初めまして。みくのしんです。
突然ですが、みなさんは芋掘りは好きでしょうか?
ぼくは好きです。
なにが魅力って、お芋を見つけた時の感動!
宝物を見つけたかのような、あの胸の高鳴り!
……たまりません。いや、たまらねぇ!
……でも、もっと感動したいですよね…
…そこでぼくは、あるお話を思い出しました。
~竹取物語~
ある日翁は、竹林で光輝く1本の竹を見つけます。
その竹の中にはかわいい女の子が入っていて、子供のいなかった翁と婆さんはその子をかぐや姫と名付け育てることになるのです。
日本最古の物語らしく1000年以上、日本人に読まれ続けている超ド級のロングセラーです。
ご覧ください。ぼくのナイスなイラストでもわかる通り、翁はめちゃくちゃ感動していますよね?
ぼくは、光る竹との出会いは翁に相当な感動をもたらしたと予想するわけですよ。
なんせ竹が光ってるわけですから。
ほら、手もワナワナ震えてるし
……と、いうことは
光る芋を掘り当てることができたら、ぼくも芋堀りで大感動できるのでは……?
いや、出来る!!
……つう訳で!!
サツマイモ! 光らせます!
まずはサツマイモを買おう!
しかし、撮影日の今日は2月も下旬! サツマイモなんて季節でもなんでもありません!
なので芋掘りをさせてくれる農家は存在してないのが現状。
急に曇り出した天気やら、なんでこんな事をやろうと言ったのやら、色々と後悔しながらも、まずはサツマイモを買いに行きます。
やっぱりな……
細い…旬を逃したサツマイモのおそまつな事…
そんなサツマイモを見たストレスで、耳の上部が禿げました。
…それからお店を転々とすると焼き芋の状態で売っているサツマイモはまぁまぁな大きさなのでそちらも買い、サツマイモの準備は完了。
電球を買おう!
ぼくは翁のような運は無いので、芋を光らせるには電球などの光源を使う必要があります。
…しかしぼくは電球に詳しくないので、ホームセンターでサツマイモを光らせたい旨を伝えたところ、「やったことないし無理。若いんならパソコンで調べろ無理」と突き放されたので言う通りに調べました。
ホットなワードと組み合わせて検索しましたが、結果はホットなワードとしてしか扱ってもらえず、光源を手に入れるまでには死ぬほど時間がかかりましたが、手に入れました。
こいつと
こいつです。
白いライトはサツマイモを内側から光らせるためのライト。
黒いライトはサツマイモを下から照らすライトです。こいつがキモなのですが、CrazyFireという爆光しそうなイカレた名前だったので心から信用しようと思います。
あとはサツマイモをくり抜いたり、穴を掘ったり、下準備するだけ…!!
もろもろの準備をしちゃおう!
とりあえず僕の作戦はこうです!!
この絵で100%わかるとは思いますが一応説明しときます。
まず、土を掘ってとにかく明るい懐中電灯CrazyFireを埋めます。
そしてその上に光るサツマイモを仕込んで掘っていくと絵のように光が漏れて、大感動できる! という寸法です。
…という事で、まずは光るサツマイモを作っていきます。
紙とか粘土で偽物のサツマイモを作るのは簡単ですが、それは違う気がしたので
本物のサツマイモに先程紹介した白いライトを埋め込みたいと思います。
買ってきた焼き芋を時にほじくり、時に食べながらサツマイモを加工していきます。うめっ。
…この作業、見た目によらずメチャンコ大変なのです。すぐに皮がめくれたり破けたりでイライラしたのを覚えてます。
次に畑なんて無いので、大家さんに許可を得てぼくの住んでるアパートの横のスペースを掘ることにしました。
ここです。
ここなら何にもないから大丈夫! と、大家さんに言われましたが、雑草なんかより砂利というか石が土より多くてゾッとしました。
ん?
なぜか作業中にレンコンのオーパーツを手に入れました。大切にします。
腰を痛めながら掘ること数十分…
芋掘りセット完成!!
これで役者は揃った…!!
…頼む!! うまくいってくれっ!!!!!!!!!