この記事では、オモコロライターごとの「1万円あったら何に使う?」をお届けします。

 

 

第一回目は私、かまどです。

お金の使い方は人それぞれですが、特に1万円なんてまとまったお金があると使い道にも迷いますよね。

そんな時に「1万円あったら何が買える?」みたいな記事があったら何かの足しになるかな〜と思い、この連載を始めてみることにしました。

 

本音は『貯金』一択なんですけど、せっかくなのでこの1万円を使って何か買い物してみましょう。

 

 

 

ということで、福岡みやげを1万円分買いました。

先日、たまたま福岡に帰省するタイミングがあったので、これ幸いとばかりに爆買い。

東京まで持って帰るのはすこぶるダルかったんですが、これだけ並ぶとさすがに壮観ですね。

 

しめて9,927円。

店員さんが「惜しい!」と言ってました。万越えできなくてごめんね。

 

物産展みたいになっちゃった

今回、お土産を爆買いしたのには理由がありまして、福岡土産は結構種類があるので毎回どれを買って良いやら迷うんです。

定番のお土産もいいんですが「たまにはコレ買ってみようかな」と思ったりして、結局搭乗時間のギリギリまで売り場を徘徊してしまいます。

 

例えばコレ。『博多よかいも とっとーと。』

福岡の方言を名前に冠するお土産なので、他県の人に買っていくと雑談のタネになって重宝します。

見た目も金ピカで高級に見えるのでお得です。

 

味も「芋ッ!」って感じで満足感があります。

個人的に結構好きなお土産なんですが、やっぱり「これで大丈夫かな?」「他の方が好みかな?」とか余計なことを考えてなかなか買えないんですよね。

 

なので、今回福岡土産を一気に買い込んで、うちの社員の好みを把握しようと思います。

これだけあればうちの会社における福岡土産の正解がわかるはず。

今後みやげ屋で悩む時間が省略できると考えたら、1万円だって安いもんです(経費を使ったので自分の懐が傷まないのも最高)

 

 

おや。さっそくお菓子につられて寄ってきましたね。

この調子で好みの福岡土産を教えてくれ!

 

 

ドンドン群がってきた! いいぞいいぞ!

 

 

みんな会議中のはずなんですけどね。

 

 

博多通りもん

まずは、キングオブ福岡土産『博多通りもん』

認知度も高く、味もめちゃくちゃ美味いので、正直福岡土産ならこれ買っとけば安心です。

 

柔らかいしろ餡が舌の上でとろけるような博多の傑作まんじゅう

公式HPより引用

CMでも『傑作まんじゅう〜♪』って歌ってるんですが、決して言い過ぎじゃない完成度。

有名すぎるのでお土産で買うと「またコレ〜?」と言われるんじゃないかと不安になるんですが、毎回「コレコレ〜!」と言ってもらえるので助かります。

美味しいよね〜。

 

真っ先に先輩社員のまきのがゲットしてました。やっぱり王道が一番いいよね。

最近はコンビニでも類似商品が売られていますが、やっぱり本家はしっとり甘くて最高です。

 

二○加煎餅(にわかせんぺい)

古くから博多の郷土芸能として庶民の間で親しまれている博多仁和加。
その半面を形どった、ユーモアあふれる煎餅が二○加煎餅です。

公式HPより引用

「たまには喧嘩に負けてこい」で有名な『二○加煎餅』ですが、県外の人はこのセリフ知らないかもしれませんね。

「博多にわか」という芸能(博多弁の謎かけみたいなやつ)をかたどったお菓子なんですが、この元ネタは福岡県民でも知らない人は多いです。

 

これは先輩社員のギャラクシーさんが気に入ってました。

個人的にはあまりお土産に採用することは少なかったんですが、「おっ、福岡に行ってきたんだ」感が一発で伝わるから嬉しいんだそうです。

 

銘菓 ひよ子

愛くるしい姿となめらかな黄味餡たっぷりの名菓ひよ子。筑豊飯塚から福岡へ、東京から全国へと知れ渡り、おかげさまで本当に多くの皆様に愛されるお菓子となりました。

公式HPより引用

こちらもご存知の方が多いでしょう。博多銘菓ひよ子です。

東京土産としても有名ですが、元祖はこちら。

 

「ひよ子って目も書いてあるんだっけ?」と言っていたかんち。

美味い美味いと食べてくれましたが、「東京のひよ子と何が違うの?」という質問に僕は答えられませんでした。たしかに何が違うんだろ?

 

なんばん往来

アーモンドプードルをバターたっぷりのしっとりとしたスポンジをサックリとしたパイで包み、南蛮船をかたどって焼き上げました。甘ずっぱいジャムが香ばしさの中に爽やかな風を運びます。

公式HPより引用

個人的に一番の推し土産『なんばん往来』

マジで美味しい。福岡土産ナンバー1。

そのわりにお土産として買って帰る率は低いんですよね。意外とご存知でない方も多いかもしれません。

 

いかんせん「福岡感」が薄いのでお土産映えしないし、結構かさばるので買って帰るのが面倒なんです。

でも、欠点といえばそれだけ。本質とは関係のない部分でお土産ランキング上位の座を明け渡している気がしてなりません。

本当に美味しいのでぜひ一度食べてもらいたいです。

 

会議中にずっとモソモソ食べていた
ダ・ヴィンチ・恐山

 

博多の女(ひと)

でた! 博多の女(ひと)だ!

正直、一番見くびってたお土産です。

失礼な話なんですが、パッケージデザインだけで「おっさん向けのお菓子なんだろうな」と見損なっていまして…。

福岡在住の頃はさほど見向きもしてなかったんですが、後々になってひょんなタイミングで食べてみたら『え!? こんなに美味しかったんだ!?』とビックリした記憶があります。

 

ほどよい甘みの小豆羊かんを、しっとりとやわらかなバームクーヘンで包みました。

卵の素朴なおいしさが伝わるバームクーヘンに羊かんの水分がなじんで、独特のしっとり感。

公式HPより引用

羊かんの『和の甘さ』とバームクーヘンの『洋の甘さ』がいい感じ。

一口サイズなので大量に運搬できる上に、一個一個の満足感もあるので、大人数の職場へのお土産にも適してる気がします。

 

これは甘いもの好きの山口が気に入ってました。

 

めんべい

個人的に福岡土産最強だと思っている『めんべい』

おせんべいの形なのでかさばることなく大量に運搬できる上に、甘い系が多いお土産の中でもコイツは塩っけのある美味しさなので、ありがちなお土産とも一線を画す存在です。

 

福太郎のめんたいと、海鮮の旨味を凝縮した新感覚のおせんべい、めんべい。

公式HPより引用

めんべいの美味しさを今まで説明しきれなかったんですが、なるほど『海鮮の旨味』か。言われてみればたしかにそうだ。

見た目はよくあるお煎餅なのに、明太とマヨネーズの味が効いてて一口食べると「おっ!」となります。

マヨネーズの他にもいろんな種類があるので、色々食べ比べるのも楽しいよ。

 

酒飲みの加藤は結構好きらしい。福岡のお酒と一緒に買ってくのもアリかもね。

 

博多ぽてと

今回初めて買いました。『焼きいもスイーツ 博多ぽてと』

かわいいポテトのキャラクターが「ぽてっと」と転ぶ愛らしいCMは知ってたんですが、なかなか買うタイミングがなかったんですよね。

 

焼き芋の風味がありながら、焼き芋にはない、しっとりしたやわらかさ。スイートポテトともちょっと違う、さつま芋の純朴な味わいを引き出した、ほのぼのスイーツです。

公式HPより引用

冷蔵庫で冷やしてもよし、レンジで温めてもよし。らしいです。

なんか福岡土産って『芋』多いですね。なんでだろ。そんなイメージないのにな。

 

とぼけた顔ですが、後輩のヤスミノは気に入っていた様子。

「ふわふわではなく、ズッシリとしたスイートポテト」って感じらしいです。

僕も食べてみましたが、たしかに焼き芋に匹敵するくらい満足感のあるお菓子でした。牛乳とタッグを組んだら無類の強さを誇りそう。

 

チロリアン

気づいたら実家に置いてあるので、今まで自分で買ったことがなかった『チロリアン』

サクサクッと軽い食感で延々と食べ続けてしまうので要注意のお菓子です。

 

新鮮なミルクとバターをたっぷり使いチロル伝統のレシピでサクッと焼き上げた軽い食感のロールクッキーに千鳥屋オリジナルの口どけなめらかなクリームを入れた高原銘菓チロリアン。

公式HPより引用

いろんな味があるので、それも手が止まらなくなる原因だと思います。

いつだったかレモン味のチロリアンを食べたことがあるんですが、それがめちゃ美味かったんです。あれどこに売ってんのかな〜。

 

いかにもお土産感のある味わいを気に入ってくれたマンスーン。

中身もそうですけど、缶がオシャレだからそういう意味でもいいお土産なのかも。

 

博多ぶらぶら

謎のお菓子『博多ぶらぶら』

「博多ぶらぶら、ぶらさげて〜♪」と歌いながら奇怪な動きを繰り返すCMが有名で福岡県民ならみんな知ってると思います。でも、食べたことある人はどれだけいるんだろう…?

ちなみに、マジで悪夢のようなCMなので絶対検索しないでください。

「一口食べたら忘られぬぅ〜♪」と歌ってるんですが、むしろ一目見たら忘れられないCMです。

 

北海道産の小豆で求肥を包みました。自然で素朴な風味が持ち味、左衛門自慢の博多銘菓です。

公式HPより引用

「北海道産の小豆で求肥を包みました。」←北海道産??? いよいよ謎だな。

CMのせいで勝手に恐ろしいイメージを抱いていましたが、今回初めて食べたら拍子抜けするくらい美味しかったです。なるほど、赤福みたいな味なのね!

 

以前、CM動画だけを見せたことがあるので「これがあの博多ぶらぶらか!」と食いついてくれたモンゴルナイフ。

「しょっぱくて美味しい!」とのことで、無事恐ろしいイメージが塗り替えられたようです。

 

 

福岡土産の正解は…?

ということで、一万円分の福岡土産を振る舞いました(これでも全部じゃなくて、他にも「筑紫もち」とか「鶴乃子」とか有名どころも残ってるんですが)

 

一旦、今回のラインナップで『次も買ってきてほしいお土産』を聞いてみました。

うちの会社における福岡土産の正解はどれだ!?

 

 

 

なんばん往来!

 

なんばん往来!

 

なんばん往来!

 

なんばん往来!

 

なんばん往来!

 

なんばん往来!

 

なんばん往来!

 

なんばん往来!

 

なんばん往来!

 

今回の1位は…

 

なんばん往来!

正直、どのお土産も美味しいんですけど、このなんばん往来は類似品がないというか「食べたことないお土産」なんですよね。

これで僕はみやげ屋で悩む必要がなくなりました。今後はなんばん往来一択だ!

 

 

 

ちなみに、この日の会議は全てお菓子タイムと化してしまったので、量はほどほどにした方がいいかもしれません。

(おわり)

今回紹介した商品

 

 

 

 

 

 

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