5.キョトン
斬られたことを理解せずにキョトンとする。
カウンターを食らった際によく使われる手法です。
アホ面をかまし、攻撃時の悪意に満ちた表情としっかりギャップを出しましょう。
この時セリフ上のリアクションは不要。「?」で十分です。
喋っても「…は?」「…え?」ぐらいにとどめましょう。
攻撃手段を奪われた後は斬り手がうまくバラバラにしてくれます。
また切断面から血を出しておくのも忘れずに。
このため全年齢向けにはなりにくいのですが、緩急のついた演出のため根強い人気のある手法です。
6.ピッシング
身体が切断される前に予告する。
身体をピシッと鳴らしその後余裕を持って斬撃の結果を表現します。
演出効果が高いので常にレパートリーには入れておきましょう。
ピッシングと同時にバランみたいなやつを添えることでどこが斬られたかを明示します。
身体を分断する際はこのバランの位置からあまりズレないようにしましょう。
斬られたことに気づかないまま絶命するので『認識落とし』の応用と言える手法です。
身体がピッシングし始めてもポーカーフェイスを貫きましょう。
「あ、コイツ斬られてることに気づいてんな」と思われると台無しなので注意が必要です。
7.コマ斬り
周りのコマごと斬られるパターン。
ケレン味たっぷりで「ここ一番!」という時に使うと、剣豪の腕前をかなり効果的に表現できます。
中級者であれば一度は試してみたい大技です。
この手法をとる際には、今自分がいるコマが大ゴマかどうかに気を配る必要があります。
そのため、自分だけでなく周りの状況など全体を把握できる視野と余裕が持てるようになってからチャレンジした方が良いでしょう。
見た目も清潔なので子供にも安心して見せられる、というのもこの演出の強みです。
難点を上げるとすれば、
大ゴマを必要とするのでモブ感に欠けるというところでしょうか。
一般兵というスタンスでこの斬られ方をすると役不足感は否めません。
ただし「中ボス然とした噛ませ役」であればこの点もクリアできます。
「こいつは手強そうだ」と思わせる程度の装備を準備しましょう。
このときの武器はバルログのやつである必要はありません。
さて、ここまでメジャーな斬られ方をいくつか紹介してきましたが、
せっかくなので私から「新しい斬られ方」をいくつか提案します。
皆さんも使える場面があれば是非使ってみてください。
次はコレが来る!全く新しい斬られ方!
です。
1.POV
主観視点で斬られるという手法。
「ケレン味を出す」という1点に集中した演出法です。
『武器添え』『認識落とし』『キョトン』『コマ斬り』の応用であるためかなり上級者向けですが、決まればそれに見合うだけの演出効果が期待できるでしょう。
※追記※
こちらの手法ですが、ルパンやドラゴンボールですでに見られた演出とのことです。
不勉強ながら存じ上げず、マモーの部下の方々、並びにフリーザ様には大変ご迷惑をおかけしました。
お詫び申し上げます。
2.ガイド
斬る場所をさりげなくリードする手法。
「こちらが意図していない部位を斬られてしまい戸惑う」というトラブルを回避できます。
あらかじめ自分で少し斬っておくとなお良いでしょう。
3.ビーナス
斬られると同時にビーナスを彫られるという手法。
命の終わりと美の誕生を対比させた珠玉の演出です。
死して後世に残る美術品となりましょう。
細切れ派の剣豪に斬られる際にはぜひ試してみてください。
いかがでしたか?
斬られ手業界は日進月歩の世界。
日夜様々な斬られ方が研究されています。
あなたもいろんな手法を試す中で、ぜひ自分だけの斬られ方を見つけてください。
あなたがいい刀のサビになれますように!
▼合わせて読みたい
【モテたい男子必見!】女子がキュンとする腕の再生法
モブ必見!セリフの途中で撃たれた時の演出講座