最終章.完全正答編

『キングダム』の登場人物を、95名当てました。
当てたんですが、まだ手を掛けられていない領域があります。

というのも、今までの当て方の関係上、カナが短い人名に正解が集中しているんです。

209名の文字数(カナ)分布を見ると、カナ6文字・7文字のキャラもそこそこ存在しています。
このまま、ヨミガナが長めのキャラに触れないまま終わって良いのか!?

しかし、ヨミガナが長いということはおそらく、今までのような「漢字2文字」ではなく、「漢字3文字以上」の組み合わせである可能性が高まるということです。
仮に漢字100個のみに絞った組み合わせで考えても、今までだったら100×100=10,000通りで済んでいたのが、100×100×100=1,000,000通りになります。
1文字増えるだけで爆発的な増加。今までの攻め方ではまあ、まず不可能でしょう。
そこでラスト5名は、ヒントを3つ追加して挑みたいと思います。
ヒント①:人名一覧の「歯抜けバージョン」を見れる

Excelをいじくって、『キングダム』人名リストのうち既に正解した人名のみが見れる状態にしました。
上の図でいうと、緑色になっている箇所がまだ正解していない人名です。
リストは五十音順になっているので、たとえば「カフ」と「カロ」の間は「カヘ〇〇~カレ○○」だから……といった推理ができるようになりました。
ヒント②:「母音の数」を見れる

急にマトリックスみたいな画像ですみません。
同じくExcelをいじくって、人名に使われている母音の数を見れるようにしました。
たとえば「ガクキ」は「GAKUKI」なので、「ア」「イ」「ウ」にそれぞれ「1」が点いています。
(ついでに「拗音[ゃゅょ]」、「ん」などの数もわかるようにしてあります)
これで、まだ正解していない人名もどういう母音構成なのかがわかるため、推理の手がかりが大幅に増えました。
後で詳しく説明しますが、『キングダム』人名当て界隈は、母音がものすごく重要な世界なんです。
ですから、この情報はめちゃめちゃ貴重。
そして、ヒント③の話をする前に、ラスト5名の正解基準を少し変えます。

やっぱり、漢字で当てたい。
私がここまでやってきた上での勝手なイメージですが、『キングダム』ってやはり本来は漢字の世界だと思うんです。
ヨミガナ軸の推理でずっとやってきましたが、何かずっとポッカリ穴が空いているような気がしてて。
なぜかというと結局、漢字が出てこないからなんだと思います。
ということで最後の5名に限り、〈①カナ6-7文字の人を、②漢字まで当てたら、正解〉、というルールにしたいと思います。
(ただし今まで通り、カナが合っているかどうかは途中で正誤判定してOKということにします)
以上踏まえて、ヒント③です。
ヒント③:今まで正解した人名の「漢字表記」を見れる
今まで私は、正解した人名の漢字表記を一切見れていませんでした。
ここで、95名分の漢字表記を開示します。
ラスト5名の漢字を当てるためには、さすがに必須の情報です。

あちゃちゃ。これはヤバいですね。
想像とあまりにも違いすぎるし、本当に知らない漢字も平気で出てきた。
「ない漢字」すぎてフォントも崩れてるし。
あと、カイネって漢字ないの!?何?
早速、混乱と後悔がうずまいています。

以上3つのヒントを駆使し、カナ6文字・7文字の人に狙いを絞って、残る5名を当てていきましょう。
まずは、今回新たに判明した、使われている漢字の傾向を見てみます。

いや、何もわからん。
ヨミガナだったら少しは傾向みたいなものがあったのに、漢字になった途端バリエーションが無数になっています。

それもそのはず。同音異字が非常に多いんです。
ヨミガナを当てるだけなら「チョウ」で良かったのが、漢字を当てるとなると「丁」「趙」「張」「長」「兆」「蝶」「朝」「徴」……のどれなのかまで当てなければなりません。
どういう漢字が多いかという傾向が今のところ特に見えないので、漢字ローラーの可能性が現実味を帯びてきています。嫌だ。

一旦漢字のことは忘れて、歯抜け+母音数のヒントを使ってカナを特定していきましょう。

「トウ」のゾーンに7文字キャラが1人いました。
母音構成は、「イウウウオオ+拗音[ャュョのどれか]」となっています。
彼のヨミガナを当てていきましょう。
※ここからいよいよ変になっていきます※

前後を「トウ/ドウ」に挟まれているので、彼の苗字にあたる箇所は「トウ」もしくは「ドウ」で確定です。
残る「イ/ウ/ウ/オ/拗」の各母音が、どういう並び順になるかを考えます。
なぜ母音の並び順から考えるのか?
それは、母音の規則性こそが『キングダム』人名当てゲームの真骨頂だと、96人目にしてようやく気づいたからです。
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以下、『キングダム』の人名における母音の規則性について、長くてややこしい解説を一旦挟みます。
読まなくても大丈夫ですし、勢いで流し読みしていただいて大丈夫です。
なぜ読まなくても良い解説をわざわざ挟むのか?
95人目に到達するまでに散々「ビア、ビアイ、ビアク、ビアン……」みたいなことを唱え続けていた私は、もはや言語を介さずとも「感覚」でこれらを理解してしまっています。いちいち細かく考えず「感覚」でゲームを進めています。
ですが、出来るだけ皆さんにもこの「感覚」をシェアしたい気持ちがあるからです。
要は、「三倍満」「新幹線」だったら『キングダム』の人名になりやすく、「サンバルカン」「シンカリオン」だったらなりづらい、という話です。
何度も申し上げている通り、『キングダム』の人名は(ほぼ)漢字なので、音読み同士の組み合わせです。
そのため、音読みの傾向・性質を把握することが、ゲーム攻略のコツとなります。
音読みはカナに書き下すと、拗音[ャュョ]を除けば1文字or2文字です。
そのうちカナ1文字については、傾向もなにもない、ただただ五十音の羅列です。
これはまあ、良いですよね。
では、カナ2文字についてはどうでしょうか?
何か法則が見えますか?
…………。
そうなんです。
明らかに、2文字目に出てくるカナに偏りがあるんです。
「イ」「ウ」「キ」「ク」「ツ」「ン」しか、出てこないんですよ。
音読みの種類って無限にありそうなのに、実はごく限られた組み合わせしかないんですね。
私こんなこと初めて知ったんですが、世間では常識なのでしょうか?
さらに掘っていくと、1文字目の母音が何かによって、2文字目の規則が決まっていることがわかります。
例えば1文字目が「母音ア」だったら、2文字目はほぼ「イ」「ク」「ン」のどれかです。
アイ、アク、アン、カイ、カク、カン、サイ……というように。
同じく1文字目が「母音ウ」だったら、2文字目は「イ」「ウ」「ツ」「ン」のどれかです。
ウツ、ウン、クウ、クツ、クン、スイ……というように。
たまに例外もありますが、ほぼ上の表のとおり規則的に音読みが登場するようになっています。
さらに言うと、これは今まで95名やってきた体感値も含まれますが、2文字目の中でもより出現頻度が高いカナがあります。
まず、「ン」は等しくどの母音でも出る傾向があります。
カン、キン、クン、ケン、コン……のように。
例の「〇ン」ローラーもあながち悪い作戦ではなかったということですね。
そしてより強い傾向として、1文字目が「母音アorエ」だと2文字目は「イ」に、「母音ウorオ」だと「ウ」になりがちです。
アイ、カイ、サイ、エイ、ケイ、セイ、クウ、フウ、リュウ、コウ、トウ、チョウ……。
ね?
わかっていただけますか?
各音の2文字目は母音だけ(イ/ウ)になる可能性が高いんです。
これめちゃめちゃ重要です(←今や「AIみたい」と言われてしまう表現)。
つまり、(『キングダム』の人名は)カナの並び順に一定の規則性があるってことなんですよ。
規則性があると何が嬉しいかというと、ヨミガナの並び順にアテをつけることができるんです。
たとえばヨミガナの母音ピースが「ア/イ/ウ/オ」だとしたら、規則に従ってアとイ、オとウがくっつきやすいので、「アイ-オウ」もしくは「オウ-アイ」である可能性が高いということになります。
しかもこのうち子音が付くのは(ほぼ)各音の1文字目だけなので、たとえば「カイソウ」とか「トウガイ」のような音の響きになります。ヨミガナだけで大量の可能性(※)があったところから、グッと一気に絞り込むことが出来るんです。
この法則は、ヨミガナが6文字・7文字になっても基本的には同じです。
※ア/イ/ウ/オを、子音も考慮して単純に並び替えると、4×3×2×1×15×13×14×15=982,800通りあります。絶対ムリ。
尚、拗音[ャュョ]は「母音イ」とくっつきがちという、これはおそらく皆さんご存知であろう傾向があります。
これを忘れなければ、厄介な拗音もある程度処理することができます。
このような技法を使いまくることで、母音の種類から音の並び順をある程度推測できるようになります。
ここからは、実際の対戦をご覧いただく実践編に移っていきましょう。
長くてややこしい解説、終了。
===

さて、今当てようとしている人名は、「トウorドウ」+「イ/ウ/ウ/オ/拗」という組み合わせになっています。
解説パートをおさらいしつつ整理すると、
①拗音は、「母音イ」とくっつきやすい
②「母音オ」は、「ウ」とくっつきやすい
③余った「ウ」は、①「母音イ+拗」とくっつくと推測される
ということになりますので……

もっとも可能性が高いと思われる組み合わせは、上図の通りになります。
(2個目と3個目は順序逆の場合も当然あります)
「トウ ジュウ コウ」とか、「ドウ ソウ リュウ」とかですね。

さらに、五十音順で「ドウケン」と「トウビ」の間に入ることから、「トウコ〇〇〇〇」~「トウノ〇〇〇〇」のどれかということになります。
かなり、的を絞れてきているのではないでしょうか?

95名の単語(カナ)の傾向も見つつ、今まで培った勘を働かせて、

2×6×5=60通りにまず絞り込んでみました。
確定絞りではないですが、結構可能性高いところを狙えていると思う。
この60通りを調べていった結果……

見事、「トウジョウオウ」をぶち抜きました。
長い文字の人名を当てるの、気持ちいぃぃ!!!
「エン」とか「タン」を当てて喜んでいた時代が、懐かしいです。
音読みカナの法則を把握していると、こんなにさっさとヨミガナを当てられるんですね。

しかし、今回はここからが本番。
「トウジョウオウ」の漢字を当てなければなりません。

一旦、フィーリングで入力。
苗字「トウ」は「東」が似合う気がするのと、末尾の「オウ」はかなり「王」っぽい。
「東条」もいそうな雰囲気あるし、少しひねって「条」じゃなくて「條」っていうのも何か『キングダム』っぽい。
どうだ!?

まあ、もちろん不正解。

95件の人名で使われている漢字を洗い出すと、「トウ」「オウ」は実績ありましたが、「ジョウ」は初登場でした。
「ジョウ」って他に、「情」とか、「上」とかくらいですよね。そんなに数ないのでは……?
試しにPCで「ジョウ」を変換してみると……

おわああぁぁぁ!!!!!
おわぁ……
すごい数ありました。
「聶」とか「擾」とか、マジで知らん漢字もありますが、でもそういうのほど何だか『キングダム』っぽい……。
「條」「条」、「譲」「醸」「穣」など、似通っている漢字が多いのも恐ろしい。
なんかそういう漢字も、どことなく『キングダム』っぽい気がしてくる。

「トウ」も「オウ」も普通に漢字いっぱいある。ヨミガナ総当たりの比じゃない。
絞って考えていかないと絶対に終わらないですね。

95名の傾向も何となくのニュアンスとして持っておきつつ、「トウ」「ジョウ」「オウ」それぞれ候補漢字を選んじゃいましょう。

『キングダム』っぽい漢字を各10個選定しました。
「王」はそこそこ可能性ありそうだけど、あとはよくわからない。正直。キツい。

不正解。
10×10×10の組み合わせに関して不正解ということなので、この漢字すべてが不正解というわけではありません。
たとえば「トウ」だけ間違ってるとかもあり得ます。
さすがにしんどすぎるので、一旦「トウジョウオウ」からは撤退。
煮え切らなくてすみません。
ここまでの合計正解数:95 / 100(+0)
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別な7文字キャラを発見。「コウショウ〇ン」~「コウリャ〇〇〇」の間なので、これもかなり絞れそうです。

法則に従ってとりあえず50通りを調査し、不正解。

続く60通り分にヒットあり!
「コウソンリュウ」を発見しました。

漢字は、「公孫龍」で一旦入力してみます。
コウソンリュウという響きから「公孫樹」の字を思い出したからです。
なんて読むかは覚えてないんですが、何かの会報誌だか学級だよりだかのタイトルで見たことがある字で、読めないので「コウソンジュ」って読んでました。その時の響きが、永い時を経て脳内によみがえりました。
まあ、無理やりでも良いから何かしら理由をつけて答えたいので、これで良いでしょう。

正解。

え、正解!??
【公孫龍(こうそんりゅう)】「誰?」とはならないが、「あ~、いたな~」くらいの人らしい。人名当て難易度は天井超えの★★★★★★。
(画像:『キングダム』原泰久/集英社)
「トウジョウオウ」で一旦心が折れかけていましたが、無事回復。
ここまでの合計正解数:96 / 100(+1)
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次なるターゲットはこちら。
「エンカ」~「オウセン」の間に「ア/ウ/ウ/オ/オ/ン」があります。
「母音エ」がない時点で、五十音の並び的に苗字は「オウ」でほぼ確定です。
すると「ア/ウ/オ/ン」が残りますが、「母音オ+ウ」がくっつきがちなので、余った「母音ア+ン」がくっつく可能性が高い。
したがってこの人の人名は「オウ/アン/オウ」もしくは「オウ/オウ/アン」になります。
「オウセン」が後ろにいるので、前者なら「オウ/アン」or「オウ/カン」or「オウ/サン」、後者なら「オウ/オウ」or「オウ/コウ」。
ここまでで60通りくらいに絞れているので、後は順番に調べていって……
(↑マジで何を言ってるのか自分でも怖い)

「オウアンオウ」がヒットしました。
なんと人名そのものがオール母音。(オール母音って何?)
という具合に、ヒントと経験値によってヨミガナまではそこそこの手間だけで当たるようになりました。

「オウアンオウ」に関しては、「漢字オウ」の中で明らかに「王」が有力候補なので、比較的スパッと正解の「王安王」を導くことができました。
【王安王(おうあんおう)】最後には割と良い決断ができた人物だが、そこに至るまでがあまりにも臆病すぎて偉業が霞んでいるらしい。人名当て難易度は天井超えの★★★★★★。
(画像:『キングダム』原泰久/集英社)
ここまでの合計正解数:97 / 100(+1)
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しかし漢字は、ヨミガナに比べて傾向を見出すのが圧倒的に難しいです。
冷静に考えると、ヨミガナは音韻的な性質なのでまだギリギリ傾向的なものもありそうですが、人名の漢字なんてそりゃ、傾向とかあるわけないよな……。
ちょっとマズい香りも漂ってきましたので、早いとこ残る3つを当ててしまいたい。

ヒントを足します。
離脱済の判定員に頼んで、該当する人名の漢字の総画数を教えてもらうことにします。
まだやってたのかよ

また、漢字1文字ごとに正誤判定が出るようにしました。
完答のみ正解にしてしまうと、組み合わせパターンが爆発することが判明したため。
これが本当に最後のヒントです。

まずは、さっきしれっと1000通りハズしている「トウジョウオウ」。
画数は32画です(トウジョウオウは当てるの無理だろ……)
単純計算で、漢字1文字あたり10~11画。なんとも特徴のない画数だ。

とりあえず、方針を絞るために「王」を開けに行っちゃいました。良かった、合ってて。
ここから急に、カナの話から画数の話に移ります。
漢字は画数で推測していくしかない。

トウジョウオウは漢字で32画。
「王」は4画なので、「トウジョウ」の2文字で32-4=28画、ということになります。
たとえば「譲」は20画なので、「譲」だとしたらペアになる「トウ」は8画。
8画の「トウ」は「東」「到」「沓」が有力ですが、「東」は既にはじかれています。
記念すべき一発目の正解だった「尾到(ビトウ)」にあやかって「到譲」にしてみますか。

あー、キツい。あ~~、こりゃキツい。
キツい!!!!
カナと全然違う。法則が全く分からないです。
あと地味に、毎回画数を数えるのもしんどい。ちょうど良いルール作るのって難しいんだなあ。

画数の合計が28画になるような組み合わせであれこれ試してみましたが、全滅。片方の文字すら当たりません。
禁じ手かもしれませんが、1文字ずつローラーすることにします。

ありがたいことに、PCの変換機能のおかげで無尽蔵に「トウ」が出てきます。
確かに、全部「トウ」だ。「トウ」だけでこんなにあるのかよ。

ちょっとでも見覚えのある字は全部候補に入れています。
「淘」は淘汰の淘、「謄」は戸籍謄本の謄です。
(ドレミの歌?)

ヒット…!!
はぁ~~~~良かった。喜びよりも安堵が勝つ。

「悼」は追悼の悼です。
全然、強そうでもめでたそうでも偉そうでもない漢字でした。やはり、傾向とかないのかもしれない。
画数は11画なので、「ジョウ」は17画ということになります。

「ジョウ」で変換できる漢字から、17画っぽい漢字を順に指で書いてみて確認していきます。
17画っぽい漢字って、何?

1文字ずつ、指で膝にスッスと書きながら画数を数え、数え、数え、数え、数え、数え、やっと1つ、17画を見つけました。
篠原の「篠」です。
これ、ジョウって読むんだ。本当か?
まあいいや。候補が多い分には問題ありません。

しかし、残念ながら不正解。
これはマズいことになってきました。

なぜマズいかというと、「単漢字」のコーナーが近づいてきているからです。
通常変換できる漢字のあとに続く「単漢字」ボタンをクリックすると、もっと知らないしもっととんでもない量の「ジョウ」が出現してしまいます。
「乘」とか、「縧」とか、「驤」とか。
優に150種類くらいはある。画数をどうやって数えれば良いかすらわからないような漢字がたくさん。
もしここまで来てしまったら、「悼ジョウ王」からは撤退するしかありません。

ギリギリのところで、17画の漢字「襄」が出現。
これは……何?
陰嚢の嚢?
いや、よく見ると違う。
何の例も出てこない。「譲」の右側でもないし。
まあいいや。17画ならなんでも良いんでね。

これがまさかの正解!!!
なんっちゅう字のキャラなんだ!
マンガ読んでて、いちいち立ち止まってしまいそうなくらいイカツい人名。

まあでも、嬴政とか羌瘣とかバンバン出てくるマンガなので、『キングダム』内では全然あるあるなのでしょう。
(「嬴」って本当に、何?登場するたびにビックリしそうな字だ)
【悼襄王(とうじょうおう)】ヤバい。嫌い。変態。クソ野郎。死に際も酷い。らしい。悼襄王ファンの皆さま、申し訳ありません。人名当て難易度は大盤振る舞いの★★★★★★★。
(画像:『キングダム』原泰久/集英社)
ここまでの合計正解数:98 / 100(+1)
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次がいよいよ、『キングダム』人名当て100人チャレンジの最後となります。
あと2人なのに、最後、とは?

2人同時に狙う、ということです。
2連続の並びで7文字が登場する箇所が「ショウ」ゾーンにいました。
最後にどうにか、彼らを当てて終わりたいと思います。

前後を「ショウ」に挟まれているので、苗字は「ショウ」または「ジョウ」のいずれかで確定です。
そのため、残る各4文字の組み合わせでヨミガナを当てることになります。

区別しやすくするために、一旦仮で、上の人を「兄」、下の人を「弟」ということにします。
兄は母音「ウウンン」がかなり特徴的で、並びが「ウンンウ」とか「ウウンン」になるわけがないので、ほぼ確で「ウンウン」です。
弟の母音は「イウエン」で、兄に比べて組み合わせが多そうに見えますが、これまでの傾向からして「エイウン」または「ウンエイ」の可能性が高いです。

兄→弟、の並びで五十音順になっているので、先に組み合わせ候補の少ない兄から処理すれば、必然、弟の攻略方針も見えてきます。
ここからは一旦、兄にのみ注目してヨミガナを吟味していきます。

兄の「ウンウン」については、「母音ウ+ン」で漢字がありそうなのは「ウン」「クン」「スン」「フン」「グン」「ブン」の6個が有力で、最初からかなり絞ることができます。
苗字が「ショウ」か「ジョウ」のどちらなのか確定していないことを加味しても、2×6×6=72通りしかありません。

ということで、兄のヨミガナ「ショウブンクン」は比較的早く判明させることができました。

兄のヨミガナが判明したので、弟のヨミガナ候補も「シ/ジョウ+ブン+ケ/ゲイ」~「シ/ジョウ+メン+レイ」の間のどこかと、かなり絞ることができました。

たった40通りです。
今までで一番、見通しがつく。心が安定する。天井の高い部屋。広い机。重心の低い家具。

見つけた。

弟の名は、「ショウヘイクン」でした。
これで無事、兄弟のヨミガナまでは判明。

兄「ショウブンクン」と、弟「ショウヘイクン」。
めちゃめちゃ同じ系統の名前ですよね。
本当に兄弟とか親子の可能性がある。双子キャラでも全然違和感ない。

しかし95名の傾向からして、苗字が同じで漢字が違う場合なんて山ほどあります。
そのため「ショウ」兄弟も、実際は全然違う苗字の可能性も十分ある。
でも、「ショウブンクン」と「ショウヘイクン」ですよ?同じ作品に出てくる人物名ですよ?
さすがに親戚なんじゃないの?っていう感じがするんですけれども。
ではいよいよ、漢字当てに移行しましょう。

総画数は、ショウブンクンが19画、ショウヘイクンが20画だそうです。
これはかなりデカい。
漢字1つにつき最低でも2画だとして、1文字あたりの画数はどんなに多くても15~16画の中に収まります。
しかも、彼らのヨミガナ的に「2画+2画+16画」や「3画+3画+14画」の組み合わせは考えづらく、現実的には全文字が4画~13画の範囲に収まる可能性が高い。
既にかなり有限ですし、知ってる漢字の可能性も高い。画数と知らなさって比例するので。
そして漢字を調べていくんですが、

容赦なく「クン」から潰させていただきます。
そもそも漢字の候補が(多分)少ないし、兄弟共通の漢字なので同時抜きも期待できるからです。
それってつまり「簡単な方から抜く」ってことなんですが、余計な回り道はもうおしまいです。

たった5つです。「悼」の時ととあまりにも違いすぎる。
13画以内という制限があるので、仮に全滅→単漢字コーナー行きになったとしても、「捃」とか「珺」とか、視認可能な漢字を集中的に攻めれば良いだけなので、耐えられます。
(だいたい17~18画くらいから、漢字の構造がごちゃごちゃして視認が不可能になっていきます)

やはり正解は、2人そろって同じ漢字「君」でした。絶対兄弟とかじゃん。
もしくは、親から子に称号か役職としての「君」を譲った、とかもありそうですね。
NARUTOでいうところの「火影」みたいなのが、人名の中に含まれているパターン。

そして「君」で7画も稼げたので、残る2文字の候補もかなり絞れています。
同じ漢字である可能性がいよいよ高まっている「ショウ」を獲りに行きましょう。
「ブン/ヘイ」がまあ4画以上だとして、「ショウ」の画数も4画~上限9画。
少ない!!いけるぞ!

頼む……いってくれ……!

いよっし!!!引いた!
森昌子の「昌」でした。

兄弟そろって、苗字は「昌」。
あとは、真ん中の漢字を当てるだけ。
「ブン」が4画、「ヘイ」が5画。もう、わかるでしょう。これはわかる。
ついにここまできましたね。
いやいや、本当にありがとうございました。

は?

あぁ、まだあったか。良かった。
安心してる時のバツが一番嫌なんだ。あぁ、良かった。

ということで正解は、兄「昌文君」・弟「昌平君」でした。
【昌文君(しょうぶんくん)】王・嬴政がよわよわ王様だった時代からずっと付き従っているおじさんで、ちょっと抜けてるとこもあるが、デキるし奮闘するタイプの親しみ深いおじさんらしい。人名当て難易度は★★★★★★。
(画像:『キングダム』原泰久/集英社)
【昌平君(しょうへいくん)】秦国(嬴政の国)の総司令で、いわゆる「硬派な天才軍師キャラ」的なポジションだが、天下統一を夢見るアツさもあるらしい。人名当て難易度は★★★★★★。
(画像:『キングダム』原泰久/集英社)
ここまでの合計正解数:100 / 100(+2)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
===
これにて、『キングダム』人名100人当てチャレンジは終了となります。




皆さんの好きなキャラ、好きな響き、好きな漢字はありましたか?

私はやっぱり、最初に当てた「ビトウ」への思い入れが強いです。
ビトウ、どんな人なんだろう。どんな活躍をするんだろう。
ビヘイとは、兄弟なのだろうか。兄弟っぽいよな。兄弟だと思う。ビトウが兄だと思う。響き的に。

昌文君・昌平君の兄弟もいることですし、兄弟で売れてるコンビがたくさん登場するマンガなんですかね。
西の昌兄弟、東のビ兄弟、みたいな。
(史実だと諸説あるっぽいけど)劇中では昌文君と昌平君は兄弟でもなんでもないよ
なんじゃそりゃ。あまりにも予想外。
やっぱり、『キングダム』の人名世界は、奥が深い……。
皆さんも、知らない作品の人名を、雰囲気で当ててみてはいかがでしょうか?
それでは。
(おしまい)

ペンギン










【公孫龍(こうそんりゅう)】「誰?」とはならないが、「あ~、いたな~」くらいの人らしい。人名当て難易度は天井超えの★★★★★★。
【王安王(おうあんおう)】最後には割と良い決断ができた人物だが、そこに至るまでがあまりにも臆病すぎて偉業が霞んでいるらしい。人名当て難易度は天井超えの★★★★★★。
【悼襄王(とうじょうおう)】ヤバい。嫌い。変態。クソ野郎。死に際も酷い。らしい。悼襄王ファンの皆さま、申し訳ありません。人名当て難易度は大盤振る舞いの★★★★★★★。
【昌文君(しょうぶんくん)】王・嬴政がよわよわ王様だった時代からずっと付き従っているおじさんで、ちょっと抜けてるとこもあるが、デキるし奮闘するタイプの親しみ深いおじさんらしい。人名当て難易度は★★★★★★。
【昌平君(しょうへいくん)】秦国(嬴政の国)の総司令で、いわゆる「硬派な天才軍師キャラ」的なポジションだが、天下統一を夢見るアツさもあるらしい。人名当て難易度は★★★★★★。
夢顎んく
岡田悠
彩雲














