GO! GO! 自宅にエアシューター ~開通工事編~
アクリルパイプを4本つなぎ終えたら、いよいよ輸送管としてパイプを外に設置していきます。
スタート地点はキッチンの勝手口からなので……
ここからアクリルパイプを設置していきます。
アクリルパイプはだんだんと空に向かっていくため、途中紐などで吊り下げながら固定し、
全てのアクリルパイプをつなぎ合わせます。
今まではアクリルサンデーを使用しましたが、空中で固定するとなると切断面同士をキレイに重ね合わせるのが難しいため……
最後は伸縮性のある梱包用ビニールで巻き接続。
ビニールが伸び縮みしてくれるので、多少の揺れがあっても折れずに吸収してくれる、なかなか頼りになるやつです。
なんかビニールとか紐とかゴチャゴチャしてちょっとみすぼらしいかもしれませんが、ここまで来るの結構大変だったので、もう見た目のキレイさとかは気にしない方針でやってます。
全てのアクリルパイプを接続し終え、こんな感じになりました。
ゴール地点の窓まであともう少しのところまで到達してはいるものの、
ゴール地点、めちゃめちゃ左側にありますね。う~ん、どうしよう……
さすがに硬いアクリルパイプを曲げてコースを延長させるのは難しいので……
コイツと、
コイツを、
出会って4秒で合体。
そしてアクリルパイプを……
先っちょだけ入れさせてもらいます。
はい完成!!!!!!
カプセルをアクリルパイプ内の空気の力で思いっきり加速させ、その勢いを利用して屋根をのぼり窓まで到達させようという作戦。
肝心の空気はどうするのかというと……
こちらのブロワーを使います。
公園でおじさんが落ち葉を吹っ飛ばしてたりするアレですね。
スイッチを押すと風が勢いよく吹き出し続けるので、
こんな感じでアクリルパイプにセットすればカプセルを思いっきり吹っ飛ばしてくれるはずです。
完成したエアシューターを計画段階の図と見比べてみると……
こんな感じになりました。
やっぱり一カ所だけ急カーブ過ぎる気もしますね。
レインボーロードだったら、みんなあそこで曲がれきれずに落ちるんだろうな~~。
急カーブを無事に突破しカプセルが屋根をのぼり窓まで到達すれば、
もう目の前は私の部屋の入り口となっています!
ここまでカプセルが到達してくれれば、当初の目標であるキッチンから冷え冷えのチョコを2階の自分の部屋までエアシューターで直送できたといっていいでしょう。
我が家は賃貸なので、カプセルが思い切り飛んでいって窓を割ったりドアや壁を傷つけることがないよう、念のためエアシューターの終着地点に巾着袋をかぶせておきます。
ちなみに、大家さんは同じ敷地に住んでおり庭も共同です。
「入居者が突然エアシューターを作りはじめる」という、おそらく大家さん史上初のシュチエーションに対してどう思っているのか気になるところではありますが……とにかく、この巾着袋にカプセルが届けば成功ということですね。
はたして成功するでしょうか……!?
GO! GO! 自宅にエアシューター ~カプセルヒュンヒュン編~
カタカタカタカタ……
(あ~~~~疲れた~~~~)
(ちょっと糖分補給するか………)
スマホポチポチ……
(兄にはチョコをたくさんあげる代わりに、今回のプロジェクトに協力してもらう契約になっています)
※ここからは、兄目線の画像でお送りします。
………………
…………
……
GO! エアシュート!!!!!!
ヒョオオオオオオオン!!!!!
シャファッッッッッッ!!!!!
フォッ
ヒョオ~~ン
(頼む~~~~~~~~~~!!!)
(カーブ曲がってくれ~~~!!!)
(屋根上ってくれ~~~~~!!!)
(窓超えてくれ~~~~~~!!!)
(モリモリサービス券 復活してくれ~~~!!!)
ザシャアアアアアアアアアアア……トン
※ここからシュゴウ目線です。
ガチャ……
ファサ……
ガサガサ……
……ヒョイ
チョコ届いてる~~~!!!!!!
キッチンの勝手口からスタートし、ブロワーの空気を受けものすごい勢いで飛び出したカプセルが、カーブを曲がり窓を越え巾着袋まで到達してくれました!
(そんでもってチョコ冷え冷えでおいひい~~~)
これはもう、「キッチンから冷え冷えのチョコを2階の自分の部屋までカプセルで直送する」という当初の目標を達成できたと言っていいでしょう!
ただ、アクリルパイプパートは途中でつっかえることもなく成功率がほぼ100%だったのですが……
カーブ後の屋根をのぼり窓まで到達させるパートの成功率はあんまり高くなく、途中でカプセルが力尽き巾着袋まで到達しないことがまあまあありました。
ということで、
という結果になりました。
ただまあ、エアシューターを自宅に開通できたのは確かなので、
「俺んちエアシューターあるけど、見に来る……?」
って、これからはいろんな人に自慢したいと思います。
以上、シュゴウがお送りしました。