突然ですが、LINEやツイッターで他人のアイコンを見ていると、様々な自撮り技術があるのだなぁと最近よく思います。
私は自分の顔が下の下の下だということを小さい頃から自覚しています。
小学生の頃、友達に「私って鼻がにんにくみたいだし唇もタラコみたいだよね」と言ったら、
「まず、全体的に見てじゃがいも」とか言われたりしてきたからです。
でも私、アイコンを自撮り画像にすることにちょっと憧れがあるのです。
一度でいいから、アイコンを自撮り画像にしてみた~い!
そこで、どんな風に自撮りすればそこそこ可愛く写るのかを不細工なりに考えてみました。
1.顔の大きさをごまかす!
ご存知の方がいるかは分かりませんが、私は顔がでかいんです。しじみ80個分ぐらいだと言われています。
そこで、自撮り画像ではどうにか小顔に写りたいと切に願ってきました。犬の映画より泣ける話です。
よくあるのが、手を大きく写すことでその分顔を小さく見せる方法だと思います。
しかし、私ぐらい顔が大きいとこんなんじゃまだまだ全然小顔に見えないし、指が太いので更に太って見える気がします。唇もお尻の穴みたいです。
だから、手よりももっと小さいものを大きく写して顔と比べてもらうべきだと思いました。
つまり、こうです。
で、こうです。
こうすれば、この写真を見た人は「こいつは10円玉1つ分の大きさの顔なんだな」と思ってくれます。うまい棒も一本買えるし一石二鳥です。
ただ、顔と同じぐらい大きい10円玉の写真だと思われないかが不安要素です。
2.一分でリア充になって、ラブラブアイコンに!
LINEのアイコンなど、昔の友達やクラスメイトにも見られる場でのアイコンはもはや、
いかに自分がリア充であるかということを見せつける対戦道具のようにもなっています。
しかし私には、なんでか分からないけど彼氏がいません。
よくネットの広告で見かける「おまいら、この方法試したら恋人が3分で出来たぞwwwww」みたいなのにそろそろ手を出しそうです。
とにかく、アイコンでリア充のフリがしたい。彼氏できたのか~って友達に思われたい。
では、どうすればいいのでしょうか。
まず、片腕だけ違う服の袖を通します。
自分に腕を回します。
いい感じに切り取ります。
クソみたいならくがきを施します。
おそらくですが、これで「男性に頭を撫でられている」ように見えると思います。
やった~!! みんなから羨ましがられちゃうよ~!!
右側を切り取ると、「男性にめっちゃ抱きつかれている」ように見えなくもないです。
ただ、自分の左腕のにおいをめちゃくちゃ嗅いでいる人にも見えやすいので注意です。
死にたいです。
3.光をすごく当てる!
私のように、鼻の形だとか鼻の穴だとか鼻の先の丸みがコンプレックスという人は少なくないと思います。
それを全て隠すには、よく使われている「光を顔に当てる」という手法が有効だそうです。
光さえ当てれば大抵誰でも可愛くなるとか。
可愛いとか可愛くないとかじゃなくて顔のアイデンティティが全て消えましたが、効果は確か!
まるで顔を白く塗ったみたい。これは「松崎しげるの逆」と呼ばれる現象です。
待って、もしかしたら!
普段は白塗りがめんどくさくてなかなか出来ない歌舞伎メイクも、
光を当てたときの顔の白さを利用すれば白塗りしなくても成り立つかもしれません。
消える。赤いライン全部消える。つまんねぇ。なんなの? 松崎しげるなんなの?
4.さりげなく自撮りを取り入れてみる!
「思いっきり顔写真をアイコンにするなんて恥ずかしいけど、顔は見せてみたい」
というシャイガール、またはボーイミーツガールロマンスの神様もいると思います。
そういうときはさりげなく、風景写真のアイコンの中に自分を取り入れてみたらどうでしょうか?
一見すると、普通の花火写真のアイコンです。
拡大すると…
あっ。
さりげなく自撮り写真が入っています!
アイコンを超拡大して見てくれた人にしか分からないので、普段は「恥ずかしくて自撮りアイコンなんて…」と思ってるプロレスラーの娘も、堂々とアイコン画像に自撮りを取り入れることができます。
これも、一見すると普通の七夕祭りの写真です。
拡大すると…
あっ。
さりげな~い!
周りが荒いおかげで一際輝いて見えます。
5.スタンプを使う
最近のカメラアプリには、スタンプ機能が豊富です。
スタンプは万能です。顔のコンプレックスをうまく隠すことができます。
(スタンプによってコンプレックスを隠した例)
全国の三ツ目さんも、
口裂け女さんも、
スタンプがあれば安心して自撮り写真をアイコンにできます。
デジタル技術に妖怪たちが助けられるという、歴史を覆す瞬間です。
画像編集ソフトを持っている人は、自分で好きな画像を切り抜いたりしてスタンプを作るのもいいかもしれません。
大沢たかおの唇をスタンプにしてみました。
江戸時代にタイムスリップしてたくさんの人の命を救いそうな顔になりました。
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上記5つのことを全て守って、自撮りアイコンを作ってみました。
これが究極の自撮りアイコンです。
さりげない。
(あぐ味)