日本酒が好きだ。しかしながら正直に言うと、雰囲気でしか日本酒を飲んでいない。毎回「んめ~~~」と言いながら色々な銘柄を飲んでいるが、よっぽど美味いとかじゃないと1週間くらい経ったら普通に忘れている。
なのでいざ日本酒を買おう、となっても店で飲んだ銘柄を一切覚えていないので、毎回何となくで選んでいる。基準としては何かを受賞している商品をよく選んでいます。受賞はしてればしてるほどいいので。
そんな僕が今回気になった日本酒がこちら。
こちらは「HINEMOS」というブランドの日本酒で、その特徴は「1時間ごとにそれぞれ別の銘柄の日本酒が用意されている」という、何ともお洒落で、酒飲みの心をくすぐる商品。
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それぞれの銘柄は19時に飲む日本酒なら「SHICHIJI」といったように、飲む時間がそのまま名前になっているので、めちゃ分かりやすい。
「この時間にはこのお酒を飲めばいいんだ!」と時計の読み方さえ分かれば素敵な晩酌が楽しめます。酒を飲む時に頭を使いたくないとは言え、ここまで来てしまったか……
早速飲んでみましょう!今回は19時~23時で用意された5本の飲み比べセットを用意したので、長い時間晩酌が楽しめるぞ!
SHICHIJI(7:00 P.M.~)
19時、まずは一本目。ビールも何も入れずにこの時間から日本酒飲むこと、あんまりない。ハレの日か?
こちらはスパークリング日本酒。度数は5度と非常に飲みやすく、乾杯に相応しいゴクゴク飲めてしまう日本酒です。危ないぜ。
おつまみはとりあえず軽くつまめるものがいいなと思い、百均で見つけて気になったものを。ダイソーのおつまみコーナー、見てるだけでも楽しいのでオススメです。
気になる日本酒の味は……
しゅわしゅわで美味しい~~~
しっかり炭酸が効いてて、さっぱりした口当たり。ふんわりと米の甘味も感じられて、これは普段日本酒を飲まない人でもグイグイ飲めちゃう美味しさ!
始まりに相応しい一本です。
おつまみも百均とは思えないほど美味しい。こんなに進化してたなら言ってよ!!!味が濃いからさっぱりした日本酒に合います。最高!!!
「かわはぎ」の字面の美味しそう感、凄いよね。どこの店のメニューで見ても美味しそうに思える。
「たまごがに」はおつまみとしての満足感があって僕は大好きです。はさみの先っぽが硬すぎて歯が破壊されそうということ以外は。
日本酒はワイングラスで頂いております。香りがより楽しめるらしいけど、アホなので味しか感じ取っておりません。
HACHIJI(8:00 P.M.~)
続いて20時の日本酒。こちらは若干黄色がかった白濁色のにごり酒。なんだかバナナジュースみたい。こちらも度数は7度と、日本酒にしてはかなり飲みやすい度数。
スパークリング、にごり酒と色々な日本酒が楽しめてお得です。楽しくなっちゃうね。
トロっとして美味しそうだったのでおちょこに入れました。ハイパー可愛いからワイングラスじゃなくてこっちで飲もう。
合わせるおつまみは燻製牡蠣のオイル漬け。こちらも百均で見つけたので、どんなもんじゃいの気持ちで購入しました。「燻製」も「牡蠣」も「オイル漬け」も100円で楽しめちゃう時代に生きてるってコト…?
飲みやすすぎ
甘くて飲みやすい!甘いんだけど食事の邪魔をしないしっかりとした米の甘さで、喉に残らずスッと通り抜ける味。これはかなり美味しい!お気に入りです!
オイル漬けは思ったより量が入ってて、ち~せ~けどちゃんと牡蠣だ!100円でこれは凄いお得かも。パスタとサッと絡めるだけでも美味しそうだ。
KUJI(9:00 P.M.~)
21時。そろそろメインディッシュかなといった時間に登場するこちらの日本酒は純米大吟醸。度数は15度と、キリっとした辛口。これこれ!これを待ってたんよね!
肉にも魚にも合いそうなので両方用意しました。記事で用意するものじゃなかったら生ハムじゃなくて普通のロースハムを買っていたところだ。そういう生活水準なので……
後はチーズや鮭とばなど、日本酒に合いそうなものを寄せ集めました。テーマのない前菜盛りみたいになってしまったけど今日のメインディッシュです。盛り付けのセンスってなんか講習とかあったりします?
盛り付けたものの、それぞれのシナジーは特にないな、と用意してから気づきました。個々が日本酒に合うものだしいっか!かめへんかめへん!
肝心の日本酒は……
超絶うまい!
きゅ~っとくる、王道の味。旨味が口中に広がります。香りもフルーティーで素敵やねぇ。この時間からまだまだ飲み会が続くんだぞ、という盛り上がりを感じさせてくれます。
あ!聞いてください!ほっけにめちゃくちゃ合います!!!皆さん知ってました!?!??幸せ者になっちゃう!!!!!
他のおつまみもいい感じだ。”塩味”をキンキンに冷えた度数の高い日本酒で洗い流すの、気持ち良い~~~
この辺りで完全に酔っぱらってきたね。写真が撮れているのを褒めてほしい。
ちなみに飲み比べセットは1瓶170mℓなんですけど、2人で飲むなら丁度ワイングラス1杯分の量らしいです。
JUJI(10:00 P.M.~)
そして22時。気持ち良く酔ってきたところで、甘めの日本酒。嬉しいね。
こちらはあまり聞き馴染みがなく貴醸酒と呼ばれる、水の代わりに酒で仕込んだ日本酒らしいです。そんなことしていいの?酒の力で甘くなっているんだとか……
どうやら相当甘いらしく、デザートライスワイン、と銘打っていたので、チーズを用意。比較的食べやすい2種類のチェダーチーズを用意しました。何かを味わう時、リッツに頼りすぎている。”正解”だから仕方ないか……
冗談みたいな甘さ
凄い。15度とは思えないくらい甘~くて飲みやすい。本当にさっきの「KUJI」と度数が同じ!?日本酒、おもしれ~~~~~
チーズの風味を日本酒で流し込むのも、大好きです。どんどん流れていっちゃう。濁流。
いくら飲みやすいとは言え、途中でちゃんとお水も飲んだ方が良い。これに気付ける人が出世とかする。
JUICHIJI(11:00 P.M.~)
23時、最後の一本。もう、お腹もタプタプだ。
こちらは「KUJI」と同じく純米大吟醸。度数は14度で、無色透明の綺麗な日本酒。最後はオーソドックスな日本酒で〆ってのもいいね。
お腹もいっぱいだし、フルーツなんか合わせちゃおうかな。フルーツと日本酒、意外とぴったし合うんです。オレンジ、キウイ、チェリーと酸味が美味しそうなものを用意。
甘い物も食べたい!となったので、日本酒に合いそうな「若鮎」も用意しました。和菓子にだって合わせちゃう。フルーツ大福だって美味しいし、フルーツとあんこはもっと共存するべき。
最後の一杯、味わいは……
マスカット味だ!!!
明確に分かるくらいマスカットの風味がします。本当なんです。信じてください。軽い口当たりでスッキリとした、〆に相応しい日本酒!美味しいー!
フルーツも相性バッチリです。オレンジが妙に美味い。柑橘系と日本酒、めちゃくちゃ合うかも。「若鮎」もペロりと食して、日本酒フルコース終了です。
以上!「HINEMOS」の日本酒でした!
色々な種類の美味しい日本酒がちょっとずつ楽しめる、お洒落で楽しい飲み比べセットでした。
もちろんお気に入りの一本が見つかれば、500mℓでデカい瓶も買えちゃいます。パッケージもお洒落なので、プレゼントにもおすすめ!今回紹介していない他の時間のお酒もあるので、気になった方は是非お試しください~!
時間を気にせずゆっくり飲みたい方は普通に1日1本とかで飲むのがオススメです。本当に、オススメ。二日酔いには気を付けましょう。
※お酒は20歳になってから
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