ブロス編集部です。編集部メンバーがここ最近読んで面白かった漫画を紹介するコーナーのお時間です。題して「今月の読良漫(よよまん)」です。

それでは早速編集部メンバーの「読良漫(よよまん)」をご紹介しましょう。

 

■Lv1魔王とワンルーム勇者

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【オススメ人:ダ・ヴィンチ・恐山】

かつて世界を救ったがすっかり落ちぶれた勇者マックスのところに、倒されたせいで極限まで弱体化して女児みたいな姿になった魔王が転がり込んでくる……というお話。

最近流行りの「RPG的世界観をヒネって現実的な要素を足したパロディ漫画」の系譜にある作品なのですが、そういうジャンルを超えたなにか得も言われぬ魅力があります。

例えるなら新都社で連載してた頃の『ワンパンマン』を読んだときの感覚に近いです。「こ、この作者……センスだけで全部面白くできる人だ!!」という。

キャラクターがみんな魅力的だし、特に抜きん出ていいのがセリフ。キャラのしゃべる言葉の全てが妙に小気味いいんです。

ドタバタコメディ漫画かと思いきや、背後では予想外に大きなストーリーも動いていて、序盤からしっかりその布石を敷いている構成もめちゃ良い。

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■ストラヴァガンツァ-異彩の姫-

【オススメ人:ギャラクシー】

美貌を仮面に隠した女王・ビビアンが、自国と周辺諸国を巻き込む陰謀に立ち向かうため、巨人族や亜人と共闘し首謀者と戦うという異世界ファンタジー。

まず画力が圧倒的すぎて笑ってしまう。特に女性の描き方がめちゃめちゃうまくて、柔らかさと肉感を感じさせる筆致が素敵! といっても下品さはないので、女性が見ても「良い……」って言うと思う。森薫(『エマ』『乙嫁語り』の作者)的な感じ。

こちらの世界で言う魔物や、亜人、妖精などは出てくるものの、山をも砕く強力な魔法などはなく、戦闘は基本的に物理。一人で何千人も相手にできるトンデモ火力の戦士もいない(巨人族は強力だけど、それでもやっぱりまあまあ死ぬ)ので、緊張感がかなりあるという、この地味さが玄人好みでまた良い。

風景や小道具の描写も見事で、ファンタジーでありながら不思議なリアリティを感じられる作品。全7巻。

 

ドロヘドロ

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【オススメ人:加藤】

トカゲの頭を持つ記憶喪失の男「カイマン」と、食堂を営む相棒「ニカイドウ」が、記憶を探しながら魔法使いたちと戦うダーク・ファンタジー作品…というとかなり重いマンガのようですが、絵柄とは打って変わって中身は超お気楽。グロテスクだけど愛着の湧くキャラクターたちが、わけのわからない世界で日々の日常を暮らす様を見守るような作品です。

かなりの長期連載作品マンガかつ、人を選びそうな絵柄なので、おススメされてもなかなか手が伸びなかったのですが、作品完結とアニメ化ということもあり読み進めたところ、そのまま一気読みしてしまいました。

奇妙でカッコいいキャラデザ、ほのぼのとする相棒との友情、どうでもいいけど癖になる世界設定などなど…。一癖あるマンガが好きな人は一度は勧められた経験があると思うので、もう諦めて読んでみて下さい。

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■また来月

また来月、「読良漫(よよまん)」をご紹介させていただきます。

それではさようなら。