かぐや様をすごく語りたい。「かぐや様」の約1万字レビュー

「かぐや様は告らせたい」が本当に好きなんです。

 

マジのマジで好きなので、最後に「かぐや様」への愛を語らせてください。ただ想いの丈を書き連ねているだけですが…。

 

しかしながら「かぐや様」は大人気作品。僕みたいな木端ライターが「かぐや様」の魅力を語らずとも、既に大半の人が「かぐや様」の“良さ”を知っているのもわかっています。また、実写映画も大ヒット・アニメ2期の発表されたこのタイミングで記事を出しても『「かぐや様」に便乗したいだけなんじゃ?』と思われる可能性があるのもわかっています。

 

…でも“本当”なんですよ。俺は本当に「かぐや様は告らせたい」が好きなんですよ。 仮に国の法律で「ラブコメ漫画の紹介記事を書きし者、処刑」みたいな御触れが出たとしても、それでも俺は「かぐや様」を語りたい!!!!!  語らせてください!

※ここからは漫画「かぐや様は告らせたい」のネタバレが多少含まれますのでご容赦ください。

 

普段は斜に構えて日常生活のことを全く呟かない自分のTwitter。しかし「かぐや様」14巻読了後、その内容が最高すぎてツイートしちゃいました。究極良きでした…。

 

僕が「かぐや様」と出会ったのは約2年前のこと。『ジャンプBOOKストア』の期間限定1巻無料のコーナーに「かぐや様」がありました。それまでは「かぐや様」に関しては作品名を知っている程度でした。作品の概要欄を読み、ラブコメ好きな僕はすぐさま“試し読み”をタップ。本著を拝読させて頂きました。

そしたらね…

 

すっげ~~~~面白い!  めっちゃくちゃ面白いんですよ!!!!! やばばばばば!

 

速攻で既刊を買い揃えました。

「恋愛要素」に「頭脳戦要素」を合わせるという新ジャンルの開拓。その発想、敬服に値します。わかりやすく言うなら、ラブコメに「HUNTER×HUNTER」の様な心理戦が加わってるってこと。ラブコメに「DEATH NOTE」の様な頭脳戦が加わってるってこと。恋愛ライアーゲームってこと(…これらの例えあってます? 例え下手だな、僕)。…凄(すげ)くね? それって超凄くね? 甘~い苺チョコ大福に、ほろ苦いブラックコーヒーもセットで付いてきてるってことよ?(例え下手だな~)

とにかく、最高of最高! 

……ラブコメ×頭脳戦=めちゃ最高ってことなんです。あと作品の紹介に別の作品で例えるのよくなかったですね。すいません。

 

ラブコメ×頭脳戦=めちゃ最高ってこと。

それなのに…! それなのにですよ!「天才達の恋愛頭脳戦」を副題に冠してるくせに、彼らの頭脳戦はハマらないことの方が多い。深読みをしすぎて勘違い。2人の思考はこじれにこじれ、さらに空回り。

でもだからこそ、そこに笑いが生まれる。天才だろうと恋に落ちたらアホになる。その描写に、読者はニヤニヤしちゃうわけです。もちろん、戦略がばっちり決まる回もあります。相手に出し抜かれた際の、顔真っ赤にして慌てふためく様がまた可愛いのなんの! (「かぐや様」第102話、LINE既読回のかぐやちゃんは死ぬほど可愛かったな… )。キレッキレなギャグに加えて胸キュンのラブコメ的演出も満載。読んでて、すっげぇトキメキます。

 

 

「ラブコメ」「頭脳戦」「ギャグ」「美麗な絵」どんだけてんこ盛りなんすか。は~~~、こりゃ凄ぇぜ! とんでもねえマンガが産まれちまったよ。 どえれぇ作品に出会ってしまった。「かぐや様」が読める時代に産んでくれた両親に感謝したい。「かぐや様」が読めるこの平和な国に感謝したいよ。そして勿論「かぐや様」を生み出した作者様に感謝したい! ちょっと一回声高に言わせてください。「かぐや様は告らせたい」に出会わせてくれてありがとうございます!!!!!!!!!!!!

っっっはぁ~~~。たまんねぇよホントによぉ。ずっと。俺の心はたまんねぇぜ。ずっと。

 

 

作品の構造が凄いのは上述の通り。ですが当然、キャラクターも可愛い!

ここからは「かぐや様」の主要キャラである秀智院学園・生徒会メンバーについて語らせてください。まずは作品の主人公・四宮かぐや。 財閥・四宮グループのご令嬢にして、秀才たちが集う秀知院学園の生徒会副会長。

超絶お嬢様かつ、文武両道の超天才。

所謂「お嬢様キャラ」が恋愛事にアタフタするって、面白さが確立されているじゃないですか。微笑ましいし、応援してあげたくなっちゃう。はぁ~~、可愛いなぁ。可ッ愛いなぁ!

この作品の魅力の1つは「天才が恋をするとどんどんアホになっていく面白さ」だと僕は思っています。その中でも、四宮かぐやは群を抜いてアホの子です。勿論、この場合の“アホ”は良い意味での“愛すべきアホ”です。僕の様な“アホすぎて周りからも見放されるどうしようもないマジのくそ馬鹿アホ”とは違う意味でのアホです。

 

「バカと天才は紙一重」と言いますが、四宮かぐやは天才かつ世間知らずのお嬢様。アホになるピースは充分に揃っています。純正アホちゃんです(……こんなにアホって言って大丈夫かな。かぐや様ファンに怒られないかな。)ただ、僕が「かぐや様」で一番好きなキャラクターも、この四宮かぐやなんです。

 

天才故にどんなことも容易にこなせる。常人には到達できない領域に居る、神様の様な存在。まさに「かぐや様」。

それなのに、そんな天才キャラクターに何故ここまで感情移入できるのか。それは四宮かぐやが何に対してもピュアで一図だからではないでしょうか。好きな相手から初めて届いたメールは大切に保管して何度も見返しちゃうし。相手を好き故に愛も重くなってしまう(白銀への誕生日ケーキがめちゃくちゃ大きくなってしまったり)。

 

そう。四宮かぐやは天才だけど、「普通の乙女心」を持っているのです。そしてこの「普通の乙女心」というのは男女関係なく一度は持っていたはず。つまり、誰しも経験したことがある甘酸っぱい恋の記憶です(とはいえ26歳の男が、真顔でPCに“普通の乙女心”って文字を打ちこんでるのなんかキモいですね)

 

誰だってこんな初恋を通ってきました。だからこそ「かぐや様」において、主人公・四宮かぐやは何よりも感情移入しやすいキャラなんです。

… もう何回言ったかわかんないけど、やっぱり…凄(すげ)くね? マンガの主人公の必須条件である「感情移入のしやすさ」をここまで体現している四宮かぐやって凄くねぇか? 俺、四宮かぐやがマジで大好きなんだ……。そして漫画の編集者でもなんでもないのに「マンガの主人公の必須条件である~」とか言っちゃってる俺ってマジで痛くね? あちゃちゃ…。

ともかく、俺はそんな天才で普通な主人公・かぐや様が大好きなんです。

大好きですから。愛してますから。

 

もう一人の主人公、秀知院学園生徒会長・白銀御行

努力の天才。四宮かぐやがなんでもこなせる純・天才型に対して、白銀は死に物狂いで勉学に励みトップに上り詰めた頑張り型・天才です。

 

普段は生徒会長として。そして好きな子にかっこ悪いところを見せたくない男子として完璧な外面を取り繕う白銀。しかしその内面は結構女々しいし、運動・音楽音痴のポンコツ。

バッキバキのお嬢様かぐやに対して、クソどケチで貧乏の白銀。他にも、あらゆる面でかぐやと対比がされています。だからこそ、両者には価値観の違いが生まれます。

こうして読み返すと、作者の赤坂アカ先生はキャラの内面を書くのも本当に上手いですよね…。敬服です…。

 

そんな中、とくに白銀の内面描写はとても丁寧に描かれている気がします。丁寧に書かれたからこそ、14巻での白銀の「だからこそ、俺はお前に告らせたい」の独白に、「あ~~~、うんうんうん。そうだよな! 白銀御行はそうだよな! うんうんうん!」と僕の心の中の“いいね”ボタンが連打されまくりました。最高。

 

あと、僕が白銀の行動で好きなのが5巻の第42話。夏休みでかぐやに会えない期間が続いていた中、突如思い立ち、クソ熱い中を自転車で生徒会室に向かってしまうシーンです。

ジャコジャコ自転車を漕ぎながら「俺、意味ねーことやってんなぁ」というセリフ! ここがね!めちゃくちゃいいんですよ!!!あ~~~、うんうんうんうんうん。そうだよな! 俺達はそうだよな! うんうんうん!」と僕の心の中の“いいね”ボタンが押されすぎて爆発しました。

 

先程、四宮かぐやの恋に対する行動は誰しも通ったと書きました。ですが、白銀のやる事なす事も、これまた誰しも通ってきた恋路ではないでしょうか。

動いちゃうよねぇ! 休み時間や放課後や休日で…好きな子に会いたくて、好きな子の顔を見たいし自分の顔も見てほしいし、なにより話したくて…動いちゃうよねぇ!! 必死で動き回って、「なかなか会えんなぁ」と時間だけを無駄にしちゃって。でも、何百回に一回の確率で好きな子と遭遇できて「お、偶然だなぁ(っしゃ!おらぁぁぁぁ)」ってなっちゃうよねぇ(泣) わかる~~~(泣)(俺のキャラはなんなんだ?)

 

そんな普通の男の子の白銀御行(恋愛面が普通なだけで、それ以外は異常だけど)。さすが主人公、決めるときはビッシり決めてくれます。そこがたまんなく、すっげぇカッケぇんすよ…。

白銀のカッケぇシーンを挙げたら枚挙に暇がないのですが。例えば花火回の、かぐやが「みんなと花火が見たい」とツイートした直後の白銀の「了解」と言ってるシーンとか。あとは生徒会選挙で、石上からの願いに「任せろ、飯野ミコを笑わせない勝ち方~」と言ってくれる白銀。……くぁっこいい~~~~~。震える~!! 白銀会長の漢気にシビレちまうよ! 震えちまうよ! こんなん好きになっちまう! 決めシーンでちゃんと読者の心に響かせるってマジで凄い。

勉強以外はポンコツだし、人間臭い部分の方が多いけど、最後はきっちり決めてくれる白銀御行。現実離れしたカッコよさを見せてくれるからこそ、読者は生徒会長・白銀御行に心奪われるんだと思うんです。

あとやっぱり白銀はめちゃくちゃ優しい性格ですしね。四宮かぐやも後輩想いの一面があるし、そう考えたらこの作品の登場人物って根が優しい性格した良い人ばっかだなぁ。だからこそ超ヒットしたんでしょうし、俺も「かぐや様」に心を掴まれた内の一人だし。あぁ…すっげ―作品だ…。

 

 

 キタキタキタ! 来たんだYO!

 「かぐや様」のヒロインにしてマスコット的存在。藤原千花。

可愛いなぁ(泣)書記ちゃん、可愛いですよねぇ(泣)

天真爛漫な書記ちゃん…。ムードメーカーな書記ちゃん…。いつだって制御不能な書記ちゃん…。登場する度にどんどんギャグキャラ度が濃くなっていく書記ちゃん…。ラブ探偵書記ちゃん…。頭お花畑書記ちゃん…。ラーメンスイッチ書記ちゃん…。お母さん書記ちゃん…。大シュキ、書記ちゃん。しょき、…しょ、しょしょ…ッ!

 

書記ちゃん可愛いよねぇ(泣)

 

話は変わりますが、“マスコットキャラクター”の定義とはなんでしょうか?

マスコットの意味は「シンボル」「人々に幸運をもたらすと考えられている人・動物・もの」という意味です(まるで自分が博識であるかのように書きましたが、普通にWikiを読みました)

 

その観点から見ても、書記ちゃんはマスコットキャラ的ポジションを全うしていますよね。我々読者は書記ちゃんの可愛さに幸福を与えられてます。

 

そして作品内で彼女をとりまくキャラクター達も、書記ちゃんによって幸福が与えられていませんか?

例えば、第37話では“仲良し警察”としてかぐやと白銀の喧嘩を見事仲裁していました。……いや、これは特に仲裁してなかったか。

あ、でも第64話のかぐやの真剣な恋バナに恋のアドバイスをビシッと決め……あ、いや…これもかぐやをより混乱させただけだったな…。

あれ?書記ちゃん、「マスコット」として特に幸福を与えてなくね? 書記ちゃん、本当にマスコットなのか?

……書記ちゃんのポジションってなんなんだ?(ていうかマスコットって勝手に俺が呼んでるだけでしたね)。

でも、その未知<アンノウン>こそが書記ちゃんの魅力。彼女の一挙手一投足が読めないからこそ、読者も作中キャラクターも振り回される。

 

読めないどころか何も考えてない可能性もある! だからこそもっと読めない!

『頭脳戦』において「思考が読めないやつ」ほど難攻不落の強者です。ラスボス。

 

そう。書記ちゃんを一言で表すなら「無敵キャラ」ですよね。

天然かつ、アホの子。我が道を突き進む唯我独尊キャラだけど、母性が溢れ出る無邪気で優しい心の持ち主。彼女の主役回は大体神回(書記回のギャグのキレッキレさよ…)。そして全てを全く読めない。

これはもう…無敵ですよね? 

どの角度から見ても一切の隙がない書記ちゃん。

 

勿論、僕のこんな無茶苦茶な評価に収まらないのが書記ちゃんです。収まるとか収まらないとか、そんな枠組みに捉えることが間違ってるのかもしれない。

ていうか書記ちゃんって恋バナ好きで、食べるの好きで、成績そこそこで…。やってることはごく普通の人間なんですよね。そんな書記ちゃんに、なぜこうも異常性を感じてしまうんでしょうか? わからない…。わからないから書記ちゃんなのか? わかってしまったら書記ちゃんじゃないのか? わかっても書記ちゃんなのか? 俺もだんだん何言ってるかわからなくなってきたな?(この文章を書いている時間、深夜2時)。

 

わかんねぇから、この言葉で締めさせてもらいます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Y

 

 

O

(書記ちゃんメイン回だと、第84話ソーラン節回、第147話のラーメン回が個人的に大好きです)

 

 

秀知院学園生徒会・会計にして、裏主人公の石上優

石上といえばやはり“体育祭編”ではないでしょうか。石上の過去が明かされる長編。あの過去回はビビりましたよね。多くの人が「うわー、キッツー」ってなりましたよね。だからこそ、石上というキャラに更に説得力と理解が出る“最高回”だったわけですが。

あの過去を よく耐え抜いた!!! すげーよ! それだけですげーよ!(アニメ2期は体育祭編までやるんですかね? 楽しみ。)

 

石上って、ず~~~っと戦ってるキャラですよね。もちろん、どんな人だって日々がなにかしらの勝負の連続ですけども。石上は常に戦ってる。過去の制裁とも向き合い、対抗リレーのアンカー、ミコへの理不尽ないじめも陰ながら支え、かぐやに期待を託された期末テスト、つばめ先輩への想い…石上はず~っと戦ってる。

で、大体負けてる。なかなか一位にはなれない。

でも、自分も大人になった今だからこそわかるんですが、社会に出たらそんなことの方が多いじゃないですか。理不尽な場面の連続だし、なかなか結果が出なくて自信も失われていきますよね? 石上の卑屈さを誰が責められるんでしょうか。人生は勝負の連続です。勝負である以上、当然負けもある。だからこそ石上の“卑屈な部分”に感情移入できるんです。

 

頑張れ! 石上! この作品のことだから、今後も石上は簡単に勝たせて貰えないのかもしれない。「~恋愛頭脳戦~」における“負け”の役割を石上は背負うのかもしれない。それでも頑張れ石上! 正義感の強い石上を、俺たちは応援しとる! 負け組の希望の星だよ!!!ファイト!石上!(石上からしたら一回り以上年上の人間にこんなこと言われても困るだろうな…)

 

あと石上って、主人公2人との距離感もめちゃ良いですよね。

常に完全無欠を取り繕ってる白銀も、石上の前では素の高校生らしさが出ていますよね。

逆にかぐやは、石上の前では“頼りがいのあるお姉さん感”を素で出してます。

常に本心を隠し、肩ひじ張ってきた主人公二人にとって石上の存在ってすごく大きい。

引きこもり時期を生徒会によって助けられた石上ですが、石上も2人にとっての救いになってるっていうね。流石、裏主人公!

 

石上は誰かの役にたってるし、その正義も努力も読者はみんなわかってるよ! 恋も人生も辛酸を舐め続けている石上だけど、がんばれ! 

 

…でも今の石上の立ち位置ってほぼハーレム系主人公ですよね。ちゃんとモテてんじゃん!!! クソが!

 

 

秀知院学園・風紀委員兼生徒会会計監査。そして裏ヒロインの伊井野ミコ

ミコちゃん。どんどん尊くなっていく…。

作中でも屈指のド真面目。堅物故に、唯一“頭脳戦を拒否する”キャラ。

「天才たちの恋愛頭脳戦」という作品の中で、彼女が最もイレギュラーな存在です。

 

そしてすっげー不安定なキャラクターです。ミコちゃんって。

自らが掲げる正義感が高すぎる故に、あらゆる物事に対する視界が狭いんですよね、彼女(←この俺の口調、クソ気持ち悪いな)。

視点が狭い…つまり無知という言葉にも置き換えれます。

「かぐや様」では主人公2人をはじめ、多くのキャラクターは“恋への戦略”を持っています。でもミコちゃんだけが0(ゼロ)。

 

…話は変わりますが、

ミコちゃんって…可愛い子犬みたいですよね?

 

あ、ごめんごめんごめん。急にキモイ発言したからって帰らないでください。ブラウザをバックしないで。

 

…でも、ミコちゃんを“別の何か”で例えたらなんだろな~と考えたらやっぱり子犬しか思い浮かばなかったんですよ。

常に元気よくキャンキャン吠えるし、自分より大きい敵にも果敢に向かっていく、ご飯の匂いにはすぐ釣られるし、失敗事には凹むし、低身長。

ミコちゃんって子犬なんですよ。そして子犬である以上、これから成長していきますよね。

「かぐや様公式ブック」では作者のアカ先生は「彼女(ミコ)がこれからどうなるか、作者にもわからない」的なことを仰っていました。

この事からも「かぐや様」での伊井野ミコとは「成長を見守る存在」なんじゃないでしょうか。

 

たぶんここからミコちゃんはいろんな感情を自覚していくんでしょう。きっと戸惑いもするし、受け入れがたく拒否するのかもしれないですが…。

 

融通の効かない堅物の反面、少し褒めればすぐ落ちるチョロちゃん。本当に0(ゼロ)。彼女もまた未知<アンノウン>。

彼女はまだ“恋愛頭脳戦”のスタートにすら立っていません。そもそも立つことはあるのか?!(サブタイトル「伊井野ミコは愛せない」の意味するところはなんなんだろう!?)

 

…でも、本当にどうなるんだろう。ミコちゃんの恋の行方って。かぐや×白銀も予想しづらいですが、石上×つばめ先輩×ミコの関係も全ッくわからん!

 

でもまぁ…。なんていうか、誰も不幸になってほしくないですよね。マジで我々の願いはそれだけ。

登場人物、誰もが不幸な結末になってほしくないというのが本音ですよ。先ほども書きましたが「かぐや様」の登場人物って根が優しい性格した良い人ばっかなんです。全~~~~~~~~員、幸せな結末を迎えてほしい!

 

 

でも、三角関係って少なくとも一人は確実に泣きを見るじゃないですか。AとBが付き合ったら、自動的にCは敗北ってシステムじゃないですか。

…やばいやばいやばい!!! そうなっちゃうの!? 作中の誰かは泣きを見ちゃうの!? 恋愛ってそーいうもんだから仕方ないの?!

こえ~~~~~(泣)でも楽しみ~~~~~~(泣)

 

 

 

 


貧乏だから普段めったにガチャガチャできないけど、「かぐや様」のガチャガチャ回しちゃった。書記ちゃん出た~! 嬉し(泣)

 

思い返せば、この1年は紛れも無く「かぐや様イヤー」でしたね。1~3月はアニメ第1期の放送が大大大ヒット。4月には文化祭の決着までを完全収録した最高な14巻の発売。7月には、氷かぐやを一気に好きになる最高な15巻の発売。9月には実写映画化、これもマジのヒット。9月には生徒会メンバーの関係に大きな進展があった最高の16巻。そして、アニメ二期発表。

まさに「かぐや様イヤー」でした。最高の一年です。今年は凄惨な出来事も多く、自分も気持ちが沈むことが多かったんですがやっぱり多くの漫画に励まされました。当然、その中の一つに「かぐや様」が含まれます。

読んでてニヤニヤしちゃラブコメ漫画に、心が救われます。

 

「唐揚げのラスト一個をかぐや様っぽくゲットしよう」とか意味わからんことを企画をして申し訳ありません…。

「かぐや様」と「唐揚げ現象」、そこまで繋がってないし…。無理あったし…。

 

でも、「かぐや様」がマジで好きだったので、いつか記事にしたいな…と思ってて…。

 

かぐやと白銀。石神とミコとつばめ先輩。いつだってカオスな藤原書記、いろんな感情が表に出てくる早坂、柏木と翼(俺はまだ“神ってるはずがない”と信じてる)、置いてかれるマキ先輩。これからも「かぐや様は告らせたい」が楽しみです。

 

俺は「かぐや様」が本当に好きなんだ。

 

 

 

かぐや様をすごく語りたい

~終~