こんにちは。
アニメーションを作っておりますヤオヨロ〜ズです。
今回は粘土を使っていろんなギャグやツッコミを
簡単なコマ撮りGIFアニメにしてみようかと思います。
使う粘土はこのクレイトーンという油粘土です。
このクレイトーン、何日たってもカタチを変えることができる「固まらない粘土」なんです。
また、色がとてもキレイで混色もできます。
若干値段は高いので、撮影にそんなに時間をかけない時は100均で買える小麦粘土でも良いかと思います。
次に粘土をこねます。
固まらない粘土、とは言うものの、寒いときは結構固いです。
手であっためるようにこねると割と早く柔らかくなります。
ちなみに60~70℃で湯煎するとドロドロに溶けるので、型がある場合は流し込むこともできます。
あと、カラーによっては手に色が付くと、洗ってもなかなか落ちないこともあるので、
気になる方は手袋をするといいかもしれません。
そしてカタチを整えます。
今回はゆる〜いヒト型にします。
大きくてちゃんとした人形を作る場合は
木片や針金、アーマチュアという骨組みを芯にして作ります。
これから作るクレイアニメではいろいろカタチを変化させたいので、今回は芯は入れずに作ることにします。
さっそく撮影です。
粘土の人形を少し動かしてはカメラでパシャリ。
デジタル一眼レフを使って撮影します。
もちろんiphoneなどに小さい三脚を付けても撮れると思います。
シャッターを切る際はカメラが動いてしまわないように、リモコンかタイマー機能を使うと良いかと思います。
立たせるのが難しい時は、人形の足にムシピンを刺して固定します。
床材にはスチレンボードやコルク板など、ムシピンを刺せるものを使うと便利です。
人形を動かしながら撮影を進めて行くと、
芯が入ってないので、腕がぐにゃりと垂れ下がってしまうことに気が付きます。
そんな時はワイヤーなどで吊り上げましょう。
ワイヤーは後から画像編集ツールでせっせと消します。
これがまぁまぁ大変な作業です。。。
撮影が終わったら最後に編集です。
いまはimovieなどのフリーでお手軽な映像編集ソフトがたくさんあるので、都合のよいソフトを使って撮影した写真をつなげます。
1秒間に24〜30枚の写真を使うとなめらかなアニメーションに仕上がりますし、8〜15枚でも問題なく動いて見えます。
編集が終わったらソフトの書き出し機能で、GIFに書き出して完成です。
※もし直接GIFに書き出せない場合は、一旦別の映像形式で書き出してからGIFに変換できるソフトを使ってください。
こんな感じでサクっと作ったコマ撮りGIFアニメ、よかったらどうぞご覧下さい。
※軽くしたので、画像が粗いですがご了承ください。
「コマネチ」
国民的スターの国民的ギャグ。
相方との圧倒的格差に
抑えきれない嫉妬の念が多分に込められた
強烈なツッコミ。
それをしっかり受け止める器の大きいボケに
コンビ愛を感じます。
「ち〜す〜たろか」
間寛平さんの伝説的ギャグ。
血以外の臓器や細胞、記憶までも吸えるらしく
めだかさんが子供のように小さくなってしまったのは
このギャグが原因という噂も。
「わしゃ害虫か?」
最近見かけなくなったトリモチを使ったリアクション芸。
ネタがすべったり、とんだりした際に発動する奥の手。
ただし、二度とヒトのカタチには戻れない。
「あい〜ん」
近距離でアゴを何度も突きだしてくるお調子者は
全力でぶっ叩いてやりましょう。
「ゲッツ!」
1匹ゲッツ!を見かけたら
10匹はいる!と思ってください。
「なんでだろう?」
ギターを弾いてるのが
テツなのか、トモなのか……。
考えだすとキリがないので
何も考えず、ただぼんやり眺めているのが一番です。
あと、音付き動画もアップしておきます。
よかったらどうぞ。
ご覧頂き
どうも ありがとうございました。
(おしまい)