横須賀にあるアメリカ海軍基地は基本的に一般人が入ることは出来ないのですが、1年に1度「フレンドシップデー」と称して一般開放される日があります。その日は色んな屋台や基地内限定の食べ物やグッズ、様々な催しなどがあってまさにアメリカンお祭りフェスティバル状態。
コロナ禍で3年ぶりの開催ということもあったのでちょっと行ってみました。
ところで上の写真の私の脚、焦げた手羽先みたいに見えませんか?
並ぼう
10時から開放されるということで余裕をもって9時40分ごろに向かったのですが、私が到着した時点での行列はこんな具合でした。
へ〜。もう1km以上も行列になってんじゃん。ウケる。
例年とてつもない混雑みたいなんですが、今年は3年ぶりの開催とあってさらにとんでもなかったみたいです。ホゲ〜。「ちょっと寄って1時間ぐらいで帰るか」と思ってたんですが、一番最初の写真のゲートに到着するまでに2時間かかってしまいました。8時ぐらいに行くのがオススメかもしれません。
並んでるうちに最後尾が果てしなく長くなっていき、反対車線にまで続いていました。行列がバーストしすぎて入れなかった人や諦めた人、せっかく並んだのに提示必須のマイナンバーカードを忘れて弾かれた人も多々いたみたいです。
楽しもう
中に入ってしまえば基地内はかなり広く開放的で、良いな〜〜となりました。みんな楽しそう。
入場ゲート近くにはボートから戦士達が手を振ってお出迎えしてくれてました。素敵やね。
また、アメリカンな消防車とワンちゃんファイヤーファイターもあって、まさにお子様は興奮間違い無し。人がいすぎて回りきれなかったんですが、他にも「ワイルド・スピード」に出てきそうなめちゃくちゃかっこいい車も並んでたみたいです。
ボウリング場!
映画館!休憩スポットになってました。
野球場も!!福利厚生がすごい。ちなみに野球場は2つ、その奥にサッカーコートもありました。いくら何でも広すぎる。
外野にはバルーン滑り台がめちゃくちゃ設置されてました。無限エンタメ列車か?
何故か道端にスパイダーマンも!
そして屈強な戦士たちとも写真撮影の行列が出来ており、せっかくなので一枚撮りました。
あとは目玉となっていためちゃでか軍艦「ブルーリッジ」もお目見えしていたのですが、人知を超えた混雑状況だったし2歳児もいたので断念してしまいました。SNSで検索すると行った人の写真が出てくるのでそちらも参考にしてみてくださいね。「行けよ」と思われるかもしれませんが、行った人ならわかる、この異常な混雑具合が…。
食おう
ぎゃ〜!
ほげ〜!
…という感じで、とにかく目の前で豪快に肉を焼いてくれる屋台がそこら辺にあって、食欲を爆裂にそそってくれました。フレンドシップデーの真髄はやっぱ「食」にあるかと思われます。
これは1998年に日本市場から撤退してしまい、現在は国内ではここ米軍基地だけに存在しているダンキンドーナツ。せっかくなので買っちゃいました。
輝いてる…。燦然と…。
そしてフレンドシップデーで絶対に買うべきなのが、この日に基地の中でしか買うことが出来ない「アンソニーズ・ピザ」!毎年この日になると、横須賀の駅近辺でもこれを持って歩いてる人が多く見受けられるほど人気のピザとなっています。
私はこれを持ってる人に「これどこで買いました?」と聞き、買った後にまた別の人から「これどこで買いました?」と聞かれるほど、お目当てにしている人は多かったです。
こっちはペパロニ。いやティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズに出てくるような最高のピザかいっっっっっ!
こっちはミックス。こりゃたまらん。
このピザを、コーラとともに放り込む…。これぞフレンドシップデー!そしてビールもプラコップ一杯160円という驚安具合。日本で一番熱い日かも。
ほかにもタコスやナチョス、横須賀ネイビーバーガーなど紹介しきれないほど胃袋爆発必至なメニューが目白押し!
そして基地内にはマクドナルドも!こりゃ嬉しいね。
さらに基地内店舗限定のメニューもあるんだって。チョコレートクッキーにストロベリークリームパイ、アップルパイにマックフルーリーのM&M’s味ってか…。
せっかくなのでM&M’sのマックフルーリー買いました。
中にしっかりあのチョコが。溶けてカラフルになってかわいかった!
ま、それは妻にあげてあたしゃポテトをいただくけどな。こころなしかLサイズもアメリカンサイズのでかさな気がする…気のせいかもしれませんが。
そして近くにあったステーキも買ってかぶりついておきました。うおおお!
さようなら
そんな感じで、行列はまじでやばすぎるものの午前中に入ってしまえばだいたい胃袋が破れるほど満足できるし楽しい雰囲気も最高なので、来年はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
それでは、最後に「『指入ってますけどいいんですか?』と聞きたくなってしまう、豪快なビールの持ち運び方」の写真で締めさせていただきます。
それではさようなら。