加されて情熱ターンいいんじゃね?とかラブリーウインクで好印象ループ行けるじゃんとかいやオトメゴコロも……とか色々開発されてさぁ……やっぱカードをシャカシャカしてループ決めるのってカードゲーマーにとって最高の瞬間じゃん?それでいて学マスってメモリーでカード4枚持ち込めるから「あのコンボやりたいのにカードがピック出来ない!」ってストレスも少ないからそれも気持ちよくて……実はまだ花吹雪ループを完璧に組めた事がないんだけどアレも次ターン2ドローを連発して最終手札5枚になるからやってて楽しいんだよなー!大体2ドロー嫌いなゲーマーって地球上に存在するんですか?ただ現時点ではN.I.A編のMASTERがどうなるかが未知数で圧縮一強時代が終わる可能性だってあって

 

次いいですか?

あ、はい。

ん?

学マスプレイしようと思ったら美鈴がいなかったんですけど、最初に出てくるセンターの3人がだったんです。

↑まさにこの三人のこと

なるほど?

この3色ってキャラクターがイメージしやすいですよね。私的には黄色が「元気で可愛い!」だったので、ことねからプロデュースを始めました。

 

我々はこの視点に結構びっくりしてますね。

アイマスのセンター(※ブランドを代表する3人)のイメージカラーが赤青黄なのってずっと伝統なんですよ。「信号機」なんて呼ばれたりします。

あ、そうだったんですか?

箱マスからですね。

だからセンターの色分けが新規の人のフックになっているなんて思いもしなかったというか。

あと、学マスの信号機組は今までのアイマスでは変化球だから、そういう意味でも新鮮な意見です。


花海 咲季(ヴァイスシュヴァルツオリジナルイラストのすがた)

「赤」の咲季なんですが、あんなに勝ち気で好戦的なタイプの「赤」は今までいなかったんですよ。凄く赤の色が濃い。

「真紅」って感じの「赤」ですよね。アイマスの「赤」ってブランドを代表する「主人公」みたいな立ち位置なんですけど、元はラスボス枠だったという話もあったし。そして「青」の手毬……

 

その点も含めて次はこちらですね

 

大人気の作家さんを呼び込んで書いてるだけあって会話が軽妙で面白いんですよ。

そして手毬が顕著なんですが……

 

しっかりカス、っていう……

真っ直ぐに言いましたね

 

今までのアイマスは言ってもプロの現場の話なんで未熟な所があるにも限度はあったんですが、学マスは学園が舞台というのもあって皆洒落にならない位駄目な所があって。でもちゃんと愛嬌もあるバランスにしている。そこがめっちゃ面白いです。

口下手で怖がられるとか、事情があって他人に強く当たるみたいなのはありましたし、手毬もそうではあるんですが、手毬はそのフィルター外した所で駄目だろっていう。

事情があるにしても普通に「殺す」とか言っちゃう。

 

N.I.A編で「足を引っ張ったら、殺すから。」という手毬の名台詞に伏線回収があって界隈が盛り上がったんですけど、「殺す」に伏線あっちゃ駄目だろアイドルもので。

 

それでいうとRe;IRIS(センター3人のシナリオ中でのユニット名)微妙に仲良くないのも好きです。

信号機があんなに衝突し続けてるの初めて見ました。

全員仲良しこよしじゃないのもいいですよね。

Re;IRISについてやいのやいの言っておりますが、まだ初星コミュの4章16話以降が開放されてない時間軸の座談会の為ご了承ください。

それで言うと印象深いのが君とセミブルーのイベントの時のコミュで。麻央が清夏に向かって説教した時のピリつきにゾッとしましたね。アイマスでこの空気いいのかよって。

アイドルだからって過保護にしてないんですよ。それでキャラクターが多層的になっている。

 

 

 

次は俺なんですが……

……


篠澤 広(ヴァイスシュヴァルツオリジナルイラストのすがた)

篠澤 広というアイドルは14歳で海外の大学を卒業している超天才で、一方で体力が異常に少ない。学園の中歩いてるだけでぶっ倒れる位貧弱で、アイドルとして歌ったり踊ったりどころじゃない。

じゃあなんでアイドルを目指したかっていうと「いちばんわたしに向いてなさそうだから」っていうんですよ。天才過ぎて辛く苦しい事とかうまくいかない事が好きだから。

はい。

で、その設定を見た人の一部はマジレスする訳ですよ。「絶対もっと向いてない仕事あるだろ、引越し業者とか」みたいに。

……ね。そうではあるんですけど。

ああ、あなた達はまだ「そこ」なんですね、と。

あ、恐山さんはもう……

実は私も、ちょうど昨日……

なんだ、ここにいる全員「こちら側」でしたか……

 

……へへ……いいですよね……

だからこそ、ですね

あの、「何故いいのか」を言ってもらえますか。座談会なので。

スッ

 

なんでさ。

今そう思ってる人は羨ましい……そのままの気持ちでプロデュースを進めてね。

 

篠澤さんの話をすると、何故か私の周りは篠澤 広のプロデューサーが多すぎる。なんなんだ。

オモコロの中だと凄い割合ですよね。

本当に広Pしかいない。

あと、私もともと長谷川白紙さんフロクロさんとたまに会ってたりしたんですが……

 

なんで皆、私に隠れて篠澤 広の曲作ってるんだよ!そんな事ある!?
※長谷川白紙さんは「光景」、フロクロさんは「メクルメ」で篠澤 広のソロ曲を担当。

……っていう被害妄想。

 

では私からの最後の好きな所なんですが……

ライブ中に写真撮影出来るじゃないですか。

 

スマホでスクショを撮る、んじゃなくてゲーム内で写真を撮れるんですよね。

何回か同じ曲のライブ見てると、ファンサのタイミングとか、ここでベストショットが来るから、っていうのがわかるのでそこで構えて……撮れた!っていうのが楽しい。

いいですよね……

それをコレクション出来るのもいいですよね。それを名刺に使ったり出来るのも嬉しい。


今まで撮ったライブのベストショットを提供してもらいました

 

実はこれ、「昔ながらのアイマス」の原点回帰なんですよね。

へぇ~。そうなんですか?

最初のアイマスはゲーセンのゲームだったんですけど、その時もライブで写真が撮れたんです。

ありましたね。

で、その撮った写真がデータ保存用のカードに白黒で印刷されてたんですよ

それめっちゃいいですね!

プレイヤー名とユニット名が載ってるリライタブルカードっていうカードに……あ!名刺機能だわこれ!

いつしかメインじゃなくなった機能だったんですけど、それがレベルアップして帰ってきたんですね。まさかここで戻って来るとは、という感動が。

「アイドル撮影」って機能もあって、レッスン場とかで画角等を調整しながら撮れるのも楽しいんです

オモコロチャンネルのカメラ担当らしい楽しみ方だ。

で、撮影する時アイドルに衣装の他にアクセサリーを選べるじゃないですか。そのアクセサリーの中に眼鏡があるんですけど……

 


アイドル撮影のベストショットも貰いました

本当にありがとうございます。

 

次俺行きますね。

今回のプロデューサーって、プロデュース相手によって結構言動が違いますよね。俺達(プレイヤー)の単なる分身を超えて「○○プロデューサー」としてキャラが立っている。

はいはい。

あの、また篠澤 広の話をして申し訳ないんですけど、彼女のプロデューサーも担当アイドルに向かって滅茶苦茶辛辣な評価してる癖に、プロデュースを引き受けるきっかけが明かされた時もう……ね……

(さっきからずっとぼかして喋ってるな)

それから莉波P……そういえば、学マスのプロデューサー(主人公)って元は同一人物らしいですね。

莉波のプロデュース中だけ「過去」がありますからね。他のアイドルプロデュースしてる時もそうなの?メインシナリオの時は?とは思います

(ゲームのプロデューサーである小美野氏のインタビューによると、担当アイドルを決めた時点で並行世界になるイメージなので莉波との過去は「ある」設定だそうです)

 

で……ゲームシステムの話をしたいんですが……

うわ。

また始まった。

 

「育成で強いカードを使えるようになる基準がプロデューサーのレベル」ってのが良くて!アイドルを凸したりすると強いカードが解禁されるんじゃなくて、プロデューサー自身がレベルアップする事で初めて強い戦略が出来るようになるんですよ!今までのアイマスも新人からスタートではあったんですけど、今回はプロデューサー自身も学生の身分、学園のプロデュース科1年のペーペーからスタートという事もありプロデューサー自身も未熟な所が出たりミスしたりするシーンがあって、より「アイドルの為にプロデューサーも成長する」感があるのがいいなって!もともと「アイドルマスター」ってプロデューサー側の称号だから、ある意味では原点回帰とも言える感じで良くないですか!?ちなみにレベルで解禁されるカードリストってゲーム内で確認出来るんですけど、「うお!?レベル上げるとこんなぶっ壊れカード使えるようになるの!?」っていう人参が吊るされてて、よーしレベル上げる為にアチーブメント(実績)埋めとか課題達成を頑張るぞー!ってモチベーションになってて!あ、これプロデューサーが成長する為に勉強頑張ってるみたいだ!ってプロデューサーとプレイヤーが重なり合う部分があるのもいいなって!

 

……

 

ちゃんと聞いたらいい話だった。

聞き入っちゃってました。

思ったよりウケがよかったな。

 

最後に恐山さんお願いします。

 

では……私が学マスにおいていちばん重要な点を皆さんに教えます。

そんな核心に触れるような事を……?

 

有村 麻央さんが親愛度10で             

大爆笑。

※流石にネタバレが過ぎるので伏せましたが、ベテラン学マスPの皆様は何の話かお察し下さい。

エラいことですよ!!!

 


有村 麻央(ヴァイスシュヴァルツオリジナルイラストのすがた)

有村さんという、王子様系のアイドルがいるんですね。ストーリーが進むと、とある演出があるのですが……私は衝撃を受けました。

 

「ふへへ」って言いました

確かにアレ、実質的に専用演出みたいになってて。「ズルいぞ!」って声が出ました。

 

……こうして我々の座談会はまだまだ続きましたが、一旦ここで区切らせていただきます。

 

縦画面で一対一だから没入感がありますよね。「近い」というか……

ライブのカメラ演出も現実的で凄いです

リーリヤのモデルは顔の彫りの深さを描写してるのも凄いですよね

それでいうと腹筋の描写にもこだわりを感じて……

ことねのおさげ、破綻せずにめっちゃ揺れますよね

 

じゃないとずっと続いちゃうので。

まぁ、こんなに学マス好きの面々がヴァイス×学マスのPRをいただけたものでしたから……

いざカードを見せて貰った際、異常な躍動感の写真ばかりになって記事を作るのが大変になってしまいましたとさ。