「大人気ない」

 

この文字、パット見で「おとなげない」と読めますか?

大人気おとなげ」と「大人気だいにんき」が混同して、一瞬「ん……?」と感じませんか?

 

そのまま「大人気ない」は読みにくい。「大人げない」と書いても、なんか気持ち悪い。

かといって、「子供っぽい」と言い換えてもニュアンスが違う。ルビを振るのも大げさすぎる。

 

▼「大丈夫です」は、「OK」と「NO」のどちらでも意味が通ってしまう。

▼「2日おき」と書いた場合に、次が来るのは3日後なの「本当に?!」って思う。

▼「辛いものが好きな人」を指す言葉がないから、誤用と分かっていても「辛党」を使いたくなる。

普段、文字を書いて過ごしていると、「この日本語、どうにかならないのかよ……」「もっと使いやすくなってくれ……」と愚痴りたくなる場面に遭遇します。

みなさんにも、こんな「アップデートを期待している日本語」があるんじゃないでしょうか?

 

オモコロライターたちに聞いてみたところ……

 

おおごとになる → 大事になる

こういうこと?

そうそう! そういうことです!

 

あちらの方(ほう?かた?)

こういうのとか?

そうそう! やっぱ、こういうのあるよな〜!

 

こんな調子で、思いの外、量が集まったのでひとつの記事にまとめました。

いつもは、どうにか別の言葉に言い換えたり、「前後の文脈で分かるし、考えすぎかな」と自分を納得させたりしていますが、今日くらいは愚痴らせてください。

それでは、まいりましょう。

 

 

かわいそう

『かわいいかもしれない』という意味で『かわいそう』が使えないのバグだと思う

 

 

匂い or 臭い

「匂い(におい)」があるんだから「臭い」は「くさい」に徹してほしいです。

 

 

「人気がない」

ひとけがない? にんきがない?

 

 

「あじわわせる」

毎回調べるし、調べても自信がないです。

 

 

 

伝聞を示す語尾が少ない。

「人から聞いた情報を第三者に伝える人」の台詞を書くとき「~らしい」「~そうだ」「~みたい」のローテーションになってしまうのが鬱陶しくてしょうがないです。

 

 

「『 』」

「これは『バナナ』だよ」
みたいに、内側に入るカッコが『』に変化するのが何か許せない。

このせいで、あとからそのテキスト全体を「」で括りたくなったとき、すでに書いてしまった「」を『』に変換する作業が発生する。

でももし外側が『』になるルールだったら

「これはなんですか?」
『これは「バナナ」だよ』
「なるほど」

みたいになって、それはそれでキモいので、イヤです

 

 

ううん。

否定するとき、首を横に振りながら出す音(?)を文字化しづらいです。

「うんう」…字面が気持ち悪い
「ううん」…悩んでるように解釈されそうで怖い

 

 

 

コンプリート

蒐集品の「コンプリート」にあたる日本語がなくて困ったことがあります。

中古市場では「完揃」なる聞き馴染みのない語があるらしいのですが…。

 

 

精通

「ネット文化に精通してる」←白いおしっこが出たみたいになっちゃう。

 

 

「っ」

「くっっさい」みたいに強調の促音を入れたい時、漢字と併用できなくなるのがイヤ。

 

 

大分 or だいぶ

動画編集中にテロップをいれるときに思ったんですが、割合が多い意味の だいぶ がなんか気持ち悪いです。

 

 

スマホ

絶対に「スマフォ」なんだけど、お互い指摘しないという暗黙の約束下で一斉に「スマホ」になったような感覚がある。

 

 

無味?

「プレーン味」にあたる日本語がなくて困っている業界ありそう。

 

 

これはよく分からない

せっかくなので、「土」と「士」のちょうど間にあたる、上と下の棒がぴったし同じ長さの漢字が欲しい。

 

 

Sexy

「抱く」とか「襲う」にセックスの意味を含めないでほしい。

 

 

相槌

相槌の

へ~
へえー
へえ
へぇ
へぇ~

で全部ニュアンス違うのはエグい。

 

 

「の」が続くのもイヤ

「だったっけって」みたいに「っ」が続くとなんかイヤ。

 

 

女性の一人称

文章において女性が使える一人称がほぼ「私」固定なのダルすぎます。文体の印象を変えづらい…。

 

 

女性の口調

女性をリアルな口語体で書くと男まさりキャラ?みたいになったり読者が混乱したり誤読するので、どうにかなんないかなーーって常に思ってます。

 

 

辛い

飲料の仕事してる者としては「苦味が苦手」とか「辛いと辛い(からいとつらい)」とかがキレそうです。

 

 

「直」

「直」が“じか”とも“ちょく”とも読めるのがいやです。

どうしても「じか」と読んでほしいときがある。同じ理由で「私(わたし/わたくし)」もいや。

 

 

『何人』

「なんにん」の意味で書いているのに、「なにじん」とうっすら失礼な感じでも読めてしまい、怒っている人を頭の中で想像してしまう。

でもひらがなで「なんにん」って書いても見た目がもにゃもにゃして変。

 

 

「ですもんね」と書くのもなんか違う

いつものことですしね、って書きたいとき、語尾が、「しね」になっちゃうの困る。

 

 

今日日

今日日(きょうび)と書く時に「日が2回続いてるけどこれあってる!?」と思う。

 

 

一回目 or 1回目

横書きならアラビア数字、縦書きなら漢数字

みたいな風潮にキレてます。

 

 

兄弟なら分かるのに

兄妹(きょうだい)←ピンとこない
兄妹(けいまい)←もっとピンとこない

 

 

1万と10,000

アラビア数字のカンマと、漢字の万や億といった単位との区切りがズレているの、わかりづらいのでそろえてほしい。

 

 

?!

「?!」って書く人なんなの!?って思っちゃう。

↑わかりすぎる

でも驚きが先行して疑問があとに来る「!?」と、疑問が先行する「?!」だとニュアンス違いませんか?

僕も感情の優先度で順番使い分けてます

ナイフとフォークみたいな感じで「!?」が定型だと思ってました。

疑問が驚きに先行する精神構造をもってないかもしれない。常に驚きが先です

急に石が窓から入ってきたら「!?」だけど、自宅に入ったら巨大な仏像があったら「?!」な気がする

 

……ここから、「『?!』はアリ? ナシ?」論争が続いたので、記事上では割愛します。

 

 

本日のオモコロブロスは以上です。

みなさんも「もっと使いやすくなってほしいな」と思う日本語があったら教えてくださいね。

「豚汁」の読み方とか。