ある日、たいそうな箱に入ったローストビーフが届きました。

 

 

 

50日間かけ牛肉を氷温熟成し、旨味がピークに達した熟成牛。

さらに部位は最高峰希少部位ザブトンのみを使用。

熟練の職人が、一つ一つ丁寧に完全無添加に仕上げる。

とのこと。へ〜〜〜〜。

 

氷温熟成って何?と思って調べてみると、「凍る直前の氷温域で貯蔵や加工を行うことにより、食材が持つ旨味を増幅させる技術」なんだって。メッチャ寒いとこで加工したら美味しくなるらしい。

つまり、これは50日間めちゃくちゃ寒いところにいて超絶美味しくなったローストビーフということ。じゅるり!

 

箱から出してみるとこんな感じでした。この段階じゃまだ美味しそうか分からんな。

 

美味しい食べ方は

・保存は冷凍庫
・食べる前日の夜に冷蔵庫に入れて一晩かけてゆっくり解凍
・さらにキッチンペーパーで30分ほどおさえて水気を取って常温に戻す
・人肌ぐらいの温度で食べるのが最高
・あとは薄く切るなり丼にするなり厚めに切ってステーキにするなり好きにしろ

とのこと。

 

前日忘れないようにちゃんと冷蔵庫に移動して、お昼ごはんの30分前にしっかりキッチンペーパーで水気を取り、準備万端。切ってみよ。

 

 

うわ!マーベラス。

 

 

そして工程を全て吹き飛ばして出来上がったローストビーフ丼がこちら。

ご飯を器に持って、その周りにローストビーフを並べていくんだけど、たっぷりボリュームで1周半しちゃいました。

そして真ん中に卵黄をおき、妻に用意してもらったオニオンスライス、そして付属のタレと西洋わさびを添えて…。

 

 

うまそ〜。赤ちゃんも隣で興味津々です。

 

 

一応見せておきましたが、「知らん」という感じでプイっとされました。いつか一緒に食べようなあ!(※かなりどうでもいい注釈ですが、写真撮ったあとすぐに一緒に離乳食を食べていただきました。私は赤ちゃんファーストなので…)

 

 

う〜ん赤身が最高。食べてみよ。パクっ

 

 

 

 

 

 

 

でした。うますぎる!!

お肉の柔らか〜〜い食感にタレと西洋わさびが相まってすごく上品な口当たりになっています。そして卵黄も絡まることで一層まろやかさが加わり、そこに白米がひょっこりやってきてお肉をチークダンスに誘えば、まさに口の中が魅惑の深海パーティー…。

ローストビーフ丼にいまいち魅力を感じてなかった妻も「アッパレ」と太鼓判。雪のようにとろける美味しさ、まさにひと夏の素晴らしい食の神秘といったところでしょう。

 

 

まだまだ外食に躊躇してしまう昨今だからこそ、こうしてちょっと良いものを取り寄せて飽き果てるまで喰らいつくしたいもんですね。それではさようなら。