ブロス編集部です。編集部メンバーがここ最近読んで面白かった漫画を紹介するコーナーのお時間、題して「今月の読良漫(よよまん)」です。今回は新旧問わず「3巻以内に完結するおもろ漫画」を聞いてみました。

それでは早速編集部メンバーの「読良漫(よよまん)」をご紹介しましょう。

 

 

恐山の3巻以内のオススメ漫画「ものするひと」

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【オススメ人:ダ・ヴィンチ・恐山】

全3巻。主人公は若手の小説家なんですが、これといってエキセントリックな性格というわけでも、人より観察眼が鋭いとかでもなく、むしろちょっとボケッとしているのがかえって新鮮。

彼が周囲の友人や仕事仲間たちとなんとはなしに生活する日々が淡々と綴られるマンガで、劇的な「なにか」が炸裂するわけではありません。

だけど世界は徐々に動き続けていて、環境も人間関係も絶えず変化している。そのゆるやかで全体的な移り変わりを、茫洋とした主人公の視点を借りて感じられます。

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1話はKADOKAWA公式サイトから見れます

 

 

マンスーンの3巻以内のオススメ漫画「うわようじょつよい」

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【オススメ人:マンスーン】

panpanya/鎖国探偵らと共に「SF研究会」というサークルで漫画を発表していた「派手な看護婦(作者名)」が、『団地魔女』以降4年ぶりに発売した単行本作品。

コミケ3日目、”OTA”という未知の生物が突如現れビッグサイトを乗っ取り、触れるものを全てを灰にしてしまうシールドを張る。しかし唯一そのシールドを突破できるのが本作の主人公たちである女子小学生達(そして女子小学生にまつわるグッズ)で、キモOTAやミリOTAなど様々なOTA達を「なわとび」「ちゃ◯」「プ◯パラの筐体」を改造して作られた兵器を使って倒していくというとんでもない設定の漫画。

とにかく大量のオタク小ネタ(言葉遊び)が詰まっており、オタク文化に触れたことがある人なら思わずニヤニヤしてしまうと思います。

現在連載は止まっているらしいですが、全2巻で第一部は完結しているので笑いあり涙ありそして「メタルギア◯リッド」ありの女子小学生達のバトルが見たい方は是非読んでみてください。

イエス◯リータ ノータッチ。

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1〜3話は今すぐLINE漫画で読めるみたいです

 

 

ヤスミノの3巻以内のオススメ漫画「みわくのあくま」

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【オススメ人:ヤスミノ】

誰をも魅了してしまう悪魔にとりつかれた上段世志子と、その世志子に恋をしてしまった澄川純のコメディ作品。「自分のときめきが悪魔のせいなのか、それとも本当の気持ちなのかを確かめる」という主軸は置きつつも、基本的にはドタバタコメディで楽しい気持ちで読めます。

一応、百合漫画にカテゴライズできるのでしょうが、恋愛というよりは友情を深めていくストーリーですので、門外漢が読んでも分かりやすい普遍的な良さがありますね。絵もシンプルかつテキパキとしたタッチで可愛くて最高。

漫画自体は古風と言ってもいいぐらいの作風で、そこはかとなく高橋留美子を感じさせます。キャラクターも全員馬鹿馬鹿しくて最高で、例えば金髪縦巻ロールで語尾が「かしら」のお嬢様『尾金持子(おかねもちこ)』が出てくる、といえばこの漫画の空気感がなんとなく伝わるかと思います。

しかし、残念なことに1巻で単行本は打ち切られ、未完のまま続刊もでることはありませんでした…。しかし、2019年に未収録分をまとめた同人誌『みわくのあくまFOREVER』が発売!!!!!!!!!!

「みわくのあくま」は出版社との契約が終了してるらしいので、こっちも買え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

1話がご本人のtwitterから読めます

 

 

ギャラクシーの3巻以内のオススメ漫画「旧約聖書-創世記-」

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【オススメ人:ギャラクシー】

聖書の『創世記』部分をコミカライズした、1988年の作品。自分は何の宗教にも属していないのだけど、単純にマンガとしておもしろくて、紙の本の時代から何度も読み返している。劣化しないように最近Kindleでも買った。

アダムとイヴ、カインとアベル、ノアの箱舟、バベルの塔、ロトの救出など、誰もがなんとなく知っている物語を圧倒的な画力(ほんとすごい)で描いている。神はまあまあ理不尽だし、ヒトは愚かすぎる。

また、アダムは930歳まで生きたのか~とか、箱舟の時代にはまだ地上に巨人がいたのか~とか、ちょっとした勉強にもなるので、みなさんも何度も読み返してほしい。

藤原カムイといえば今や『ロトの紋章』のイメージだけど、昔はこういうマニアックなものばかり描いているマンガ家だった。昔の短編集とか、未完だけど『彼方へ』とかもKindle化されてておもしろいので、ぜひ!

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原宿の3巻以内のオススメ漫画「ある設計士の忌録」

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【オススメ人:原宿】

去年10月の「ほん怖」で、上白石萌音さん主演の「あかずの間を造った話」という大変不気味でイイ回がありましたが、その原作となった漫画が入っているのが、このホラー短編集です。

工務店で働く主人公がワケあり物件の施工に関わると、そこに不思議な力を持ったお金にガメツイ設計士の「先生」が関わってきて……という、建築にまつわる一話完結の実録風ホラー漫画で、「寺生まれのTさん」のような市井のオカルトバスター的なお話が好きな人には刺さるはず。

 

エピソード「箱」がソノラマプラスで無料で読めます

 

 

■また来月

また来月も、皆さんの「読良漫(よよまん)」をご紹介させていただきます。

それではさようなら。