こんにちは! ライターのギャラクシーです。所用で京都に来ています。
突然ですが、みなさんは「金平糖」って好きですか?
うんうん
ハイハイハイ
わかります。
ですよね~。好きか嫌いかを意識したことがないというか、積極的に自分で買ったことはないという人がほとんどでしょう。
が!
『美味しんぼ』に登場したやつなら、どうでしょう? あの海原雄山が愛した金平糖なら? それはすなわち至高……。
至高の金平糖
想像つきます?
日本で一番美味しいチョコレートとか、最高のケーキと言われると、なんとなく味の想像がつきますけど、金平糖の最高峰ってどんな味よ?
というわけで、『美味しんぼ』47巻に登場した店のモデル、緑寿庵清水にやってきました。
緑寿庵清水
住所|京都市左京区吉田泉殿町38番地の2
営業時間|10:00~17:00
定休日|水曜・第4火曜 (祝日は営業)
こちらは日本で唯一の金平糖専門店。
『美味しんぼ』に登場しただけではなく、天皇家の引き出物として選ばれたことでも有名です。1847年の創業以来、まさに究極の金平糖を作り続けているんです。
究極だけに、全般的にお値段もまあまあお高いわけですが……小袋のものなら税抜555円とお求めやすい金額。といっても、普通にお菓子を買う感覚だとこれでもかなりの値段ですけどね。
でも日本最高峰の金平糖が600円くらいで買えちゃうってすごくないですか?
「究極の金平糖シリーズ」に至っては税抜4,200円!(※ただしガラス容器込みの価格です)
こちらは予約待ち状態になったりするほど人気だとか。
僕は陶器入り金平糖「ボンボニエール」税抜3500円を購入しました(※陶器込みの値段なので、小袋で買えば555円です)
見てこの神々しいお姿! これ、金平糖ですよ?
トゲトゲが かわいい~~ん! 金平糖って見た目がおしゃれですよね~?
ちなみにこのトゲトゲを作るのがものすごく大変なんだそう(って栗田さんが言ってました)
さて、至高の金平糖……お味は?
ゴギッ、ガッガゴッ、ギゴガガガッ……
硬っっっ!!!!
硬ぇよ! え、嘘でしょ。めちゃめちゃ硬ェェェ!!!! 一瞬、『美味しんぼ』じゃなくて『グラップラー刃牙』に登場してませんでした?(バキが夜叉猿の歯を噛み砕いてたシーン)と思うほど硬い。マジで超硬い。小石。
でも、
おいし~~~~~!!!!
あまりの硬さに最初はマジでビビったんですが、すごくおいしいですこれ!
小さな金平糖を2~3個口に入れ、ギギギ……と噛んで、バギャッと砕けた瞬間、ぱっと舌の上に広がる上品な甘味。口の中のカケラをザラザラやりながら、甘みを上書きしていき、喉の奥に消えていく感覚。
“至高”の冠を侮ってました。海原雄山を甘く見てました。
マジでおいしいです。
これ、お土産やプレゼントにも最高ではないでしょうか?
555円の小袋を気軽にあげてもいいし、美しい陶器やガラスに入ったものであれば、後々使うこともできるので喜ばれることでしょう。おすすめです!
『緑寿庵清水』は現在ネット販売を行っていませんが、電話かFAXの注文は受けているそうです。
また、都内に住んでる人は、銀座に直営店があるので行ってみてはいかが?
銀座 緑寿庵清水
住所|東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa銀座ビル1F
営業時間|(平日)10:00~19:30、(土日祝)10:00~18:30
定休日|月曜日(祝日の場合は営業)
(おわり)