タイプ3
魔除けの印をなぞらせる
手書きタイプの認証です。
あまり知られていませんが、「五芒星」と呼ばれるこの印は
陰陽道では魔除けの呪符として伝えられています。
おばけがなぞれば、その魔除け効果によって内側から焼き尽くされることでしょう。
魔除けの印とは知らない様子のおばけ。
まんまと図形に沿って線を引いています。
カ~~~~~~~ッチ
普通に下手かよ
あーあ。
失敗です。
タイプ4
こうなったらシンプルに行きましょう。
「私はおばけではありません」にチェックさせる
最近主流になったチェックを入れるだけの認証です。
プログラム相手には効果があるそうですが、おばけに対しては効果未知数です。
おや?どうしたのでしょうか。
何か考え込んでいるようです。
死に際に見る走馬灯のようなものが流れ出しました。
デジタルネイティブが見る走馬灯、生と死とおもしろフラッシュ倉庫らしいです。
サァァァァァ……
成仏していきました。
自分がおばけだということに気づいていないだけだったんですね。
まとめ
今回はおばけの不正アクセスを防ぐキャプチャ認証をご紹介しました。
おばけの嫌うものを表示するのはあまり効果が無いようです。
一番の方法は自分がおばけであると気づかせてあげることなのですね。
供養されず自らの死に気づかないおばけはまだたくさん現世を彷徨っていることでしょう。
もしかするとこの記事を読んでいるかもしれません。
あなたはどちらですか?
自分が生きている人間だと言い切れますか?