ココスは今やハンバーグの店ではない

 

ファミレスチェーン「COCO’S(ココス)」の名を聞いて、みんなは何をイメージするだろうか。

 

 

 

おおむね「ハンバーグとドラえもんの店」というイメージなのではないか。

 

しかし、それは間違っている。というよりも、ココスというファミレスの一面しか捉えられてない、と言ったほうが正しいだろう。

今のココスはもはや「ハンバーグとドラえもんの店」ではないのだ。

 

この記事では、ハンバーグ以外を押し出し始めたココスのポテンシャルを見てほしい。

 

 

メニューが刷新された

 

これが2018年冬のココスグランドメニューだ。

デザインのオシャレさが目を惹くが、なにより気づくのは「ハンバーグ」が全面に出ていないこと。もちろんドラえもんもいない(お子様向けメニューにはいる)。

 

これまでの、ココス→ハンバーグ→子ども→ファミリー向けという印象を塗り替え、「大人でも楽しめる店」というイメージを作ろうとしているように見える。

 

 

スパゲッティがある

 

ココスはもちろんハンバーグステーキがウリではあるが、それ以外のメニューも充実している。特に、最近のリニューアルによって「それ以外」が大幅に増えた。

スパゲッティでは“広島県産”牡蠣と柚子胡椒の和風スープスパゲッティなんていうものまである。

 

 

メキシカンメニューがある

 

メキシコ風のメニューが増えた。

軽食にチキンケサディーヤ、メインにカリブチキンやタコライスなどが用意されている。

 

 

和食がある

 

和食が大幅に豪華になった。さば味噌なんかもある。以前から雑炊などのメニューはあったが、それはあくまで「お腹の調子の悪い人」とか「孫を連れてきた老人」向けの補助メニューという感じだった。

 

リニューアル後の和食はちゃんと一ジャンルとして成立している。

 

 

中華がある

 

これは中華メニューの“しびれ”麻婆ご飯。

熱々のプレートにご飯が乗っていて、別皿の麻婆をかけて食べる。ラー油つき。

 

 

麻婆をかけるとものすごい勢いでジュワジュワと弾ける。特に豆腐が鉄板に触れると水分が一気に飛んですごいことになるから注意だ。

味は美味しいが、花椒がたっぷり入っているので舌が相当しびれるし辛い本格派だ。小さい子どもは食べられないと思う。いい感じに鉄板でご飯に焦げ目がつくのが良い。

 

 

 

 

これは”しびれ”担々麺。同じく結構辛い。バーミヤンなどの担々麺と比べるとだいぶ舌に厳しい味だ。うまい。

 

 

ドリンクバーが良い

 

ココスは、ドリンクバーが良い(セットで税抜き220円)。

店舗によって個体差はあるが、全体的に筐体が充実している印象がある。

 

ジュースサーバーのほか、タッチパネルで操作できる最新式のマシンもいち早く導入したのがココスだ。これはコーラにフルーツ味をつけたりといったミックス機能がある。

 

 

 

茶葉の種類が多いのもココスの特色だ。

名前が思いつくようなお茶はだいたい揃っている。

 

 

 

そして何より私が推したいのがコーヒーサーバーだ。

このサーバーで出せる「ヘーゼルナッツココア」「ストロベリーココア」がめちゃくちゃうまい。

 

今回いちばん言いたいことかもしれない。

 

「ヘーゼルナッツココア」「ストロベリーココア」がめちゃくちゃうまい。

ちょっとしたカフェで400円くらいするやつの味がする。200円代で無限にガブガブ飲んでしまっていいのだろうかと不安になる。

 

 

季節限定メニューがんばってる

 

これは夏限定デザートの、馬鹿みたいにデカい杏仁かき氷。

 

うまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

冬メニューのモッツァレラトマトハンバーグ。

 

うまい。

 

 

ココスに行ってください

 

ココス=ハンバーグ というイメージがいかに古いものであるか、わかっただろうか。

ハンバーグ欲だけでなく、あらゆるニーズに答えようと変貌を続けるココスから目が離せない。

 

ココスに行ってください。