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「銀の匙」は小学館の「き」エリアを見たら、すぐにありました。

 

作品名でまとめられてたので一瞬です。ちょろい。

 

 

 

 

 

 

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順調に取っていきます。ですが、これらの漫画をピックアップしていくと

 

だんだん手に持つ分が多くなり、重くなってしまうので徐々に疲れてきます。

 

早く帰りた・・・いえ、何でもないです。

 

 

 

 

 

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ジョジョは遠くからでも背表紙の時点で分かったので、即です。

 

中にはカバーの無いものもあったので、カバーのついてるものを選んであげました。

 

 

 

 

 

 

 

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そして「四月は君の嘘(講談社)」なんですが、講談社の「し」に無い・・・。

 

いっくら探しても、しの字も見つかりませんでした。なにこれー!

 

 

見つからないよ~!!帰りた~い!!!!マジで無い。なんでなんで!

 

広報の方も協力してくれて探したんですが、一切見つからず・・・。

 

 

詰んだ。完全に詰んだわ・・・。帰ろう・・・。

 

 

 

と、思っていたら、なんと「数字」エリアがあるということが判明しました。

 

3月のライオンとかもこのエリアにあるから、「さ」で探さないようにね!

 

 

 

 

 

 

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見つけたー!も~!こいつ~!漫画の内容ぜんぜん知らないけど~!

 

 

 

 

 

 

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ピックアップされた漫画は、一旦こちらの作業テーブルに持っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

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そしてバーコードを読み取って、利用者の注文情報と照合していきます。

 

ピッピッピとバーコードをあてていきます。スーパーのバイトのレジ時代を

 

思い出しました。レジのバイトしたことないけど。

 

 

 

 

 

 

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そして例の袋に詰めて~~。

 

 

 

 

 

 

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完成!これで君に届くぞ~。

 

 

この内容を注文された方に言いたいのですが、それは私が心をこめて探してきた

 

ものなので、大切に読んでくださいね。それか感謝料として700億円ください。

 

 

 

 

 

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そしてここに置いていくと、配送業者がフォークリフトでもってってくれるようです。

 

 

漫画の作業はこんな感じ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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どーん。

 

 

とんでもない数のDVDの中から利用者が見たいDVDを見つけて発送するのですが、

 

ここもなんと手作業らしいのです。え~。

 

 

 

 

 

 

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一個の棚に10,000枚、片方で5,000枚なので、

 

こんな中からどうやって見つけりゃいいんだ・・・と思ったのですが、

 

案外 効率的に探せるようになっているみたいです。

 

 

見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、利用者のリクエストが、小さい紙に印字されて出力されてきます。

 

 

 

 

 

 

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こんな感じの紙で、1枚目、2枚目の情報が書かれています。

 

この数字とアルファベットが、そのDVDが入っている棚の住所といったところ。

 

 

 

 

 

 

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まずは一枚目、「L09の棚」、「2-7bエリア」の「19243927」を見つけます。

 

この情報の紙束は、まず1枚目の棚ごとに分けられていますので、

 

まずばばーっと1枚目のDVDをピックアップしていきます。

 

 

 

 

 

 

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棚にはこんな感じになっています。「(1)2-aエリア」「(1)2-bエリア」と

 

表示されていて、リストの情報でだいたいこのへんにあるのが分かります。

 

 

 

 

 

 

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DVDの番号は、右上、もしくはDVD本体についてる番号で判断します。

 

 

通常のTSUTAYAの店舗だったら、ジャンルごとにあいうえお順に並んで

 

いるんですけど、こんな大きな倉庫では、タイトルで分けることはせず、

 

作品ごとに振り分けられた住所によって格納されています。

 

 

だから「マトリックス」の隣に「嘉門達夫の替え歌メドレー」があったりするなど、

 

もうジャンルレスに並んでいます。それでもちゃんと見つけられるのは、

 

このような手法のおかげ。番号で管理するので、実際にDVDを手に取るまで、

 

何の映画なのか(それともCDなのか)全く分からないです。

 

こういうストック方法は某大手通販サイトとかでも使われてるらしいですよ。

 

 

で、この棚のこのエリアの、この番号のDVDを探すというところからスタートです。

 

 

 

 

 

 

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こんな感じでめくって、紙に書かれた番号と一致するDVDを探していきます。

 

範囲はかなり特定されているので、そこまで難しい作業ではありません。

 

 

ちなみに1枚目のDVDを棚ごとに固めて束にするのは、極力同じ棚から
動かずに片っ端から取っていけるように効率化しているためです。

 

あっち行ってこっち行ってと走り回ってたら、とてもじゃないけど間に合いません。

 

 

 

 

 

 

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広報の方の冷ややかな視線を後頭部に浴びつつ、DVDをピックアップします。

 

 

 

 

 

 

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見つかった!ここから同様に、2枚目のDVDを探します。

 

 

 

 

2枚目を効率よく探すためにスーパーグッドな裏技をするんですが、

 

それを公表しようとすると、とても良くないことが起こる気がして・・・

 

ちょっとここでは言うことができません・・・。すみません・・・。

 

(※企業秘密の作業ノウハウがあるんです)

 

 

そんな感じで効率化作業を行い、2枚目のDVDを探します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熟練のレベルになると、約3~4秒で1枚ピックアップできるようです。

 

速すぎでしょうがよ!ベン・ジョンソンが100m走るタイムより速い!

 

金メダルだ!全体の平均を見ても7秒程度で取れる精鋭が集まってるらしいです。

 

トップアスリートたちに乾杯!

 

 

 

 

 

 

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そして2枚セットで積まれたDVDから、あの最初の紙を取っていきます。

 

この作業も意外と地味でした。もちろん一瞬で飽きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

対面のお母さんの圧倒的スピードと、ノロノロと紙を取るわたし。

 

「バータと亀」という童話でも書こうかなと思ってしまいました。

 

※バータとはもちろん「ギニュー特戦隊の青いハリケーン」のことです

 

 

 

 

 

 

 

 

紙を抜いたDVDの束を、今度は自動封筒入れ機械に入れます。

 

余談ですが、このお姉さんのおだんごヘアの先っちょ、つまみたかったです。

 

 

 

 

 

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その前に機械で自動発送できないものの処理をやっていきたいと思います。

 

 

通常は2枚セットで封筒に入れて郵送するのですが、追加レンタルで
3枚以上借りる手続きをすると、手作業で入れることになります。

 

めんどくs・・・なるほどね~!

 

 

 

 

 

 

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セットの中の一番上のDVDの数字と、赤く囲ってある小さい紙のリストの

 

最初の番号を照合して、合ってるか確認します。

 

 

 

 

 

 

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で、ちょっと長いタイプの封筒に入れていきます。

 

こんな大きめタイプのビニール封筒あるんですね。知らなんだ~知らなんだ。

 

 

 

 

 

 

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これ、入れるの意外と難しく、発狂しそうになりました。

 

 

 

 

 

 

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あとはシールを貼って封をすればオッケーです。

 

 

 

 

 

 

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飽k・・・感覚をつかんだところで、自動封筒入れ機械の流れを見せてもらいましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥にある、ちょっと大きめの機械があるんですが、

 

この機械は「2枚のDVDを封筒に入れていく」という流れです。

 

 

どんな流れかというと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じなの~~!!!!!

 

こんな感じでDVDを封筒に入れていくの~~~~!!!!!

 

 

 

 

【※よい子の皆様へ大切なお知らせ※】

 

勘のいい読者の皆様にはもうお分かりかと思いますが、

 

ここで機械の工程をお知らせすると、人質に取られた母親が

 

無残にも殺され、その様子をネット中継されてしまいます・・・。

 

さらにその体を切り刻んでホルマリン漬けにした、「輪切りのおかん」が

 

毎月わたしのもとに届くことになります・・・。そのようなやむを得ない

 

状況により機械の流れをお知らせすることはできません。ご了承くださいませ。

 

ちなみに、この機械は工場とかの裏側を探ったりするTV番組で

 

取材が来た時ですら秘密にしていたらしいので、相当、相当なのです・・・。

 

 

 

 

まあそんな感じで封筒への封入は機械がズバババーーっとやってくれるのですが、

 

この機械のすごいところは、「人の手で選んできたから必ずミスは発生する」という

 

共通認識をカバーするため、しっかりと正しいものかどうかをスキャンしています。

 

なのでいままでで、注文していた内容と違うものが届いたというミスはゼロとのこと。

 

すごいですね!じゃあちょっとは見せてくれたって・・・いや、何でもありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに封筒はこんな感じで機械に入れていきます。

 

矢印のところにご注目。封筒の片方に、白い目印をつけています。

 

これは、「こっちを上向きにして機械にセットしてね」という印。

 

逆に入れちゃうと正しくDVDが入らないので、パッと見て分かるように

 

なったそうです。現場の声をすぐ反映してくれたそうですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じで封筒に入れたDVDたちを、郵便番号ごとにエリアで分けていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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そして郵便番号で分けられた封筒が、ずいずいと機械から出てきます。

 

 

ちなみに、出てきた封筒がどんどこ出てきていっぱいになると、

 

緑のランプが点いてルパン三世のテーマが流れました。

 

これは「封筒いっぱい出てきたからはよ取って~!」というのが

 

耳で聞いて分かるようになっているからなのだとか。他の作業してる時に

 

ルパンの曲が流れたら「あっ封筒回収しなきゃ」ってなるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこんな感じでいっぱい箱に詰めて、配送業者を待てばオッケー!

 

これで東日本全域に最高の映画を届けることができます。

 

※大阪にも同様のセンターがあり、西日本はそちらでさばいています。

 

 

 

 

 

 

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そして今回、事前に返却する期間を調整していたので、

 

特別に自分の次のDVDをピックアップすることができました。これ俺の~!

 

 

目が死んでいますが、配送前のDVDを手に取れるとは、不思議なきもちです。

 

明日にはわたしの家に届くのかと思うとわくわくですね・・・。

 

楽しみにしていましょう。

 

 

これで見学は終了です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回のTSUTAYA DISCAS見学、いかがでしたか?

 

 

ネットで1クリックで簡単に注文できる背景には、

 

たくさんの人が協力してくれているおかげで成り立ってることが分かりました。

 

機械がその作業ウェイトを占めているとは言え、

 

人力で黙々とDVDを探すその作業は、なかなかタフなものでした。

 

パートタイマーの皆さん、ありがとう・・・。

 

 

これからTSUTAYA DISCASで注文したDVDを見るとき、

 

裏側のことをちょっと意識してみると楽しいかもしれませんね。

 

 

ちなみに、最近TSUTAYAで始まった、自分が見た、読んだ、聞いたやつを

 

facebookを通してレビューできる「コレみた!?」というサービスが

 

けっこう良いらしいので、使ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

ご協力いただいた広報担当の皆様、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~次の日~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(おわり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(まきの)