どうもこんにちは、アルミの錬金術師です。
タッチパネルの感度ビンビンです。
突然ですが、みなさんは錬金術をご存知ですか?
錬金術とは鉛などの卑金属から黄金を生み出し、果ては永遠の命を得ることを目的とした試み・学問のことであり、現在ではその存在は否定されたが研究の過程で得られた知識は現代科学の大きな礎となった・・・
みたいなことがネットには書いてあったんですがそれはまあ一旦、
置いとい
て、
勘を頼りにデミグラスソースを作ってみようと思います!!
チュートリアル編「マヨネーズ」
うん、さっきから「なんで?」って言う声でもう耳が痛いんですけど。みんなお願い、しばらくこのままでいかせて!頼む!最後にはきっといい感じに話を繋げてみせるから!ね?
というわけでまずは練習として簡単そうなマヨネーズ作りから始めてみようとおもいます。いきなり複雑なデミグラスソースに挑戦するととんでもない失敗をやらかすことが目に見えていますからね・・・
しかしマヨネーズを作ると言っても手掛かりが全く・・・
あっ!!
食用植物油脂、卵黄、醸造酢、食塩、調味料、香辛料、香辛料抽出物
使われている材料がツルスケじゃねーの!!
なるほど、これでなにが使われているかは分かりました。
「でもそれだけじゃお手上げだよ~」って思ってません?
甘いですよ、奥さん。
この表示にはもう一つ重要な情報が隠されているんですよ。
この欄には「使われている重量の多い順」に材料の名前が載っているのです!!
つまりこのキューピーマヨネーズには植物油脂が一番多く含まれているというわけ。
さらにこの、キューピーハーフの裏をみると・・・
「マイクロエマルション製法」により、植物油を半分以下に減らしても、粒子を細かく均一にすることで、滑らかな口溶けを実現しています。
と書いてあります・・・
つまり、キューピーハーフの油の量は文字通り半分だということ、だとすると植物油脂の使用量は減っているハズですが・・・
キューピーハーフの原材料表記をみても、
食用植物油脂、卵、醸造酢、食塩、砂糖類、増粘多糖類、調味料、香辛料、たん白加水分解物、香辛料抽出物
植物油脂が一番多く含まれています!!
このことからなにが読み取れるかわかりますか?
そう!
マヨネーズに含まれる植物油脂は卵黄に対して2:1、もしくはそれ以上の割合で配合されていることがわかるって寸法よ!!
さらに他社のマヨネーズの表示を見ると
食用植物油脂、卵、糖類、醸造酢、食塩、調味料、レモン果汁、香辛料
食用植物油脂、卵黄、醸造酢、食塩、砂糖、調味料、香辛料
このように卵黄以下の材料の順番がバラバラ、かつメンバーの入れ替わりが激しいことがわかります。
ってことはマヨネーズのほとんどは「植物油と卵黄」によって成り立っていて、ほかのやつらはいてもいなくてもまあ関係ない、ドッヂボールの取り取りジャンケンで最後に残らないよう震えて順番待ちしてるような連中なんじゃないの?と予想がつくでしょう。
そして残りの材料はどのマヨネーズにも含まれている・醸造酢・塩・調味料・香辛料の4つの中から考えることになりますが、調味料とか香辛料とかそういう抽象的にしか書いてないやつはもう入ってないと考えましょう、そうしましょう。
となると残るのは酢と塩ですが常に酢>塩であることや、香取慎吾が高血圧で死んでいないことなどを考慮すると・・・
最終的にマヨネーズの材料構成はこうなります!!
植物油脂:卵黄:酢:塩=65:25:7:3
油65%って半端ねーな。
で賞味期限が短いことから製造過程で加熱されていないことがうかがえるので・・・
マヨネーズの作り方は・・・
材料を・・・
ひたすら…
混ぜる!!混ぜる!!混ぜる!!
ー5分後ー
すげえ、それっぽいの出来ちゃった・・・
でもホントにマヨネーズなの・・・?
ああっ!!マヨネーズ!!
この口の中に広がる第6の味覚、紛れもなくマヨネーズだ・・・香取慎吾すげぇ・・・
というわけで
この方法を使えば勘であらゆるものを作り出すことが可能なはず。これこそが現代の錬金術というわけです。いいですか、錬金術師のくだりはここに繋がってきてるんですよ。