はじめに
うーん…。
どうも、とても悩んでいるマンスーンです。
最近よく『クラウド』って言葉を聞くじゃないですか?
あ、FF7の主人公じゃない方のクラウドです。
データをパソコンに保存するのではなく、インターネット上に保存しておく使い方のことなんですが、あれって何か物足りないんですよね。
●よくわかるクラウドの仕組み
こんな感じで「クラウドにアップロードしておけば外出先でもカンタンにダウンロードできる」というとっても便利なシステムなんですが、
共有できるのって画像や映像などの「視覚・聴覚データ」だけですよね。
でも僕は嗅覚データも共有できた方が便利なんじゃないかって思うんです。
例えば女の子が髪のニオイをクラウド上にアップしてそれを離れた場所にいる人が嗅げたら最高じゃないですか。1万円までなら出せます。
ていうかそもそも何で女の人っていいニオイするんですか?誰か教えてください。
つまり僕が言いたいことは「ニオイを共有することが出来ればもっと世界がおもしろくなるんじゃないか」って事です。
というわけで僕の考えるクラウドの未来を実現する第一歩として、おならのニオイをクラウドで共有する仕組みを作ろうと思います。
こんな感じの。
制作開始
まずはおならを検知する部分を作っていこうと思います。
中央に写っているのが今回使うTGS2450というニオイセンサーです。
おならのニオイ成分に含まれる硫黄化合物を検知してくれます。
肉ばっかり食べてると卵が腐ったみたいな香りのおならが出ますよね。それです。
そのセンサーをArduinoというマイコンと繋げてニオイを数値化します。
こんな感じで3秒ごとにニオイの強さ表す数値がパソコンに表示されます。
気温や湿度によっても多少変わってくるのですが、何もしてない時は1600前後でした。
試しにおならをしたら2500を超えました。
もしセンサーをうんこに近づけたら爆発するかもしれません。
おならは検知できたので次はおならを出す部分を作りましょう。
今回は超音波アロマディフューザーを使います。
水とアロマオイルを入れるとミストを噴射してくれる、よく独身OLの家にあるやつです。
ディフューザーを改造してスイッチ部分だけを別にしてサーボモーターで制御できるようにします。
あとはArduinoにセンサーの数値でサーボモーターを動かすようにスケッチを書いt・・・
えー、そろそろ「何を言っているのか意味がわからない」という声が聞こえてきそうなので後の製作過程は全部高速GIFにしておきました。
ついに完成
クラウドおならマシンβ(ver1.21)の完成!!
※クラウドと言いつつβバージョンなので有線なのですが、これから実験を繰り返していつかはインターネット経由で動かせるようにしたいと思っています。決して面倒くさかったからではありません。
これがおなら送信機です。
部屋に転がってたそれっぽいケースに入れました。
センサー部分はハンディータイプにしておならのニオイをこぼさないように工夫。
こうやって使います。
こっちはおなら受信機。ディフューザーと電源スイッチを制御するサーボモーターががついています。
ちなみに、ニオイの数値が2000を超えると作動します。
そしてこのディフューザーの中には……
特製のおならエキスを入れます。
中身は生ゴミや◯◯◯、◯◯◯◯◯に◯◯◯の汁を抽出して混ぜたものです。
正直おならのニオイというかほぼうんこのニオイです。
これを数滴垂らして……
めんどくさいので全部入れました。
実験してみよう
今回は有線なので、隣同士の部屋を使用して実験をしてみたいと思います。
左の部屋で僕がおならをすると隣の会議室にもおならのニオイが漂うようにセッティングしました。
ちなみに被験者には「ニオイによって会議における集中力は変わるのかっていう簡単なアロマセラピーの実験ですよ」と言っておきました。
何も知らない被験者の2人。
ディフューザーから爽やかな香りが漂うとでも思っているのでしょうか。
完全に油断した顔をしていますね。
だがそんな平和な時間はもうおしまいだ!!!!!
今から俺がクラウドの未来を見せてやる!!!!
いくぞっ!!!!!!!!!
これがフューチャーッ屁(ペ)だああああ!!!!!
ブボッ・・・。
ニオイの数値、既定値を超えました!!!!
まもなくおなら送信機が作動!!
受信機へと電気を送ります!!!
ポチッ。
受信機がサーボモーターを作動させました!!
ディフューザーの電源が入ります!!!
ムワ〜〜〜〜〜〜ン
うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!
オエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!
※この後めちゃくちゃ怒られました。
実験は成功。
ニオイを共有する未来は近いのかも知れませんね。
うーん…。
このように嗅覚データをクラウド(っぽく)共有させることは成功したんですが、まだ何か足らないような…。
そうだ!
味覚データも共有できた方が便利じゃないですか?
例えば女の子が汗の味をクラウド上にアップしてそれを離れた場所にいる人が味わえたら最高じゃないですか。1万円までなら出せます。
ていうかそもそも何で女の人っていいニオイするんですか?誰か教えてください!
(おわり)
クラウドといえば
さて、クラウドサービスの代表格といえば、「Dropbox」です。
全世界で4億人の利用者がいて、1日に12億ものファイルが共有されているというお化けのようなサービスです。
ニオイのデータはまだまだ共有できませんが、思い出の写真や自分が描いたイラストなどをDropboxに保存しておけば、たとえ自宅のPCが粉々に壊れてもデータはクラウド上にあるのでいつまでも残しておくことができます。ビジネスや個人でも利用している人は日々増えていますので、これを機に利用してみてはいかがでしょうか?
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