みなさんは繰り返し読んでいるお気に入りの小説はありますか?
当社が運営するQ&Aサイト「コロモー」にこんな質問が投稿されていました。
[blogcard url=”https://coromoo.com/question/990″]
今回はこの中から、話が分かっていても毎回楽しめる、そんなみんなのお気に入り小説を20作品ピックアップしてみました!
くちぶえ番長/重松清
読書感想文の先入観で読書を嫌っていた自分を、一気に読書好きにしてくれた本です
エイさん
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない/桜庭一樹
初めて読んだ時こめかみを殴られたような衝撃を受けて以来たまに読み返します。あまり仲良く無い同級生に貸して熟読してくれたの嬉しかったな
あかりさん
残像に口紅を/筒井康隆
一章ごとに使える平仮名が一文字ずつ減っていくとどうなるかみたいなかなり実験的な小説です。おもしれ〜。
ヌクレオチドさん
外科室/泉鏡花
正確には外科室他短編がいくつか収録されている文庫本。収録されている話が全部好きで何度も読み返しました。個人的に当たりを超えてジャックポット本だと思っています
綿貫さん
1984/ジョージ・オーウェル
い、嫌だあああああって言いながら何度も読んでしまう
オガネソンさん
ネバーランド/恩田陸
冬になると無性に読みたくなり、誰かに貸していて手元に無いと書店に買いに行くため実家に3冊くらいある
さとーさん
夢十夜/夏目漱石
一つ一つのシナリオの言葉が美しすぎて何度も読みました。
和泉みずさん
モンスター/百田尚樹
妖怪レベルのドブスが整形して成り上がっていく話。顔面が出来上がっていく様は工場見学の楽しさに近い。メシウマ要素もあるし最高
和歌山県さん
オーダーメイド殺人クラブ/辻村深月
出てくる男の子の心境を知ってから読み直して、3回目以降はただその男の子がやたら可愛いから読んでた
dodoさん
四畳半神話大系/森見登美彦
笑いたい時に読み返す!
るかさん
名探偵の掟/東野圭吾
東野圭吾の雰囲気を残しつつもコミカルで読みやすい
星の王子さま/サン=テグジュペリ
訳者はいろいろ
〼さん
舞姫/森鴎外
高校の時授業で取り扱ってから大好きでずっと読んでる。批判されがちだけど、毒親に育てられて敷かれたレールを歩む自分がない主人公が、ドイツの自由な風に当たって芽生えかけた幼い自我を潰されてしまう物語だと思うんですよね
いろはさん
赤毛のアンシリーズ/ルーシー・モード・モンゴメリ
美しい風景描写と純粋でユーモアあふれる人々に心が浄化される。主人公がおばあさんになるまでの長編で、自分の成長につれ受け取り方も変わる
まいさん
もういちど生まれる/朝井リョウ
文体がライトかつ分かりやすいので、難しく長い小説が苦手な僕でも読みやすい。オムニバス形式でそれぞれの主人公の視点が少しづつ繋がっていく様が面白い(朝井リョウ先生の作品は他のもそんな感じですが)。初読の時期が大学受験を控えた秋だったので、「こんな感じなのかなあ」と思いながら読んでた気がする。勉強しろ。
歩く煩悩さん
火星に住むつもりかい?/伊坂幸太郎
オチがわかっている状態で読むのもとても面白い。 このキャラたちはこうあるべき、みたいな作者の意図めいた展開に絶対ニヤッとする。この本を読んで正義と悪に対する価値観が変わった。
鮎の塩焼きさん
蜜柑/芥川龍之介
あと5分で地球が消滅するなら、これを読みながら消えたい、ぐらい好き
りんごさん
駈込み訴え/太宰治
ある男が別の男に対するいわゆる「クソデカ感情」を語る話で大好き。さすが口述筆記、音読するとめちゃくちゃ楽しい
わさこさん
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド/村上春樹
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、何度読んでも話の流れが分からず、最終的に図に書き起こしました。それくらい難しい。思えば中学時代にこれを読んだことが今の読書好きに繋がってるような気がします。
ぼらぱらてなーんさん
青空のむこう/アレックス・シアラー
事故で死んでしまった主人公が、自分がいない世界の日常をめぐることを通じて「やりのこしたこと」に向き合う話。 死にたい時、生きていく勇気をくれる本だと思う。この15年くらいで何度も読んで、本がボロボロになっている。
たたまさん
以上、20作品を紹介しましたが、気になる作品はありましたか?
普段小説を読まない方も、この機会に面白い作品に触れてみてはいかがでしょうか!
「ここには無いけど、これ何回も読んだよ!」という小説があれば、ぜひコロモーで教えてください!
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