6人中4人(約66.6%)の人物が、「何かしらの子分」の地位にいることがわかる。これはかなりの割合だ。
6人中3人(50%)の人物が出っ歯である。
これも語尾に「~でゲス」をつける人の特徴と言えよう。
逆に言うと、これらの特徴以外の共通点はこれといって見当たらない。
ここまでのデータから挙げられる仮説は、
・何かの子分であること
・出っ歯であること
である。
では、そのほかの言葉を語尾につける人物はどうだろうか??
■語尾に「~でヤンス」をつける人物の調査
語尾に「~でヤンス」とつける代表的な人物をピックアップした。
この人物たちの共通点を洗い出していく。
「~でゲス」と同様、「~でヤンス」も何かの子分になっているケースが多い。
驚くべきことに、「~でヤンス」とつける人物全員が何かしら目になにかを装着していた。つまり目に何かを装着すると、語尾が「~でヤンス」になる可能性が高い、ということである。この条件は「~でゲス」という子供を育てるのには、避ける必要があることっぽい。
■語尾に「~ズラ」をつける人物の調査
つぎは語尾に「~ズラ」とつける人物の共通点の洗い出しだ。
「~ズラ」をつける人物で、何かの子分的な位置にいる人は、3人中1人(約33.3%)と、割合的に低い数字であった。
出っ歯の人物の割合もどうように約33.3%と低い割合である。
「~ズラ」はもともと静岡県の方言であるが、各人物の出身地はバラバラである。
しかし調査ではとくに他の共通点はみつからず、「~ズラ」を使う要因は一定に定まらず、カオス理論と化していることがわかった。
「~でゲス」以外のモデルケースからの情報も含めると、
次のような仮説をたてることができる。
・何かの子分になると、語尾に「~でゲス」か「~でヤンス」とつけるようになる
・出っ歯だと、語尾に「~でゲス」という言葉をつける傾向にある
・メガネなどを装着するようになると、語尾が「~でヤンス」になる
・「~ズラ」はカオス理論化しているので、あまり参考にしない