1996年(平成8年)のおもちゃ
僕が小学4年生になった96年。
ルーズソックスが流行しチョベリグ・チョベリバが流行語大賞をとった年。
アムラーなんていう人たちも出てきました。
そんな年に遊ばれていたおもちゃを見てみましょう。
戦隊物は激走戦隊カーレンジャーが放送されていました。
車をモチーフにした作品で、敵の名前が悪駆流魔団(あくるまだん)という宇宙暴走族。
それに巨大4WDマシンで戦うというハチャメチャな設定でした。
このカタログには平和と交通ルールを守れ!って書いてあるんですが合体する車がはたして車検に通るのか心配です。
名探偵コナンの秘密ツールです。
ボイスチェンジャー・ライト・AMラジオが搭載されたボールペンです。
このAMラジオ内臓のペンは僕も持っていました。
別にラジオなんて家でいつでも聞けたのですが、部屋すみっこでこっそりイヤホンでラジオを聴いているだけで何かドキドキしたんですよね。
日曜の朝に放送してたご近所物語のページです。
一番の主力商品が電動ボディブラシという気合の入れよう。
もはやおもちゃではないです。
僕はこのアニメの記憶が微かにしかないのですが、電動ボディブラシの下にブラシとシャンプーボトルのセットがあるので、かなりお風呂シーンに特化したエッチなアニメだったのだと思います。
ぬいぐるみコーナーです。
前年まではキャラ物を押していたのになぜか96年はゴリラ押しです。
気になったので「1996年 ゴリラ」で検索した所、アメリカの動物園でゴリラの囲いの中に落ちてしまった少年をそのゴリラが助けるというエピソードを見つけたのできっと人間からの恩返しなんだと思います。
存在すら知らない人も多いと思うのですが、スーファミターボというトンデモ商品が出ていました。
ソフトの差込口にカートリッジを入れそこに2本のソフトが挿せるというものです。
自分のソフトと友だちのソフトを合わせて入れる事によって自分が育てたキャラクター同士で対戦できたりするという最先端技術で、現在任天堂が出しているamiiboみたいな感じですね。
しかし先取りしすぎたのか、対応ソフトが13本しか出ずにあっけなく終わりました。
これはミッキーのかわいさを使って子供たちに体を動かしてお金を稼ぐことの大変さを学ばせる商品です。
たぶん。
1997年(平成9年)のおもちゃ
消費税が5%にアップ。KinKi Kidsが硝子の少年を歌い、失楽園が流行った年。
僕もついに小学5年生になりました。
当時の写真です。
膝がカメラに写るのが恥ずかしかったのか一人だけ必死に膝を隠してます。
そんな97年のおもちゃを紹介しましょう。
まずはたまごっち!!
初代は本当に品薄でなかなか買うことが出来ませんでした。
今みたいにインターネットが手軽に出来る環境では無かったので、友達から「◯◯って店が土曜日に売るらしい」などという噂を聞いて買いに行ってました。それでも整理券や抽選でしか買うことが出来ず手に入れた時は本当に嬉しかった記憶があります。
さらにハイパーヨーヨー!!
97年はすごい大ヒット商品が揃っていますね。
ハイパーヨーヨーもかなりハマってやっていたんですが、ある日5000円も出して買ったベアリング内蔵のハイパーヨーヨーを友達のK君に盗まれるという出来事がありました。
今思えばヨーヨーに5000円出す僕もバカですが、その盗んだK君は同じ時期に流行っていたポケモンで「沸騰したお湯にソフトを入れると151匹目のミュウが出る」という噂話を信じてソフトを煮て壊したやつなのでそうとうバカだったと思います。
それ以来K君とは不仲になり小学校卒業以来合ってないのですが、もしいつか会うことがあったら顔面にループザループをお見舞いしたいと思っています。
また97年は、グランダー武蔵という釣りマンガ・アニメが流行って、その影響で少年に釣りブームを巻き起こしました。
僕も見事策略にハマり、毎日のように近所の公園で釣りをしてたのですが、ある日釣りの帰りに中学生15人くらいに囲まれてカツアゲされてから一切釣りに行かなくなりました…。
なんかつらい思い出ばかり蘇ってきたので、レギュラーの西川くんが気絶する時のポーズをとったキューティーハニーの人形を御覧ください。
そして最後に腹パンするとじゃんけんしてくれる人形です。
いかがだったでしょうか?
みなさんが遊んだことのあるおもちゃは出てきましたか?
僕はおもちゃを思い出すと同時に、当時のいろんな思い出も蘇ってきました。
ただ純粋に毎日遊んで勉強して食べて寝て・・・。
少年の頃の自分に今の自分の姿を見せたらショック受けるかな・・・。
「がんばれよ」
がんばるか。
—おわり—