こんにちは、みくのしんです。テストで撮ったけどなんかいい写真。
そんな事はどうでも良くて、僕はすた丼が食べたい。
伝説のすた丼
これこれこれ!
秘伝のニンニク醤油ダレが決め手のガッツリ系ジャンクフード。最後に食べたのは随分前だけど美味しんだよなぁ。豚肉も薄切りのふわふわで味付けもしょっぱくてご飯も硬めに炊いてくれてて、それがめちゃくちゃに好きだった。味もそうだけど友達とお酒を飲んだ後に締めで食べてた思い出が強いかも。
すた丼はラーメン二郎とは違えど、同じベクトルにいるようなジャンクフード。たまに食べたくなるけど、最近すぐお腹いっぱいになっちゃう30代に突入してきたし、家の近くに無いから全然食べれない。
と、思ってたらそ普通に通販で売ってました。こんな便利な惑星。他にありますか?
伝説のすた丼屋 すたみな焼のたれ 230g ×3本(1347円(税込み)1本辺り449円(送料480円(なので一本辺り609円)))ですた丼を作る。
/フルフルフル……\
秘伝のニンニク醤油ダレがこの手に。
創業者の「安くて旨いものを腹いっぱい食べて頑張ってほしい」という想いから生まれた割には、まぁまぁなお値段ですね。ただここは「秘伝のタレ」を買わせて頂いてるという事で下げましょう。溜飲。
……ふぅ。
では。
材料
材料はざっとこんな感じ。
豚バラは薄切りだった記憶を頼りにしゃぶしゃぶ用のお肉を用意。めちゃくちゃな量を食べたい気分だったのと、夜とかも食べたいので多めに。
そして一緒に炒めるネギ。
たくあんと卵黄は、本家でトッピングされているのでそれを再現するために用意しました。
なので、別にこれでも大丈夫です。
たくあんはあくまで箸休めだし、卵は卵黄分けたりとかめんどくさいしね。白身のついた手って水で洗わないとカピカピになってイラッとするし。
あと、最悪これでもOKです。
ネギも2束108円(もしくは3束158円)とかじゃないと高くて買いたくないよね。って人はお肉だけでも全然大丈夫なはず。いや、大丈夫です。
たくあんを切ろう
基本的に作り方は豚肉をタレと一緒に炒めるだけ。
でも、トッピングのたくあん。これだけは切ってあるようなすぐ食べれるやつは買ってほしくありません。これは僕からのお願いです。たくあんはサクで買いましょう。
切るのめんどくさいかも…。
わかる。でも、実は料理って全部めんどくさいんですけよ。そのめんどくさい料理の手間に比べたらたくあんを切って保存しておくという行為。これってかなりコスパがいい。
切ってタッパーに入れて冷蔵庫に置いておくだけで「あ〜、俺家庭的で自炊してんなぁ」って思えるし、逆に切ってあるたくあん買って食う時、なんか寂しくない?
でも、結局使わないで腐らせちゃうかも…。
だめ。食おう。
でも本当に野菜と違ってたくあんは消費しやすいと思うんですよね。
盛り付けも見様見真似で横に「ちゅっ」と、スライドさせて小皿に盛り付けるだけでそれっぽくなるし、食卓に彩りが出るのも素敵。あと多分体にいい。
めんどくさかったらそのまま口に入れて食べても美味いし。なんかちょっとおつまみ欲しい時にはマヨネーズ付けて食べると美味しいし。刻んで納豆に入れるとカリポリとした食感がとてもいい。多分だけど冷たい和食には合うとおもう。
食べよう。
わかってんだけどねー。
だよね。でもこういう時って結果のイメージがついるけど、大体「過程」の想像つかないんだよな。
じゃあさ、今からたくあん切るからさ。それでたくあんをサクで買う勇気出てくれないかな?
まずタッパーにキッチンペーパーを敷きます。
飲食でバイトしてた頃。漬物系は保存する時何故か下にキッチンペーパーを敷いてたんでそれを真似ている。
多分だけど、たくあんから出てくる水分が自身を犯して腐らせるのを防ぐためだと思ってます。
タッパー出すのって急に気が重くなる時あるから、そんときは適当なお皿にキッチンペーパー無しでも全然いいと思いますよ。
あとは切っていく。まずは縦に二等分。
パカッと。いいね、気持ちがいい。
☆ポイント☆
この後ネギ切るのにまな板が漬物臭くなったら嫌なので、たくあんが入っていた袋を一回噛ませて切るとまな板もベチャつきづらいのでおすすめ!
二等分にしたら重ねてスイスイ切っていけば終わり。こんな感じで2本同時に切るとすぐ終わっていいね。
「薄く切れない…」「厚さがバラバラ…」とか、気にしなくて全然大丈夫です。だってお店じゃないから。
そう。他にも料理してて「なんかかっこ悪いなー」とか、「もたついてて嫌だなー」って思ったら「ここはお店じゃない俺の家だぞ?ふざけんなよ?」と思うと気が楽になるのでおすすめです。
あと、腕時計つけてるのはこれでカメラのシャッターを切ってるのでそこは許してください。
☆ポイント☆
この写真では、切ったたくあんがきれいに並んでますが、包丁にひっついてバラバラになる事もあります。これに関しては運です。攻略方法あったら教えて下さい(その都度直して、切っていくとたくあん側も「あ、これ並ぶやつか?」って意識しだす。ってとこまでは理解してます)
後はタッパーにしまえば準備バッチリ。
ほら、嬉しいでしょ?これが自分家の冷蔵庫にあるの想像してみてよ。
……した?どう?
よくない?いいよね!
おやすみプンプンで幸子さんの家に初めてプンプンが来た時、家にあるもんでご飯作ってくれたシーンあったでしょ?あの感じ。ご時世的に突然の来訪とかあまり無いけど、「ごめん、何もないわ」つって、チップス出されるよりたくあんを「スッ…」と、出すほうがかっこよくない?
たくあんでカッコつけようよ!ねえ!
…いやいや。
ごめんごめん。楽しくなっちゃた。善は急げつってね。
ちなみにネギは3本束になってるやつを同時に使っていきます。
一本ずつの方がいい気もするんですけどね。でもネギって長いから冷蔵庫に入らないんだよ。だからこっちのほうが冷蔵庫内の収まりが良いのでたまにこうやって使ってます。あと、切り方は適当でいいです。どうせヘニャヘニャになるので。
そんでもって、こんだけちょっと残しておきます。ちょこっと残しておくと「あああああああ!!!!納豆にネギ入れたい!!!!!ネギ納豆って桁違いだから!!!!美味さが!!!!」って時にちょこっと使えるから便利です。
ネギを100使う料理を作る時に、その量を90にした所で何も変わらないけど、その残った10のネギで味が様変わりする料理があるのがネギじゃないですか。という理屈なわけだす
ネギを100?そこから90???
もう、伝わってくださいとしか言えんですよ。
そして伝説へ…
それではフライパンに油をしいて作っていきます。もうここからは一瞬よ。振り落とされるな。
作り方はタレの容器に書いてあるので今回はなるべくその通りに作っています。
なので、決して僕が普段から豚バラ焼く時に油を入れてる奴だと思わないでいただきたい。
本当に……。マジで……。
いや!チョット待って!!
チョット待ってチョット待って!
ホノオオオオオオオオオオオ……。
シュスン……。
一回火、止めますね。
実はたくあんを切る前に炊き始めたご飯。これが実はまだな気がしてきた。
これ、ご飯まだだったらすた丼の上が出来てもすぐ盛り付けれなかったら大事(おおごと)。テンション下がるから。
大事にしたい。ご飯が炊けるタイミング。
シューーーー……ッツ……ツプスーーーーーー……プ(以下繰り返し)
残り17分。
これだとお肉が出来た後で、ご飯を待つみたいな事になりそうな時間。
ちょっと、時間潰すか。
ちょっと、時間潰す。
先日大掃除をした時に100均で買ったナスの種が出てきまして。ああいうのって本当になんか買ってしまうけど全然やらないし、パッケージ裏に書いてある種まきの時期からズレたら尚の事諦めてしまうというか。人間の種はポイポイ量産しては捨てるのに、植物の種になると途端に捨てづらくなって、なんか6軍の私物(後のゴミである)と一緒に置いてあるんですよね。
その種を芽が出るか出ないかは置いといて、一回鉢に蒔いてみたんですよ。
時間あるからそれでも見に行くか。そんで水でもあげるか。
※ 腕が長く見えますが、実際はこんなに長くありません。
よいしょっと。
どれどれ……。
おっ。
芽吹いてるじゃんー。まばらに。
いいね。最終的にどうなるかわからないけど、嬉しいよ。
なんか間引きして、若い芽は摘んで、大きく育ってる芽だけ残さないと成長しないとか言うけど、今日はそういうの考えたくないな。
それにしても天気。最近ずっと悪いな。
そんでもってあっちの方。もっと天気悪っ。悪役がマスクをかぶる瞬間か?
ま、全部どうでもいいんですけどね。
さて、ご飯どうかな。いい時間じゃない?
スコーーーッ…スコーーーッ…(以下繰り返し)
残り9分。
残り9分か。
ま、いっか。
伝説再開
それでは改めまして、すた丼作っていきます。
最近気づいたんですけど、何でもヘラで炒めたほうが楽なんですよね。菜箸でも全然いいんですけど、量多く作るとどうしても菜箸に具材が重くのしかかってきて、テコの力で手が疲れちゃうんですよ。
お肉はジウジウ言わせながら火を通していいって、赤い部分が少し残っておおよそほぐれた辺りで次のアクションを起こします。
☆まじポイント☆
お肉の色が完全に変わるまで炒めてもいいんですが、この後も完成するまでずっと炒めてる事になるので、そうすると柔らかいしゃぶしゃぶ用のお肉がどんどん硬くなっていって損した気分になるので、この段階で進めちゃいましょう。
※離乳食で「すた丼」をお子さんに振る舞う場合、生の物は危険ですのでしっかり火を通してから調理する事をオススメします。
後はもう簡単ですね。切ったネギを入れて適当に炒めます。
適当がわからないって…。
生で基本食べれる野菜はもう本当にテキトーでいいんです。でも、それがわからねーって事ありますよね。
それなら、今フライパンに存在する肉の脂やサラダ油が、ネギに全部ぶつかったな?くらいの加減でOKです。
なんならネギを入れた後にすぐタレを入れちゃっても大丈夫です。もう、ネギが最後でもいいくらい!
だって、別にネギ無くてもいいから!!!!!!!!
こんな感じですね。この日この時この場所の僕はこんな感じでした。答えは無いので気にしないでください。
そこにすた丼のタレをジュワワワワ〜〜〜〜っと入れて和えれば完成は間近……。
ジュンワジュンワ!!ジュンワジュンワ!!言うて!!!美味そう!!!!!!!!
立ち込めてますよ。美味しい匂い。高校生とかに食べさせたいなー!
「失礼します!」とか言って正座してる所に「ご飯大盛りにするー?」って聞いて「あ、はい!お願いします!」って言われて「はい、どうぞ!おかわりもあるよ!」って渡したいなー!
それじゃあ、卵の黄身を分けて……。
どっさり乗っかってるお肉の上に……。
仕上げの卵黄を乗せれば……。
いや?……その前に待ってくれ。
コトッ。
一旦、黄身はまな板の穴の上で待機な。
白身ェ……。
いつもなら溶き卵にしてぶっかけるんだけど、今日は記事だから。見栄え的な事もあって卵黄だけになってんだよ。
でも、見捨てらんねーわな。
もったいないので白身は別途フライパンで焼きました。
白身も美味いから。
……と、ウダウダいいながら盛り付けをしたら……。
お家すた丼完成!
美味しそ海「………ザパーン……シュワシュワシュワシュワ………………………………………ザパーーン………シュワシュワシュワシュワ…………………………………………」
伝説なのか?
それでは実際に頂いてみたいと思います。
しずれ!!!!!!!!
ピト…。
行けっ!!!
しずり散らせ!!!!!!!!
ググググ……!
おおおおおおお!!!!!
キタキタキタっ!!!
しずれるよ!!!
このまましずり倒せるよ!!!!!
デモナァ…。
大丈夫大丈夫!!!
しずれるって!!!!
ここまで来たんだから!!!
大丈夫(笑)
ほら、笑ってんだから!!!!!
ね!!!!!!!
ソレナラ…
おーーーしおしおし!!!
いいよいいよ!!!
いけいけいけいけ!!!!
IKEA!!!
そのままそのまま!!!!
え…?
IKEA…?
あ、いや
ごめっ
会場「Oh~~~~~……」
…冷めちゃうから食べよ。
ガツガツガツガツ!!
ん〜〜〜!
カリポリカリポリ……。
ん〜〜〜!
……うっま。しょっぱっ。
ブチッ!
うーん。
すた丼ブランク長すぎて、正解忘れちまってんな。てへぺろを出すんだとしたらこのタイミングでおkか?
おしまい
味。かなり美味しいです。噛まずに飲み込むとうまい飯ランキングがあるとするならその確実に上位に食い込むであろう。美味さ。ガツガツと腹ぺこのギンとかに食べさせたい。そんな味。
にんにく醤油が濃くてしょっぱくて、かなり美味いんですが、なんか思ってたすた丼はもっと岩塩をかじってるくらいしょっぱかったイメージだったので、こんな顔つきになってしまいました。
何が違うんだろう。俺が違うんだろうな。多分。
あと、お肉の量に対してのタレの量とか適当だったからそれなのか?
いや、めっちゃ美味しんだよ。美味しいんだけど!
もっとにんにくとかパンチ強かったような!もっと水飲まなかったら途中で脳みそハチ切れるような塩気なかった?
なかった???どうなんだろ???
でも、確実に美味しかったです。
皆さんも気になったら買って見てくださいね。
(こんな顔だけど、本当に美味しかったです)
▼ちょい下にあるおまけの画像ギャラリーでは、このタレを使った唐揚げを食べてますので、そちらも是非です。