こんにちは、加藤です。
突然、ぼくのもとに届いた1通のメッセージをご紹介します…。
え…保温鍋が急にもらえる…?
このサーモスのやつが…? なんで…? そんな得なことってある…? 怖い…。
何かの罠じゃないの…? なんらかバチとかあたらん…?
妖怪の仕業で水中に引きずり込まれたり、落ち武者の霊に刀で切られたりしぃへんか…? 怖い…。
そんなこんなで届いたサーモスの保温鍋「シャトルシェフ」。
こんな感じで、鍋とそれを包んで保温してくれる層とで分離する仕組み。
鍋を火にかけた後、こちらに入れて温度を保ってくれるので、アツアツの状態を維持したいだとか、とろ火で煮込んだりする料理に使えるみたいです。
ガス代もかからなくて経済的だし、火を見守っていなくていいので楽で安全ですね!
ぼくは普段、よくとろ火で煮豚を焚いているので、さっそく豚バラ肉を買ってきました。
こいつをちょうどいい大きさに切って…。
カットしたバラ肉ブロックと余分な脂身を水に入れ、弱火で沸騰するまで蓋をしてガスをかけます。
絶対に水の状態で肉を入れ、火をかけてくださいね…。そうしないと柔らかい煮豚にならないので。
水がお湯に近づいてくると灰汁が出てくるので、こまめに取ってあげましょう。
沸騰したので…。
こっちへよいしょ!
蓋をして1時間30分ほど保温します。
通常なら超弱火でコトコト煮込むところ…。
1時間半後…
あっち!
保温していたので、まだ鍋はアッツアツです。こんなに保温されてるんだ…!
ちゃんと煮えてます。こりゃ楽だ…!
次は煮豚の味付け。
醤油、みりん、味の素、煮豚と一緒に入れたにんにくを火にかけ、沸騰したらすぐ火を止めます。
カットした煮豚を30分ほど漬け込みます。
タレが付いた煮豚をバーナーで両面炙ります。
肉は炙るとだいたい美味い。バーナーは家に絶対あったほうがいい…。これだけは真実…。
んで、マルちゃん製麺醤油。
スープの素をとく際には、豚を煮たお湯を使います。豚の脂と旨味が、味を底上げしてくれる…!
具材だなんだをトッピングしたら完成!
煮豚が香ばしくてトロトロでうめぇ~!!
乾麺付属のスープを減らして、煮豚を漬けたタレをカエシにしても美味い!
もっと煮込む
次はとにかく玉ねぎを煮込みます。みじん切りにして少し水を足し、沸騰したらまた保温…。これで玉ねぎを炒める手間を省きます。
豚の脂を炒め、おろししょうがたっぷり、えのき、コンソメ、シナモンでひと煮立ちさせて、また20分ほど保温…。
また火をかけて沸騰したら、豚ロースの切り落としを入れ、火を止めてカレールゥを溶きます。ぼくはジャワ。小麦粉や片栗粉でとろみを調整。
ごはんとともに盛って、湯通ししたほうれん草と福神漬けを添えたら完成!
冬の風邪予防カレーです。たまねぎ、ショウガ、ほうれん草をたくさん摂るぞ!
煮る料理、保温鍋がめちゃめちゃ役立つ…!
みなさんも、ぜひ保温鍋で冬の煮込みライフを充実させてみてください。
ただし、ぼくのように河童の落ち武者に騙されないように気を付けてくださいね。
ぼくは今もどこかの沼の底で、妖怪に魂を保温されています。さようなら。