世界には様々な部族がいます。

 

 

皆様がご存知のトゥンブカ族やグルルンバ族の他にも、

 

タマン族やカレンニー族、ヌバ族などたくさんの部族がいるのです。

 

 

そんな中まだテレビでも一度も取り上げられたことのない、

 

「ジョシコーセ族」という部族がいます。

 

今回はそんなジョシコーセ族(以下JK族)との接触に成功しました。

 

 

 

 

 

 

 

JK族には女しかいません。彼女達の住処はこの村です。

 

 

人気の木の実を取り揃えたヤーシブ森

 

一度迷い込むとなかなか目的の出口から出られないと言われるシンジュク林

 

多種多様な乙女が語らう憩いの場、ブクロ池

 

 

いろいろな所へ毎日出かけていきますが基本はこのジモト村にいます。

 

 

 

 

 

 

あっ!

 

 

 

 

 

 

いました!! JK族です! こちらの様子を伺っています。

 

カメラを警戒しているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

いや…違う! むしろ…!

 

 

 

 

 

カメラを見つけて寄ってきた…!

 

 

 

 

 

そう。JK族は一般的な部族と違い、カメラを好んで寄ってきます。

 

 

これはこの村に伝わる「裏ピース」と呼ばれる伝統のポーズです。

 

もともと古くから「ピース」というポーズがあったのですが、

 

JK族の「輪郭を細く修正したがる」という習性が強くなるに従って裏ピースへと発展していきました。

 

 

 

 

 

 

 

「 レよ  ι″めま ι τ」(訳:はじめまして)。

 

彼女はこの村で一番の年長者だそうで、流行に乗りつつ古くからの伝統も大事にしているそう。

 

まつ毛を強調したようなメイクをしている理由は、

 

「まつ毛が長ければ長いほどモテる」という村の風習があるからなんだとか。

 

 

生まれ持った素材よりも、付け足すことに熱心なのも彼女たちの特徴だ。

 

 

 

 

 

 

「⊇れカゞ⊇@木寸τ″@主食ナょ@」(訳:これがこの村での主食なの)

 

そう言って彼女が差し出してきたのはカラフルなグミのようなもの。

 

 

 

 

 

 

 

あんまり美味しくはなさそうだが、色や形がカワイイ。

 

JK族にとって食べ物は、味の良さよりも見た目の可愛さで選ばれるものらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

「カゝτぇ(藁」(硬ぇ(笑))

 

 

 

 

 

JK族の中には、もちろん派閥もある。

 

 

JK族の中でさらに細かく属する族が分かれており、

 

一番広い縄張りを持つのがバスケ部族バレー部族次いで、スイソーガク部族

 

 

そして、一番肩身の狭い思いをしている部族が、

 

マンケン部族ブンガク部族だ。

 

 

 

 

 

「絵とか文章を書く能力はスポーツをしたり演奏をしたりする能力と同じぐらい尊いのに、あいつら団体だからって調子に乗って一番美味しいココナツを奪っていく件(^q^)wwwwwwww」

 

そう語る彼女は、マンケン部族の長だ。

 

 

 

彼女のスカートは、膝が隠れるほど長い。

 

スカートの長さは、JK族の中の地位を暗に示すのだと言う。

 

 

 

 

 

一度輪から外れると元に戻るのが難しいのも、JK族の特徴だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

これから他の部族との戦闘に行くと言う彼女。なにかを履き始めた。

 

 

 

「」レ─ス″`/ッ勹スっτ言ぅ@。ちょっー⊂昔レニ流彳テっナニωナニ″レナー⊂″」(訳:時代遅れの靴下)

 

スネを守ることが出来る上に、暖かい。これも生きる上で必要な部族の知恵なのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

準備が完了したらしい。JK族の女性達はどのように闘うのだろうか?

 

戦闘相手が来たようだ。今日は特別に戦闘の様子を見せてくれるのだという。

 

 

 

期待して見ていると、

 

スマートフォンの画面を敵に見せ、なにかを叫び始めた。

 

 

 

 

 

 

「LINE@友ぇ幸@数、4z8人! 」(訳:LINEの友達の数、428人! )

 

 

 

 

 

 

「twitter@┐ォ□ワ─@数、zo4! 『#ぉ世舌辛τ″も可愛レヽー⊂思ぅ人RT』@RT数、sб! 」

 

(訳:twitterのフォロワーの数、204人! 『#お世辞でも可愛いと思う人RT』のRT数、56!)

 

 

 

 

 

 

「彳皮氏カゝら@乂─」レ、フ8! レヽレヽね@数、zЗ! ⊃レヽ、キゃす@閲覧数、⑫! 」

 

(訳:彼氏からのメール、78通! いいねの数、23! ついきゃすの閲覧数、12人! )

 

 

 

 

見応えねぇ!!

 

なんだこの…くだらねぇ狭い世界での醜い争い! 多い方が勝ちっていうつまらない価値観!

 

 

 

 

 

「ま、負レナナニ~。もぅ大人数┐°└|τ″セ・/勺─弓長れね~」

 

(訳:負けた。もう大人数プリでセンター張れない)

 

 

負けたようです。起き上がれないほどのダメージを受けています。色々なものを失うんだなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「でもいいの。」

 

突然あのクソ寒いギャル文字喋りをやめた彼女。

 

 

「今日村長からこれを渡されたの。これを渡されると言うことは…この村を出ていかなきゃいけないってことなの」

 

 

 

 

 

 

白い光のな~かに~

 

 

 

 

山並みは萌えて~

 

 

 

 

はるかな空の果てまでも君は飛び~立つ~

 

 

 

 

 

「私、女子がサークルで言って盛り上がる下ネタのラインを勉強しなきゃいけないの」

 

 

 

 

「サークルの飲み会でお酒弱いフリして先輩の肩にもたれかかんなきゃいけないの。」

 

 

 

 

「プリントのことレジュメって呼ばなきゃいけないの。」

 

 

 

彼女はこの春から、ダイガクセー族になるのだと言う…。

 

 

 

 

(あぐ味)