Google翻訳の「リアルタイムカメラ翻訳」をご存じだろうか?
スマホのアプリに搭載されているこの機能は、カメラを使ってリアルタイムで翻訳を行う。
こんな感じで、文字にカメラの照準を合わせるだけで、他の言語に置き換えてくれるのだ。スゴくない?
画期的な機能ではあるものの、11月21日現在、日本語は非対応。対応が待ち遠しい。そんなことを考えながら、ふとアプリを起動し、あるものにカメラの照準を合わせたとき、奇妙なことが起こった。
こちらは、マンガ『武田みけん星』の表紙。眉間(みけん)に星型のアザがある主人公・武田晴信が描かれているのだが、目が文字として認識されているのがわかるだろうか?
中国語→英語に翻訳するモードで撮ったらこうなったのだが、中国語っぽい要素があったのか、それとも偶然か?
ねこの写真でもためしてみた。
やはり、ところどころ中国語として認識されているようだ。もしかすると、世の中には中国語みたいな形の絵や風景があふれているのかもしれない。
というわけで、今回の企画はコチラ!
Google翻訳の「リアルタイムカメラ翻訳」だけで、エロワードを見つけよう!
企画の概要
以上だ。それでは早速いってみよ!
公園へ
家を出て、まず近所の公園で探すことにした。
木の枝や落ち葉、遊具など、公園では「リアルタイムカメラ翻訳」がよく反応した。
白い文字で「Hong Swiss drug」と出てきたが、これを日本語に再翻訳すると……、
香港のスイス。結局どっちの薬なのか。
「wet」を発見。これはなんとなくエロワードっぽくないか?
エロくないこともないが、これを「エロワード」と認めてしまうと「エロとは一体なんなのか」という哲学の問題になってくる。あからさまなエロワード以外は認めないルールにしよう。
なぜこうなるのか。公園ではこのほか、以下のワードが採取できた。括弧内は、日本語に再翻訳した結果。
●White cool a theory(ホワイトクール理論)
●Bee was Vin 12(ビーはビン12)
●out of lay people(庶民のうちから)
●this and heart(これと心)
エロワードとは程遠いものの、これだけ出てくれば見つかるのは時間の問題かもしれない。
ちなみに、空などコントラストの低いものは何も反応しないようだ。
商店街へ
公園は自然が多い。次は「人工物」があるところへ……ということで商店街へ向かう。
白い文字で「bored foretell」とある。再翻訳すると「退屈な予告」だった。
こちらの写真をよく見ていただきたい。
「警察……助けて……」
背筋がゾッとしたので早歩きで商店街を去った。
東京武道館へ
「日本武道館」とよく間違えられることで有名な「東京武道館」にやってきた。
いくつものひし形が並ぶ特徴的な外観だ。これもためしてみよう。
以下のワードが採取できた。
●tha Mamba Poly(そのマンバポリ)
●centimeters(センチメートル)
●shortage condensate(不足凝縮液)
●clever wear potato coconut(賢い摩耗ポテトココナッツ)
いまのところエロワードが見つかる気配はない。この企画、終わるのか? だんだん不安になってきた……。