こんにちは、ワシはガルニデ博士じゃ!
IQ250の天才で、この世に存在する数学の理論のだいたいはワシが考えた天才なのじゃよ。

 

 

そんな天才のワシが、先日ファミマでけしからんものを見つけたのじゃ。それが……。

 

 

 

「冷し鶏天タルタルうどん」じゃ!!!!

 

鶏天にタルタル入れたうどんって君ィ……バカじゃろ。バカの食い物じゃろ。

とはいえ、天才としての知的好奇心が騒ぐのも事実……これは一度食べてから分析していくとしようかの。

 

 

まず、なぜワシがこのうどんを”バカ”だと表現したのかを説明しよう。

 

世の中には「調和」という概念がある。

それが食事で言えば、1つ1つはそれほどでも、それぞれの具材が引き立て合うことで1つの「旨み」が生まれるという事実じゃ。

例えばうな丼には山椒をかけるじゃろ?山椒単品で食うか?食わんじゃろ。でもうなぎにかけて食ったらどうじゃ?最高じゃろ?

 

 

今回の「冷やし鶏天タルタルうどん」はそれが全然あてはまらん(という仮説である)!!!

 

うどん(ウマい)

 +

鶏天(ウマい)

 +

タルタルソース(ウマい)

 

ってことじゃろ??

そんなバカの足し算があるか!!!!数学的に破綻しとるわ!!!!

では早速、この天才であるワシの仮説を証明してみせるゾイ!!!!

 

 

 

 

食うゾイ

 

 

開けたはいいが、これどうやって盛り付けるのが正解なんじゃ??

 

 

 

 

ふむ、まあこんなもんじゃろ。

ではまず、鶏天にタルタルをつけて食べてみよう。この調和のウマさについてはすでに証明されてはいるがの。

 

 

 

ウム!!文句なくウマい!!!!

それでは一気に食ってみるか……仕方ないからグチャグチャにかき混ぜるゾイ。

 

 

 

 

これが完成形じゃ。では、食うぞ!!!

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ウマすぎ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!

バカの味がする〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

 

 

 

どうなってるんじゃこれは!!!!!

「暑くて食欲がないから、あっさりとした冷やしうどんでも流し込みてぇ〜〜」

というヤツに、

「クソ腹が減ったし鶏肉をガッツリタルタルでいきてぇ〜〜」

というヤツが絡み合い、

「暑くて食欲がないしクソ腹が減ったから、オレはあっさりとした冷やしうどんで鶏肉をがっつりタルタルで流し込みてぇ〜〜〜〜」

という理論の矛盾が生じているというのに、なぜか味のうえではその双方を満たしてしまっておるゾイ!!!!!なんじゃこれは!!!!!ワシはどこで計算を間違えたのじゃ……!!!!

ああ、だが箸が止まらん……バカの味がする……味の単純な足し算のバカの味がする〜〜〜〜〜!!!!!ウマい〜〜〜〜〜〜!!!!!!

 

 

 

ワシの頭がバカになってしまう〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!ああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

 

 

 

 

冷やし鶏天タルタルうどんを食べた後の博士の頭脳

 

 

「1」足す「1」は

「4億」