「どうも、マンスーンです」

 

「これは本当の話なんですけど、私、最近新居に引っ越しまして」

 

「夜の11時くらいだったでしょうか、引っ越したばかりだから物が散乱していて、さすがに片付けようと思い押入れにいろいろとしまっていたんです」

 

 

 

「そしたら見ちゃったんですよ・・・」

 

 

 

 

 

「押入れの壁に白い女がスーッて現れたのを!!!!!!」

 

 

「その瞬間背筋がゾ〜ッとなってすぐに押入れを閉めました」

 

 

「事故物件って聞かされてないし、今まで霊的なものを見たことなんてなかったから本当に驚いちゃって…。その日は電気を点けたまま寝たんです」

 

 

 

「次の日、このままじゃ二度と押入れを開けることができなくなってしまうしと思い、勇気を出してもう一度押入れの中を見てみることにしました・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局幽霊なんていなくて、前に住んでた子供が描いたと思われる落書きでした。

 

 

 

 

今年の夏はこのTシャツを着たいと思います。

 

 

(おわり)