この記事は、「予算2000円」で誰が一番いい買い物ができるかを競う記事です。
大きな買い物はできないけど、絶対失敗したくない。
普段買わないものにも手が出せるけど、いざ使うとなると緊張する。そんな絶妙な金額「2000円」
なので、「オモコロブロスのライターたちに2000円を渡したらどう使うのか」を観察するミニ記事をお届けします。
今回は「趣味・娯楽編」です
■ホイップる パティシエデビューセット
ホイップるバライティデビューセットを買いました!
クリームを絞り出す時の〝む〜んにゅ”っという触感がなんともクセになる気持ちよさです…なんと形容すれば良いのだろう…楽しいです。
こういうおもちゃは大人になるにつれて買わなくなっちゃうけど、どんどん買うべきだ!と思いました。普段スマホで動画ばっかり観ちゃう私がこの時ばかりは真剣にクリームの上にミントを綺麗に配置する事だけに夢中になっていました。
この小さなミントをご覧なさい。なんて小さくて愛らしいのか…!
■ひよこのペーパークラフト
卵から爆誕しているひよこのペーパークラフトを買いました。 10枚くらい入っている型紙をハサミで切り抜いて折り目をつけ、のりで貼り付けて組み立てます。暇つぶしにもなるし、完成後は飾ってインテリアにできます。
軽いから高い場所に固定しやすいのがかなり良くて、モニターアームの先端に突き刺す感じで置いてます。 ペーパークラフトは前も部屋に飾ってたんですが、切って作ったものだし軽いからか捨てるときの罪悪感があんまりないのも良です。
■クラシックカーの立体木製パズル
木製のプラモです。一部接着剤を使いながら組み合わせていくとクラシックカーになります。
厚みの違う板から取られた部品が巧みに組み合わさる設計は唸らされます。
ほら見て!エンジンルームなんかも立体的に再現されていてニクい感じですよね?完成するとタイヤやドアも可動式になるみたい。
そこそこの難易度なので、まだ完成状態を皆さんにお見せできず残念ですが、週末に少しずつ作っていく楽しみができました。いいぞいいぞ!
■芸人・チャンス大城さんの自伝
芸人のチャンス大城さんの自伝を買いました。
大城さんは生まれつき「内臓逆位」という北斗の拳の聖帝サウザーと同じ体質で、きっと聖帝十字陵でケンシロウと戦っていれば秘孔が効かずに得したこともあったのかもしれませんが、兵庫県の尼崎に生まれた大城さんは、この体質のせいで周りからイジられ、不良たちからの壮絶なイジメを含む相当とんでもない半生を送ることになります。この時のエピソードが、まぁ本当に凄い。
「金持ちの家から錦鯉を盗んで食うために、マンホールを使って侵入する(なぜか地下水路の地理に通じた友達がいる)」というジュヴナイル小説でもマネできない話を初め、「不良の親玉に六甲山に埋められた話」、「図書室の本を半分盗まされてギネスブックに申請した話」……僕が一番笑ったのは、とある出来事で精神的に追い込まれ、無意識に駅前の花壇の花をむしり取ってしまっていたら、たまたま「ちい散歩」のロケで同じ場所に居た地井武男さんに「やめろ!」と怒られた話です。そんなことあるの?
中には本当に笑っている場合じゃなく、マジで命の危険を感じてしまう話もあるのですが(けっこう多いかも)、こういったエピソードの数々も、大城さんが千原せいじさんに言われた「執念」で芸人にしがみつかなければ、日の目を見ることがなかったのだと思うと、本当に生きててくれて良かったと思うとともに、芸人という道に食らいついて「自力」で生き続けた結果、人生の出発点の「心臓が右にあった」という「他力」までをも肯定するに至るという、生きることの峻厳さ、尊さまで感じてしまえる素晴らしい本でした。何が自分になるかなんて、生きてみるまで分かりませんね。
最近読んだ中では、東京ダイナマイトのハチミツ二郎さんの自伝「マイ・ウェイ」も凄い内容だったのでそちらも読んで欲しい!
■ニップレス
これをつけて会社に行ったら、どんな会議でも自信をもって発言できました。
今回は以上です。
みなさんも「2000円あったらこれ買ったほうがいい!」というものがあればぜひ教えて下さい。