リトライ
てことで、作り直してリトライすることにします。
ここのベランダ、親が後生大切に育てている植物が沢山あるので、少しでも異物に思われるモノを置いちゃいけない気がするし、どうせなら『見た目違和感あるけど効果出てるからいいか』の妥協じゃなく、『見た目も好まれて効果も出る』カンペキに仕上げたい。
ここはみんなの庭だから。
考え中
つーことで再度考え直しているのですが、インターネットだけで受け入れられてるデザインは避けたほうがいいのかもですね。その観点でもっと公共の視点に立って考えたら、
どの層も受け入れやすいデザイン性も必要になってきそうです。
となると、
『①インターネット◎』で『②庭を守る◎』『③デザイン性◎』の3つの条件を満たす必要が出てくるワケですが、婚活時の初期条件レベルの無理難題かもです。森久保ォ!
しかし諦めずに考え続けた結果、こんな天啓が降りて来ました…………
???「ポケモン、映画10周年を記念した新シリーズのタイトル。史上空前のド迫力バトル! ディアルガVSパルキア…………」
キタキタキタァ~~!!!
ダークライ…!!!
ポケモンの『ダークライ』の鳥よけなら、全ての条件に適っており良いモノが作れるのではないでしょうか。
そもそもダークライとは……
ダークライとはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンの一種。
ポケモン10周年の記念映画である『ディアルガVSパルキアVSダークライ』という如何せん巻き込まれた感の強いタイトルから、日々インターネットで様々な戦いに巻き込まれており、今回のインターネットの鳥よけというテーマにピッタリ。
完璧な題材も決まったので、さっそく作り始めちゃいましょう!!!
今回、華やかにするためにも機能的にも、たくさんのダークライのイラストが必要だったため、神のような友人のみんなにイラストの協力を申し出て……
ライトニングソニック
無事必要枚数分頂いたので、いざ作り始めます!!
やるぞやるぞやるぞ!!!!!
友人たちに描いて頂いた名画
頂いた素晴らしいイラストを印刷、ラミネート加工し、その上からホログラムシートを貼ります。すぐ慣れるらしいですが光モノを嫌う傾向があるらしいので。
それにしても、有難すぎることに全員色を塗って送ってくれたので私のイラストが浮きまくってますね。全員聖人過ぎる。
ほとんど紐じゃないですか!!!
後は趣を変えるため、ベランダに紐を張り巡らせて……
できました!!!
機能面
これならギリそういうコンセプトのベランダに見えないこともないし、
機能的にはいつも止まる手すりの前に光るダークライを設置し、間接的な嫌がらせを施しているので今回も理論上は通用する気がします。
左側
右側
引き・ちょっとだけ雰囲気も良い
実際に先ほど父母から「中々どうして悪くないねぃ」とお褒めの言葉を頂戴したので、デザイン性もぐーみたい。
絆と版権デザインの力でまずは第一ステップを超えました。次に一番大事な『鳥よけ』として機能するか否か。
日中張って確認してみましょう。大学生の春休みなんて鳥見るくらいしかやることないのでね。
『オラシオン』、ポケモンの心を静める効果を持つ曲
監視開始。
手探りで『オラシオン』を(かなり抑えめに)吹きながらダークライの鳥よけにバフをかけつつ、鳥が来るか否か気長に待ちます。
……来ませんでした!!
枚数の圧力が功を奏したのか。相変わらず辺りから鳴き声は聞こえど、勇猛果敢に我がベランダに乗り込んでくるチャレンジャーは一羽もいませんでした。
やはり私が睨んだ通り、インターネットが孕む危険は鳥をも退けるのかもしれない。私もこれから一層気を引き締めてインターネットを使うことにします。
しかし、これで安心してこのベランダを任せられますね、敗北を知りたい。
~後日~
後日、母LINE
…………???
…………???????
母から届いた画像データ
何やってだお前!?!??!
ダメじゃん。
~今回の学び~
『インターネットは鳥に弱い』
追記(10日後)
希望は前に進むんだ!!
それは違うよ!!
再度失礼します。10日後から来たインターネット性善説ドラゴンです。
やっぱり私の考え、正しかったみたいです。インターネットは鳥に強かった!!
何故か?
では、この画像をご覧くださいまし……
鳥の目的は『植物、花の実を食べること』ですが、
鳥よけ全体が障壁となることで、植物群が配置されている進行方向に進めなくなってますよね。
時々訪れて手すりに止まることはあれど、鳥よけが本土(植物群)への障壁の役割を果たすことにより、
設置して以降、鳥の被害はゼロに収まったんです!!!
本当はホログラムシートのピカピカで追い払うつもりだったんですが、意図しない部分が強みになって効果を発揮してくれました。これもインターネットの賜物ですね。
これでやっと安心してベランダで植物を育てることができます。もう春終わるけど!!
てことで、本記事の教訓!!!
インターネットが持つ危険性は鳥をも跳ね除ける。
皆さんも、鳥獣被害には是非インターネットを!!