何度かsteamでやったおもろゲームを紹介している者です。

 

前回から3ヶ月ほど更新が空いてしまいましたが、「エルデンリング」に140時間、そしてこの後に挙げるゲームで240時間も費やしていたため、新たなゲームをプレイする時間がありませんでした。その合間で名作や話題作、発売したてのゲームなどちょこちょこやってみましたので、いくつか紹介したいと思います。連休後半で暇になったら是非やってみてくださいね。

ちなみに、2022/5/9までローグライクゲーム関連のセールが開催中とのこと(この記事では一つしか紹介していませんが…)。

 

 

■誇張無しで200時間以上やっちゃったゲーム

Dyson Sphere Program(ダイソンスフィアプログラム)

陽(=恒星)から発生するエネルギーをすべて利用するため太陽をまるごと構造物で包み込む宇宙コロニー「ダイソンスフィア」を建造する…という、「宇宙・冒険・探求」と「工場の自動化」をテーマにしたSFシミュレーションゲーム。これはまじで面白すぎ!「太陽を全部包み込む構造物を作る」というどでかすぎる最終目標を前にして「こんなちっぽけな自分にそんな偉業が出来るのか?そもそもどうやって…?」という途方も無さから「でも…絶対にやってやろうじゃん!」というチャレンジングスピリットをまず燃やしてゲームをスタートさせてくれるのがワクワクするし、どでかい目標のために「電力を整備しよう」「物流システムを作ろう」「天然資源を加工する精錬所を作ろう」といったマジで小さなことからコツコツやっていくのはまさに人生そのものでした。

面白いところはまさに「生産ラインを建設してすべてを自動化する気持ちよさ」にあり。自動採掘マシンを設置して一気に天然資源を採取し、ベルトコンベアを繋げてズララ〜と資源を運びこみ、その先に建設した精錬所に資源を放り込んで自動で加工し、出来上がった素材をまた別のコンベアに乗せて次の加工先へ…と自分で試行錯誤して自動化工場を作っていくところが最高。美しい生産ラインが構築できると、眺めているだけでなんでこんなに気持ちいいのかよ…という新たな感情が芽生えてきたものでしたしかし、闇雲に生産ラインを作ってしまうと一次ソースの供給が追いつかなくなってラインが止まってしまい、需要と供給のバランスに頭を悩ませながら宇宙を駆け巡る羽目に。このリソースのやりくりがまた面白い…。経済?経済の勉強になる?ならないか。

 


終盤のキー素材である重力マトリックスを1分間に300個製造するため、一見しても何も分からないぐらい複雑な生産ラインを構築する必要がある

 

発展が進むと様々な惑星に行き来することもでき、「この星は○○生産専用の星!」「そろそろ××が足りなくなってきたからこの惑星で大量生産して送り込むか…」みたいな感じで、惑星単位で工場を作り上げて宇宙全体を自分のスーパー宇宙工場にしてしまえるスペクタクルさも最高です。すでに完璧といえるほど欠点が無いにも関わらず、これがアーリーアクセス(完成前にリリースしてユーザーのフィードバックをもらって正式リリースに向けてクオリティを高めていく方式)というのもすごい。工場自動化ゲームは数あれど、本作はプレイのしやすさと見た目&演出の壮大さで相当上位に食い込んでるかと思います。さあ、連休をダイソンスフィア建築に費やそう!非公式ながら完璧な日本語化MODも有志によって作られてます。

ちなみに、ダイソンスフィアという概念自体は1960年代に「宇宙のどっかに宇宙人が作ったこういう建造物あるんじゃね?」と仮説を立てた人がいたみたいです。あまりにも途方も無いSFの話なので今の文明レベルでは全く実現性はありませんが、夢のある話ですよね。

 

【ゲーム情報】
Dyson Sphere Program
開発: Youthcat Studio
ジャンル: 工場自動化シュミレーション
プラットフォーム: Microsoft Windows
クリア時間の目安:∞(終わりが無い)

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Dyson(ダイソン)
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■面白すぎるので今すぐやってくださいなゲーム

Ori and the Will of the Wisps(オリとウィスプの意志)

ニウェンの森で行方不明になってしまった子どもフクロウのクゥを探すために、小さな精霊オリが大冒険する話。サイドビュー視点でめちゃくちゃ広いマップを冒険する、いわゆる「メトロイドヴァニア」というジャンルのアクションゲーム。

幻想的な世界観を緻密に表現した美麗グラフィック+オーケストラの生演奏BGMに加えて、オリの多彩なアクションと気持ちいい操作性でまず気持ちをグッと持ってかれることは確実。かと思いきや、意外にも骨太で難易度高めのステージギミックで手のひらの上で転がされつつ、探索の楽しさ+サイドクエストといったやりこみ要素の充実…などなど、ゲームバランスと世界観が完全なるバランスで調和したメトロイドヴァニアの最高到達点と言っちゃってもいいくらいの完成度の高さ。もうこれをやってしまうと同ジャンルがなかなか手をつけづらくなってしまいます。

そして前作「オリとくらやみの森」をプレイしているとキャラクターの関係性の理解も深まってより楽しめるし、「おいおいおい!めちゃくちゃ出来ること増えて最高に面白くなってる〜〜〜!!!」と感動すること必至。もちろん続編である本作からやってもOKです!

 

【ゲーム情報】
Ori and the Will of the Wisps
開発: Moon Studio
ジャンル:メトロイドヴァニア、アクション
プラットフォーム: Switch、Microsoft Windows、XBOX One
クリア時間の目安:前作6時間、今作10時間以上

↑1作目は安いっ!

 

 

Relash(リラッシュ)

逆行した自分と協力して部屋から脱出していくパズルゲーム。京大の学生さんが作ったそうです。各部屋には「閉ざされた出口」と「ゲート」があり、1→10の行動をした後でゲートをくぐると10→1に逆行する自分が出てきて、その過去の自分と逆再生された行動を駆使して出口を開き部屋を脱出する…というこれまた頭がおかしくなりそうなギミックが楽しいゲームです。

「1周目の自分は2周目の自分のために、逆再生されることを前提とした行動をしなければならない」という点と「2周目の自分は1周目の自分の逆再生される行動を記憶して動かなければならない」という、他で使いみちが無いほどの新たな脳の使い方を強いられる知的パズル!基本25ステージ+集大成ステージ数個というコンパクトなボリュームながらかなり満足度は高かったです。しかも520円という安さ。余談ですが、一番クリアして気持ちよかったのはステージ24で、解法を閃いたときの脳汁の出具合は本当にやばかったです。是非やってみてください。クリア後のオチもかなりオシャレです。

 

【ゲーム情報】
Relash
開発:RetroGradeGames
ジャンル:パズル、時間逆行
プラットフォーム: Microsoft Windows
クリア時間の目安:3時間

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Patrick’s Parabox(パトリックズ・パラボックス)

無限ループやパラドックスを利用したギミック満載の倉庫番的パズルゲーム。ステージの中の箱の中に小さい同じステージがあり、その中に小さい自分がいて…と書いて説明しても全く伝わらないので、↑この動画を見てください。一発で理解でき、「何じゃこれ!」とその世界観に驚愕すると思うので…。発売前にSNSでも話題になってましたよね。

ステージが進むごとに新たなパラドックス的ギミックが登場して興奮すると同時に全く頭が理解できなくなり、クリアできたとても「今の、どういう理屈でクリアできたんだ?」と頭に「?」が残ってしまうという凄まじいパズルゲームとなっています。でも理解を超越した見たこともないステージギミック、絶対に体験してほしいんだよな〜。

 

【ゲーム情報】
Patrick’s Parabox
開発:Patrick Traynor
ジャンル:倉庫番パズル、パラドックス、
プラットフォーム: Microsoft Windows、mac OS
クリア時間の目安:5〜6時間

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ASTRONEER(アストロニーア)

未開の7つの惑星を行き来して宇宙探検の設備や拠点を充実させて、大いなる宇宙の謎を解き明かしていく宇宙オープンワールドサバイバルクラフトゲーム。これも60時間ぐらいやっちゃったよな〜。基本的にはミッションログを順番に消化していけばクリア…という感じで道標はありつつも、マジで何やろうが自由なのが良かったです。私はこういうゲームを好きすぎな傾向にありますね。

レア素材を集めて様々な装備や拠点設備を充実させるもよし、未知の惑星の探索に心躍らせるもよし、惑星を掘りまくって中心に行ってみるもよし、拠点の自動化・効率化を突き詰めるもよし、惑星生物と交流するもよし、惑星に点在する幾何学的な構造物を起動させて星系の謎を解き明かすもよし…など、自分で目標を定めて好きに寄り道が出来ます。

また、本作の特徴としてプレイヤーの背中に装備している「地形変形ツール」がかなりオリジナリティにあふれていて面白かったです。吸い込んで地面を掘ったり、吸い込んだ土壌を吐き出して足場や橋にしたり整地したりと、惑星の地形を自分の過ごしやすいようにカスタマイズ出来てGOOD。上手く使うことで探索の効率化が臨めます。何故か特定のアイテムが作れなかったり、地下洞窟が大きかったからか地上がどんどん崩落していくという軽微なバグはありつつも、トータルでかなり熱中してしまいました。操作はキーボード&マウスがオススメです。

 

【ゲーム情報】
ASTRONEER
開発:System Era Softworks
ジャンル:アドベンチャー、サンドボックス、宇宙探検
プラットフォーム: PS4、Xbox One、Microsoft Windows、Switch
クリア時間の目安:65時間

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PLAYISM
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■いやぁ〜、面白いですね…なゲーム

The Planet Crafter(プラネット・クラフター)

草の1本も生えず太陽の光も遮る荒廃した惑星に降り立って、たった一人で緑いっぱいにテラフォーミングするオープンワールドサバイバルクラフトゲーム。バージョン0.4というアーリーアクセスでリリースしながら、steamの評価は現時点で95%ポジティブの「圧倒的に好評」という評価が気になってやってみました。とにかくひたすら落ちてる資源を拾い集めてテラフォーミング機材を製作&投入し、「酸素」「熱」「気圧」を生成して植物が育つ環境を作っていくという地道な作業が好きな人には刺さるジャンルとなっております。

さらに、敵がいない、電力供給が楽、ジェットパックに燃料補給の必要が無く無限に飛行可能…と難易度もかなり緩めになっており、サバイバルクラフトゲームが苦手な人の入門編にもなるかと思います。でも最初のお題が「青空にしろ」というのがまた壮大で良いんですよね。赤々とした空が気づいたときには真っ青になってるアハ体験はちょっとした感動すら覚えてしまいました。

 


これが…

 


こうなった(そしてこの後ここは湖となって水没しました)

 

アーリーアクセスということもあって惑星といえど限られた一区画であったり、steamのストアページにあるオープニングムービーなどがゲーム内に無くいきなり始まる…といった未実装の様々な要素もありますが、それはこれから色々追加されていくという伸びしろが残されているという証拠。オススメです。なぜ主人公が惑星まるごとテラフォーミングすることになったのかは中盤で判明しますが、「えっ!?」となってしまいました。5月末に新規要素が追加されるアップデートが予告されています。

 

【ゲーム情報】
The Planet Crafter
開発:Miju Games
ジャンル: オープンワールド、サバイバルクラフト
プラットフォーム:Microsoft Windows、mac OS
現時点でのクリア時間の目安:17時間

 

 

ENDER LILIES:QUIETUS OF THE KNIGHTS(エンダーリリーズ)

死の雨によって滅びた王国の謎を解き明かすメトロイドヴァニアアクション。先程紹介した「オリとウィスプの意志」と同様のジャンル。こちらはめちゃくちゃ悲劇的なストーリーと暗く沈んだ世界観が特徴的。ほぼ黒で埋め尽くされたビジュアルの中に一際白く輝く主人公リリーがまた儚いんだよな〜。

そしてお察しの通り、めちゃくちゃ難易度が高い!雑魚敵ですら油断してるとあっという間にやられてしまうほどの難しさで、ボスに至っては何度となく死んで再チャレンジを強いられますが、各地のボス(みんなリリーと親交があったが雨に打たれて正気を失ってしまっているという切なさ…)を倒すと手に入る様々なスキルを上手く組み合わせて立ち回ることで活路を見出すのが楽しい逸品。

広大なエリアを探索する本ジャンルの楽しさもありながら、マップ自体がかなり簡略化されているあまり「そういえばここ何で通れなかったんだっけ?→(実際にいく)→ああ、壊せる壁だけど壊すスキルまだ持ってない…」というのを延々繰り返してしまうというのはありました。これがエンダーリリーズあるあるなのかもしれませんが…。

 

【ゲーム情報】
ENDER LILIES:QUIETUS OF THE KNIGHTS
開発:Binary Haze Interactive
ジャンル: メトロイドヴァニア、アクション
プラットフォーム:Microsoft Windows、Switch、PS4、XBOX One
現時点でのクリア時間の目安:13時間

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Binary Haze Interactive
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ABRISS(アブリス)

物理演算を利用した建築&ぶっ壊しパズルゲーム。爽快感がたまらない逸品。破壊すべきコアを内蔵した構造物が各ステージに用意されており、こちら側に与えられるのは爆弾・梁・コネクターなどの様々なパーツ。それらのパーツを組み合わせて上手く対象物を壊せるような建築物を作り、いざ、ビルド!アンド…デストロイ!!というシンプルなもの。

破壊時の派手さと気持ちよさは↑のトレイラー動画を見ていただければわかるとおり、スカっと爽やかの一言!破壊衝動に飢えている人は是非体験してみてください。その前の建築フェーズはかなり地味ではありますが、ゲーム性に特化した世界観も美しいですよ。

 

【ゲーム情報】
ABRISS
開発:Randwerk
ジャンル: パズル、破壊、物理演算
プラットフォーム:Microsoft Windows
クリア時間の目安:4〜5時間

 

 

 

Orbital Bullet(オービタル・バレット)

かなりシンプルなローグライクアクションシューティングゲーム。目新しい要素はまさに「Orbital=環状」とタイトルについている通りステージが奥に向けて輪っかになっているところ。プレイヤーは常に手前に位置してステージがグルグル回っていき、撃った銃の弾も環状に沿ってギューンと奥に回っていく見た目の面白さはGOOD。さらにローグライク特有のその場で武器を拾っていく運要素と、周回を重ねるごとに永続的に強くなっていくパワーの解放、スキルツリーなど基本をしっかり抑えたものとなっています。オススメ!

 

【ゲーム情報】
Orbital Bullet
開発:Smokestab
ジャンル: ローグライク、アクション
プラットフォーム:Microsoft Windows
クリア時間の目安:特になし(ローグライクなので)

 

 

■めちゃおもろだったけど…なゲーム

Ghostwire:Tokyo(ゴーストワイヤー・トーキョー)

渋谷で超常現象が巻き起こり人が全員消失し、残された主人公暁人が亡霊KKに取り憑かれてオカルティックパワーを宿し、手で印を切って放つエネルギー波を駆使して渋谷に現れた怪異とバトルし、般若の面をかぶった謎の人物の思惑を打ち砕くアクションゲーム。予告の時点でかなり話題になっていたやつですね。

スクランブル交差点や109など完全再現された渋谷の街並みと、信じられない高解像度で表現されたグラフィック、不可解で不気味なホラー演出はとてつない凄まじさと未来への可能性を感じさせてくれたものの、序盤のザコ敵がかなりタフなこと、FPSアクションの幅が狭くやや単調だったこと、エルデンリングをやった後だから仕方がないにしてもコンテンツボリュームが少なかったことなど、少しう〜〜〜んと思ってしまうところはあったかな。そもそもFPSである必要があったのかというところも疑問が残りましたですわね…。

とはいえ渋谷の街と看板の一つ一つに目を向けるだけで新たな発見がある緻密さは本当にすごかったですね。シナリオも少年漫画みたいな展開で熱かった!

 

【ゲーム情報】
Ghostwire:Tokyo
開発:Tango Gameworks
ジャンル: アクション、FPS、超常現象
プラットフォーム:PS5、Microsoft Windows
クリア時間の目安:15時間

 

 

さようなら

そんな感じで最近やったゲームを色々紹介させていただきました。ゲームはやっぱり面白い。それではこの辺で…。

敬具

 

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