もし過去や未来に行けたら……
誰もが一度は想像したことがあると思う。
原始時代、近未来、自分自身の過去や未来、どんな時代のなにを見に行こうか。
考えるだけでワクワクが止まらない。
しかし、残念なことに今の科学力では、タイムトラベルは実現不可能と言われているそうだ。
それは困る。タイムパラドックスや相対性理論のような知識は全くないが、これだけは駄々をこねたい。
私はどうしてもタイムトラベルをしてみたい!
そもそも時間移動とは?
どうしてもタイムトラベルをしたいので、あれこれ調べてみた。
どうやら時間移動の方法にはいくつか種類があり、仕組みや定義もかなり違うらしい。
タイムトラベル・・・機械などを使って時間を移動する
タイムスリップ・・・何かの拍子にどこかの時代、場所へ飛んでしまう
憧れのタイムトラベルは個人の力で実現するのは難しそうだ。
同じくタイムスリップも何か不思議な事件に巻き込まれない限り無理だろう。
どうにか自分の力で実現できそうな時間移動はないだろうか。
頭を悩ませながら探っているうちに、あるひとつの手段にたどり着いた。
タイムリープである。
タイムリープとは「時をかける少女」で登場した造語だ。
自分の意識だけが時空を移動して、その時代にいる自分自身の体に意識が乗り移る現象をタイムリープというらしい。
「自分の意識だけが移動する」のがポイントだ。
私はこの仕組みを利用して、念願の時間旅行を決行することにした。
タイムリープする方法
私の考えたタイムリープを実現する方法は以下の通りだ。
①数年前に撮影した写真を用意する。
写真を見て自分の気持ちを当時と同じ状態に戻しておく。
②写真と同じ場所へ行く。
④「え……うそ……ここって確か〇〇〇だったはず……」
という気持ちになる。
⑤
一気に未来へタイムリープしたかのような感覚に!
難しいことはない。
大切なのは自分の意識、気持ち!
未来へタイムリープしよう
では実際に昔の写真を元にタイムリープの旅へ出てみたいと思う。
1、怪しい木のその後
その人なら向こうへ走っていきましたよの木 pic.twitter.com/kBjuGqgalj
— かとみ (@kato_mi) February 5, 2018
2018年2月に見かけたこちらの木。
おとぼけフェイスで遠くを指さしている。なんだ、さてはあれか。誰かかくまっているな。怪しい木だ。
この木の未来を見に行ってみたい。
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1年3か月後の未来へ
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相変わらずのおとぼけフェイスだが、枝が伸びてバンザイをするポーズになっていた。
怪しくなかった。ただの陽気な木だった。
2、細いドアの行方
2017年5月に見かけたドアだ。
今まで見かけた中で一番の細さだと思う。
開けたい、そしてその隙間を通ってみたい。ドアに対してこんなに熱い衝動を持ったのは初めてだった。
いつかこの細いドアは開くことがあるのだろうか。
ドアの未来を確かめにいこう。
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2年後の未来へ
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ふさがれていた……。
ダイエットしていつか通ってみたいと夢見ていた極細ドアは未来に残らなかったのだ。
ああ、あのドアの向こうには何があったのか。
3、看板は描き続けられるのか
2018年5月に見かけたメガネ屋の看板だ。
ここの看板は動物の豆知識を教えてくれて大変ありがたい。
未来の世界では動物の豆知識はどうなっているのか。
相変わらずありがたい存在なのか、タイムリープして確かめてみたい。
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1年後の未来へ
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やったー! 続いてた!
1年で第148弾だったものが第206弾までになっている。すごい。
希望は未来へ繋がれていた。