おっすオラけん。みんな三つ葉食ってっか?
僕はめちゃくちゃ食ってます。好きで…三つ葉の風味が。三つ葉の風味はまぁセリ科の共通する風味のようなものですが、スーパーでも手軽に手に入るので、よく利用しています。
(日頃の三つ葉を食っている様子)
しかし、三つ葉を調理、食べる時にいつもうっすらとした負い目がありました。
こういうことです。
どうですか?みんなちょっと思い当たりません?三つ葉って、まぁ他の野菜よりは少ないから一気に使うのもったいない気もしちゃうし、しかしそう言ってるとすぐに萎れてしまう…。そんな、なんというか全力でぶつかれない野菜だと思うんです。なんかちょっと気を使いあってるうちに、関係が終わってしまうみたいな…そんな野菜。
そういった理由で、三つ葉に対してずっとうっすらとした負い目がありました。
今回…その負い目を…
というわけで、今回は三つ葉をめっちゃ食う記事です。よろしくお願いします。
三つ葉への負い目をなくす前段階として、三つ葉を植えます。常にプランターに三つ葉が生い茂っており、いつでも必要な分だけ使えるという状態になれば、かなりの負い目から解放されるはずです。
6月、種をまく。
一週間後くらいに芽が出始める。感動。
さらに一週間後くらい、もうめっちゃ三つ葉だ!!!
こういう…小さい時からすでに成体と変わらない姿をしているのって……いい。
カジキの赤ちゃんとかと同じ。
7月、こうして順調に育ち、三つ葉は食べれる段階に。あんまりにも暑かったので日陰に置いてある。
よし…いつでも三つ葉が大量に食べれる状態になりました。
これより三つ葉をめっちゃ食います。
・チャーハンに入れてみる。
三つ葉を収穫する、めちゃくちゃ気持ちいい。いつももったいない気がして葉数枚しか使わないものをこんなに使っている。すごい背徳感だ。
チャーハンはまぁ普通に作る、熱を通すとすぐ風味が飛ぶので、三つ葉は最後に入れる。レタスチャーハンとか野菜がたくさん入ったチャーハンは世にあるので、それの三つ葉版になるはず。
できました。三つ葉チャーハンです。見た目は爽やかになっていいけど…
実食
後味が爽やかになっていいですね。でもチャーハンと三つ葉サラダを同時に食べてるような気持ちににもなります。おいしかったです。(チャーハンはそもそもうまいから)
・三つ葉ご膳
今回は、和食ベースでいろいろ食べたいと思います。画像は茶碗蒸しの様子。茶碗蒸し、一番上の三つ葉が一番好きで、ずっと三つ葉でいいと思ってたので、今回は頭から尻尾まで三つ葉です。
三つ葉ご膳です。
三つ葉の寿司
三つ葉の天ぷら
三つ葉のサラダ
三つ葉の茶碗蒸し
三つ葉のお吸い物です。
僕が美食屋でフルコースがこれだったらどう思いますか?
逆に”強そう”じゃないですか?
実食
うまい!!!
茶碗蒸し、ずっと三つ葉でうれしい。天ぷら、風味は少し残ってて一番弱い山菜の天ぷらみたいな感じでうまい。サラダは三つ葉そのもの。お吸い物はまぁ知ってますという感じ。
寿司は…改良の余地ありですね。葉っぱの方を使った方がよさそうです。
・稲荷ずし
前回お寿司が改良の余地ありだったので、稲荷ずしに散らしてみる。甘くて油も多い稲荷ずしなら、爽やかになっていいんじゃないかと思って。
実食
なんか実家みたいな気持ちになって照れてしまった。稲荷ずし、実家、と思う。味は稲荷ずしに爽やかな風味がついてきてよかったです。
・ラーメン
肉、脂多めのラーメンに三つ葉を載せると、いいんじゃないかと思ってやってみる。ベースはたまにスーパーで買ってる喜多方ラーメン。
ラーメンを作って、チャーシューを並べ、三つ葉をいっぱい置く。なんか民族料理みたいなラーメンになった。
実食
めちゃくちゃうまい!!
ラーメンって三つ葉だったのかもしれない。
チャーシューの脂と合わさってちょうどよくうまく、風味もよくなっている。
かなりいいですね。これが一番おすすめかもしれません。家ラーメンに気軽に載せるだけだし。
以上です。三つ葉に全力でぶつかっていった2日間でした。全力でぶつかり、気を遣わずに料理して、普段とは違う面もみたりして…なんか幼馴染と本音で向き合えたみたいな…今はそんな心境です。やってよかった。
次に少量野菜(売ってる1パッケージの量が少ないから、なんか気を使っちゃう野菜)に向き合うのは、あなたかもしれない。