「Google翻訳」が音声入力に対応しているのをご存じだろうか?

 

 

 

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テキスト入力エリアの左下のマイクボタンをクリックすれば、音声入力モードに切り替わる。

 

 

 

 

 

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試しに日本語を話してみると……

 

 

 

 

 

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このように翻訳してくれる。そして、翻訳結果も音声で再生が可能だ。

 

今回は、この「音声入力」と「音声再生」を利用して、こんな実験を行なってみたい。

 

 

 

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Google翻訳を駆使すれば、アラビア語で「桃太郎」を朗読できるのか?

 

 

 

全く話せないアラビア語で「桃太郎」を朗読する実験

実験の手順は以下のとおり。

 

 

 

1. 日本語の桃太郎を、アラビア語に翻訳する

 

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2. 翻訳したアラビア語の桃太郎を、耳コピ(耳で覚えること)する

 

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3. 耳コピしたアラビア語の桃太郎を「音声入力」し、日本語に翻訳する

 

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3の翻訳結果が「ちゃんとした桃太郎」になっていれば実験成功破綻していれば実験失敗だ。

 

そもそもなぜ「アラビア語」を選んだのかというと、字面のインパクトがスゴいから。それだけだ。

 

 

それでは早速、いってみよ!

 

 

 

1. 日本語の桃太郎を、アラビア語に翻訳する

まずは桃太郎をテキストで用意し、アラビア語に翻訳する。

 

 

 

スクリーンショット 2016-06-27 1.20.29

 

 

これが……

 

 

 

 

スクリーンショット 2016-06-27 1.21.04

 

 

こうなった。

 

「鬼ヶ島」のみアルファベットに変換されたが、他の言葉はアラビア語に翻訳された。なぜ右揃えになっているのか調べてみたら、アラビア語は右から左に向かって書くらしい。……もしかして、常識?

 

 

 

2. 翻訳したアラビア語の桃太郎を耳コピする

※右下のスピーカーのボタンで音声のON/OFFが切り替えられます

 

 

こんな感じで、アラビア語を耳に叩きこんだ。

 

 

 

 

 

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耳だけでは不安だったので、耳コピした音を紙に書いていった。

 

 

 

3. 耳コピしたアラビア語の桃太郎を「音声入力」し、日本語に翻訳する

いよいよ、ここからが本番。

 

音声入力モードに切り替えて、耳コピしたアラビア語をひたすらしゃべっていく。

 

 

 

 

※右下のスピーカーのボタンで音声のON/OFFが切り替えられます

 

 

果たして、ちゃんと朗読できているのか……!?

 

 

 

実験結果

まず、タイトルの「桃太郎」。耳コピしたアラビア語の発音は「アルホーフ ブイ」だった。

 

音声入力モードに切り替えて、「アルホーフ ブイ」と言ってみた。翻訳結果はいかに……?

 

 

 

 

 

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恐怖ボーイ。出だしから絶不調である。

 

続いて、「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました」のくだり。耳コピしたアラビア語では……

 

 

「ダーティマラタン、フィマカネンマイエネン、ワ、フナカ、ハイシャジッドワジッタ」

 

 

このように聞こえた。今度は、Google翻訳のiPhoneアプリで試してみよう。果たして結果は……

 

 

 

 

 

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「非常に、非常に性交の場所」とは、ラブホテルのことだろうか?

 

 

この雲行きの怪しさに、実験結果が予想できてしまったかもしれないが、努力の一部始終を動画でまとめたのでぜひ見てほしい。

 

 

 

 

 

 

 

動画のハイライトはこちら。

 

 

 

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最終的に、こういう話になった

恐怖ボーイ

 

 

「Google翻訳を駆使して、アラビア語で桃太郎を朗読しよう」という今回の実験。

 

あえなく失敗に終わったが、自分の耳コピや発音に問題があったのだろうか? それとも、Google翻訳の精度の問題?

 

 

ちなみに、アラビア語で犬は「カルブ」、猿は「ケルド」、キジは「アッタドラジュ」というらしいので、音声入力でちゃんと正解ができるか試してみてほしい。

 

改めて試してみたところ、僕はこうなった。

 

 

 

犬

 

犬(カルブ)

 

 

 

 

猿

 

猿(ケルド)

 

 

 

 

 

キジ

 

キジ(アッタドラジュ)

 

 

 

 

なんなんだよ!

 

 

(おわり)

 

 

 

 

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