範馬刃牙 コミック 全37巻 完結セット (少年チャンピオン・コミックス)

 

2019年現在も週刊少年チャンピオンで『バキ道』が連載中の格闘コミック『グラップラー刃牙』シリーズ。

 

読者をパワーと勢いでねじ伏せる名シーンの数々には枚挙に暇がありませんが、一度通読した人であれば、あのシーンを絶対に覚えていると思います。

 

「刃牙の家」です。

 

 

『グラップラー刃牙』9巻74話「範馬刃牙、13歳!!」にて見開きで登場したバキの自宅。バキに恨みを持つ不良たちが「そこまで書く?」という量の脅迫的な落書きを残しており、弱冠13歳にして範馬刃牙のヤバさが完璧に伝わる名シーンです。シルバニアファミリーの家で再現した人が現れていたり、読者の知名度とインパクトはかなりのもの。

 

では、このシーンにおいて具体的にどんな落書きが残されていたか、みなさんはどれくらい覚えているでしょうか?

 

気になって仕方がなくなったので、同僚や知り合いなどに「バキ幼年編の見開きシーンで、バキの家に書かれていた落書きを覚えているだけ答えてください」と訊ねてまわってみました。私は仕事中に何をしているんだろう。

 

アンケート結果がこちらです。

 

うろ覚え「バキの家の落書き」

 

・屋根にでかい「刃牙死ね!」

・「勝負したるぞコラァ!」

・「夜道に気をつけろよ」

・「喧嘩上等」

・「金玉ついてんのか?」とか金玉ネタが多かった記憶

・「刃牙ちゃ~ん♡」

・「出てこいコラ」

・うんちの絵

・女性器の絵

・「ママのおっぱい飲んでろ」

・「お願いだから勝負して~」

・「俺が怖いか?」

・「サノバビッチ」とかあった気がする

・「逃げんな!!!」

・「梢はヤリマン→090-××××-××××」みたいなのがあった気がします

・「刃牙クンは享年16歳でお亡くなりになりました(笑)チ〜ン」

・「いつか泣かすからな!」

・「オカマ野郎!」

・「俺は逃げも隠れもせん!」

 

けっこうみんな覚えてました。

 

では、どれくらい当たっていたのか?

実際に「グラップラー刃牙 9巻」を読み返して落書きをリストアップして検証しました。それがこちらです。

 

 

グラップラー刃牙 9巻の見開きでの落書きリスト

刃牙死ね!
月夜のばんばかりじゃねえゾコラ
徹頭徹尾
喰うぞテメェ
ホントに殺したろか!
[女性器の絵]
せつねえんだよ!てメエはよっ!!♥
オンドレ踊らせたろか
上等こいてんじゃネエ
下品上等
ハッキリせいよ!
東京湾が待ってるよ♥
スマキスマキ
お灸すえたろか!!!
刃牙は弱い すぐ泣きます
いつでも勝負するぜ
ナメてんじゃねェ
セメントあるぞ ドラム缶も
覚悟しろよテメェ
メソメソすんなよ
[人差し指と中指の間から親指を出してる絵]
捨てちゃうぞ♥
明日があると思うな!!
のぼせんじゃねえ
後に気ィつけろよ!!
ホーケーなお
死ねやワレ~~
逃げるなよコラア!
ヤキ入れたろか
頼むから勝負してくれ!!
東京湾直行
沈めるぞ
チンポ~~~
皮かむり
ちぢんでんじゃね~
火の用心
ファイアー
いじめないで
でけえツラすん
オカマ~~
刺すぞコラァ!!
かかってこいや!
ハジあるけや!!
タマ取ったる!
やっちまうぞ!
かかって来いや!
死ね死ね死ね
オレがこわいだと?
死んでも許さん!
殺すぜ!
[陰茎の絵]
オマエ弱いねホント
埋めるゾコラッ
キンタマ抜くぞ~~~~!!
明日火ィつける!
ママ~
ダッセェぞ!!
Fuck you!
着火予定地→×
オレは逃げもかくれもせん!
[うんこの絵]
くせぇぞ
オレと勝負だ!
堂堂と勝負しろ
いつでもこいよ!
小便するな
飛んで火に入るオカマヤロウ
かかって来
ビビってんじゃネェ!!
son of a Bitch!!!
タイマン勝負だ
こいてんじゃねえ
命取ったる 金玉もな!
いい気になっ 今のうち!!
コソコソ

 

 

 

 

 

刃牙、恨まれすぎですね。たった2ページの見開きに75個も落書きがありました。

(画像クリックで原寸表示)

 

簡略化して文字の位置関係を図示したのがこちらです。この地域の地価、めちゃくちゃ低くなってそうです。

 

 

実はこのシーンの前後にも落書きが映り込むシーンは複数あり、

 

死ね死ね死ねバキチンポ
バキオカマ
サナバビッチ
FACKYOU刃牙
オドラセタル!!
コラコラコラ~
タコスケ タコバキ
女知らねーだろテメェ!
刺す
明日泣かす
刃牙ばきバッキー[女性器の絵]

など、心温まる落書きが膨大に存在します。

 

 

さらに後の高校生編などでもバキの家は再登場しており、そのたびに文言が微妙にアップデートされているのですが、リストアップする気力がなくなってしまいました。すみません。気が向いたら数えます。