こんにちは、テクニカルライターのもりれいです。

 

私は職業柄トリセツを読むのが好きなのですが、よく読んでみるとけっこう意外な発見に出くわすことがあります。

 

先日電子レンジのトリセツを読んでいて、信じられない情報に出くわしました。

 

 

ラップいるのいらないの問題

 

みなさん、電子レンジで何か食べ物を温めようと思ったら、迷わずラップをしていませんか?

 

私はしています。

 

でも、こちらをご覧ください。

 

 

 

”あたためはラップ不要ですがメニューによってはラップをかけて加熱します”

 

 

これまで妄信的に使ってきたあのラップはなんだったのでしょうか? 無駄なふた?

 

「メニューによっては」ということではありますが、少なくとも何割かはたしかに無駄で必要のないものだったのです。

 

 

 

そこで今回は、電子レンジのトリセツに載っている『ラップ不要』なメニューのいくつかを、にわかには信じられない順にランキング形式でご紹介したいと思います。

 

家庭用 東芝センサーオーブングリルレンジ ER-D2

 

ちなみに、その電子レンジのトリセツがこちらです。ごく一般的なオーブンレンジ(10年選手)です。

 

 

 

 

 

1位 冷ごはん

 

冷ごはん、今まで100%ラップしてましたよね? いらないんですって。

 

カピカピにならないの? と心配になりますが、ごはんが固めの場合は水を少し振りかけるといいそうです。

 

ただしこれは「あたため」機能使用時のことで、冷凍ごはん(「解凍あたため」機能使用時)はラップが必要ですのでご注意を。

 

 

2位 冷凍生もの

 

魚や肉などの冷凍生ものを解凍する場合も(「生解凍」機能使用時)、ラップはいらないのです。

 

発泡トレイのまま、ラップやふたはしないで解凍するんだそう。

 

レンジ内の付属の丸皿にペーパータオルを敷いてその上に直接置いてもいいのだとか。なんか嫌ですが、いいんだってさ。

 

 

3位 スープ

 

それってあの液体の飲みもののことですか? と確かめたくなるくらいの衝撃で、スープが3位にランクインです。信じがたいけれど、ラップは不要なのです。

 

スープって、あたためすぎてラップが真空状態を作ることがよくあるので、はがすときにやけどしがちですよね。

 

「そんなときは、奥側のラップの端を持って手前側に引けばやけどしないわよ」と栗原はるみさんが言っていましたが、そもそもラップをしないというプリミティブなソリューションでやけどレスなレンチン生活を送れるのです。すごい!

 

ただしカレーやシチューなど、とろみのあるものはラップが必要ですのでご注意を。

 

 

4位 しゅうまい

 

蒸しものなんて絶対ラップがいると思っていましたが、しゅうまいはラップ不要。

 

パサパサが心配なときは、冷ごはんと同じようにあたためる前に水を少量振りかけるといいそうです。

 

ただし中華まんはラップが必要ですので、ここはもう理屈ではなく暗記してしまいましょう。

 

 

5位 みそ汁

 

スープほどではありませんが、みそ汁はお椀をレンジに入れられないので、そもそもレンチンする発想がなかったという驚きもあり5位に。

 

タイマーのおかげで突沸(突然激しく沸騰する現象)を気にしなくて済むのがいいですね。

 

 

6位 煮物

 

「今日から煮物をレンチンするときはラップをするな」と言われたら、果たしてあなたにはできますか? 私にはできません。

 

でも、いらないんですって。しかも、温めるときは煮物の煮汁は切ってレンジに入れるといいそうです。

 

もう何も信じられません…。

 

 

なくそう! 無駄なふた

 

というわけで、いかがでしたか? 今まで絶対ラップしてたもの、あったのではないでしょうか?

 

でもそれは、無駄なふたです。みなさんも今日からは快適なラップレス生活を送ってみてはいかがでしょうか?

 

では最後に、このトリセツで一番好きな部分をご紹介しておわりにしたいと思います。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

ラップいらないメニューまとめ