…
そうだ
花を愛でよう
こんにちは、器の小ささが大濃縮された不快なオープニングで申し訳ないです
詰まるところ問題点というのが、草花の鑑賞によって心が満たされるスピードを上回る速さで、先行きの不安が心をすり減らしているという事です。
図解するとこう。あまりに空疎な人生、今死んだらフロッピーディスク1枚に収まる走馬灯を見る気がします
じゃあ一体どうすればいいんだ…?
悩みの種である、将来の不安を払拭する…?
不正解です。将来について考えるくらいだったらゼリー作ってる方がマシです
正解は….
『存在しないファンタジー植物を造って愛でる』でしょうが!!!!!!!!!!!!!?!?!?!?!?!?!
はい取り掛かります。動機が理解できませんでしたか?諦めてください
下調べのためまずは植物を観察しましょう
植物だ!
植物だ!
植物か…?
ムッ 緑色…
口角のエグい歯だ
植物だ!
いやパチンコだ
そして細かな観察の末、設計図が出来上がりました!
作りましょう
まずは熱で縮んで硬くなるプラ板を材料に葉っぱを作ります。
どのくらい縮むかはメーカーによって異なってくるので、適当な図形に熱を加えて計算するといいでしょう
途中、親の背中くらい心配な縮み方をしますが気に掛けず熱を加え続けてください
と思ったら溶けた額と顎が癒着してしまい人の形を取り戻せなくなりました。熱の加えすぎには注意しましょう
気を取り直して葉の形に切っていきます
色付けにパステルを使うため、やすり掛けをして表面をざらざらにします。目の細かさによって色の乗り具合が変わってくるのでお好みで調整しましょう。今回は#400で削ります
そしてエンボスヒーターで加熱しながら、モールドと呼ばれる型に当てます
これによって葉脈の凹凸をつけることができます
デキータ
お次は実の部分を作りましょう
UVレジンを素材に作っていきます。俄然作業机が女子小学生の様相を呈してきました
ラメやビーズを探し求める日々を過ごすあいだ、童心に帰ることができ楽しかったのですが、それにより課題に対する死んでくれという想いが一層スムーズに湧くようになりました
UVレジンはこのように型に流して着色料を加えたり、
ラメやグリッターを入れたり…
小物を入れたりもできるなど、
非常に自由度の高い素材です
型にレジンを流し込んで…
紫外線をあてます
大体2分ほど照射すれば固まります。気長に待ちましょう。
できました。見える?
青く着色したレジンの中に綿を入れて空を再現しました
また先ほど作った葉にも、そのままでは凡なのでレジンを塗って空のようにしました。
そしてパーツがそろったところで、フラワー用のワイヤーやテープで幹や枝の部分を作ります。
ちなみに上にある木粉によって出来た粘土で木っぽいものを作ろうとしたのですが、
かなり精度の高いウンチができてしまったので急遽中止しました
やっていきましょう、月が真上に来ました
このように各パーツをレジンで繋げて、
フラワーテープで1つにまとめれば