Y平パンチラが見たい！！
こんにちは、ライターのY平です。声を大にして言いますがパンチラが見たいのです。パンチラといっても色々ありますが、まずは僕のこだわりを述べさせてもらいたい。いきなり長くなるけど我慢してください。パンチラはその後、すぐに見れます。
パンチラといえば、何と言っても「ドラえもん」のしずかちゃんで決まりでしょう。僕にとってしずかちゃんと言えばタケコプターを使えばすぐにパンチラする、とんでもないおさせ。いわば子供時代のセックスシンボルでした。ちなみにドラえもんを全巻持っている僕ですが、ベストオブしずかちゃんのパンチラは、改造チョロQの回のパンチラです。
その回で、のび太とドラえもんがスモールライトで小さくなり、改造チョロQを運転してしずかちゃんを遊びに誘いに行くのですが、小さくなったのび太たちがしずかちゃんのスカートの中をのぞいてしまいます。そこで「なんていやらしい改造なの！？」と言いながらしずかちゃんがチョロQごとのび太たちを踏みつぶすシーンがあります。これです。
これが最高なんです。
図で示すとこんな感じです。巨大女＋踏みつぶされる恐怖＋希少価値によってパンチラの価値は高まっていくのです。少なくとも、僕はそう信じています。
しかし、実際には巨大女はいないし、盗撮したら捕まるしで、この条件を満たすパンチラを見ることは非常に困難です。というか現実世界にいたら見れません。
そこで思いつきました。なら、そういう世界を作ればいいじゃん。
そう、Unityでね。
【Unityとは】
簡単に3Dゲームが作れるゲームエンジンのこと。PCゲームはもちろんのこと、Androidアプリ、iOSアプリ、PS3のゲームも作れちゃうという優れもののエンジン。実際にUnityでコンシューマーゲームを作っている会社もあるのでビビる。Unityが無料で公開された際には、「こんな高機能なもの無料でいいのかよ！？」とソフト開発者の間に激震が走った。
このUnityを使って今回は巨大美少女のパンチラを見るだけのゲームを作っていきたいと思います。
さて、まずは誰のパンツを見るかが重要です。パンツを見せてくれるキャラクターとして、今回は東北ずん子の3Dモデルを採用します。
東北ずん子とは、東北6県全体を盛り上げるために東北企業が作成したキャラクターです。東北企業であれば商用でも手続きなしで使用可能。東北企業じゃなくてもクリエイターであれば、非商用に限り手続きなしで使用できるという完全にどうかしてるキャラクターです。ほんとUnityといい東北ずん子といい、どんだけクリエイターに優しいんすかという話。
というわけで、早速ダウンロードした東北ずん子の3Dモデルを、Unityプロジェクト上に配置してみましょう。
こんな感じで配置してみました。盗撮感を出すため、右下にずん子の顔だけを常に写すサブカメラも配置してみました。何となくゾクゾクします。
プレイヤーは上下キーで前進・後退。左右キーで方向転換。メインカメラはプレイヤーに連動して動くようにセットします。
足元に来たところで「スペースキー」を押すと見回しモードに入ります。ここで「↑」キーを押して上を見ると……。
おお！？
さらに「Z」キーで、カメラズームできる機能も実装します。
おおお！？
普通にエロいものができてしまった。
思わず真顔になったわ。なんていうか、こんなエロくなるとは思わなかった。東北ずん子が予想以上にエロすぎる。ムチムチ具合とか、光があたったときの表面のテカリ具合とか全てが完璧。この記事のためだけに色々な3Dモデルのパンチラを見まくってきた僕が言うのだから間違いありません。一時期はずん子と並べてどちらがエロいかオーディションとかしてました。一体何やってるんだろうと何度も正気に返りそうになりましたが、とにかく東北ずん子はエロい。
本題に戻ります。
大事な3要素の「巨大女」という点が、これでカバーできました。次に「踏みつぶされる恐怖」にとりかかりたいと思います。エロさとは、性と死を隣り合わせにすることによって、更に際立つものなのです。
まずは東北ずん子に蹴りモーションを追加してみます。パンチラ覗いてたらいきなり蹴られたりしたら怖いだろうと。モーションはこれまた無料で公開されているUnityちゃんからお借りしました。
数秒に一回、蹴りをするようになりました。蹴りのモーションはなぜかブラジリアンキックしかなかったため、上段から下段にねじ込むように打ち込んできます。
動画にするとこんな感じ↓
普通にパンツ見えるし、あまりに上段に打ち込むためプレイヤーに蹴りがあたることはほぼありません。単なるご褒美になってしまいました。
ひとまずこのままではゲーム性があまりにアレなので、ずん子を一定時間毎に円形に走らせてみます。モーションはMecanim Locomotion Starter Kitからお借りしました。もちろん無料です。何度も言うけどUnityすごすぎ。
蹴りをいれたあと、このようにドタドタと走り回ります。このとき、ずん子に踏まれると……
Game Overとなります。ちなみに止まっているずん子に自分から当たりに行ってもGame Overになるので注意。コミケでカメラ小僧がどれだけ接写しても、決してコスプレイヤーに触れないのと同じ理論です。触れた瞬間に犯罪になりますからね。
いい感じにゲームは仕上がってきましたが、まだです。最後の要素、「希少価値」について着目します。言わずもがなですが、パンチラは滅多に見られないからこそ、その価値が高まるものです。現状パンツ見放題の出会いカフェみたいな状態になっているので、ここをどうにかしましょう。つまり、パンツを見にくい状態を作り出すのです。
ここで登場するのが、高校時代の恩師「北村先生」です。当時高校生だった僕は北村先生に良い意味でも悪い意味でもお世話になりました。僕の高校は野球部がなかったのですが、野球好きだった僕は野球愛好会なるものを作り、無許可で野球をしておりました。そんな折、ノックをしていたら校舎のガラスを立て続けに2枚割り、PTA会議にて「Y平とかいうバカが野球部なんぞバカなものを作ろうとしている」と北村先生に吊るしあげられ、大変こっぴどく叱られました。
そんな因縁深い北村先生ですが、受験期には僕向けに特別補習を行ってくれたり、希望にあう大学を探してくれたりと大変お世話になりました。
今の僕があるのは北村先生のおかげといって過言ではありません。
そんな厳しくも優しい北村先生を一定時間毎に出現させます。北村先生の前でパンチラを見る。あなたは恩師の前で堂々とパンツを覗けますか？ これはかなりの難易度アップと言えるでしょう。
が、まだ足りません。北村先生は精神的にプレッシャーをかけてきますが、特に何もしてこないため、ゲームをすすめるのに邪魔にはなりません。もっと直接的に邪魔するキャラクターを作らないといけない。
そうだ、自分の母親をゲームに出そう。
僕がゲス顔でパンツを見ていると……
突然うちの母親がパンツ周辺に出現し、ランダムで動き回ります。視覚的に邪魔であるだけでなく、エロ本を見ているところを母親に見つかったような気持ちになり、精神的にかなりのダメージがあります。 これで視覚的にも精神的にも、パンツを見にくい状態を作り出すことができました。
これにより、「至高のパンチラ」の3要素、すべてが揃ったことになりました。最後に、プレイしている様子を映しながら皆様とお別れしたいと思います。
拝啓、母さんへ。お元気ですか？ 僕は元気です。お体変わりありませんでしょうか。実家の猫が死んで大変気落ちしていると聞きました。
この前弟の結婚式で久しぶりに会ったとき。僕は母さんのことをとても心配していたのですが、逆に母さんは僕にお守りをくれましたね。京都の寺の、願い事が一つしかかなえられないというお守りを。わざわざ僕のために買ってくれて。
「母さんの願い事はいいのかい？」と僕が聞いたら、「あんたが健康だったらいいわ」と笑って言った母さん。あのときは恥ずかしくて言えなかったけど、僕は本当に感謝の念でいっぱいでした。
崩しがちだった体調も、母さんのおかげで良くなってきたように思います。今ではバリバリと仕事もこなし、とても色々な仕事をやらせていただいています。どれも母さんに誇れる立派な仕事です。
学生のころは深夜徘徊で補導されたり、ガラスを割って北村先生に呼び出しをくらったり。社会人になってからも病気になって色々ご心配をおかけしました。そんな僕も結婚し、ようやく独り立ちできたと実感しています。今度は僕が母さんを心配する番です。何かあったらすぐに飛んで行きますので遠慮せずに言ってください。どうかお体に気をつけて長生きしてくださいね。
（Game Over）
今回作成したゲームは下記URLからプレイできるぞ！
邪魔するY平の母親や北村先生をかわしつつ、東北ずん子のパンチラをゲットだ！
https://omocoro.heteml.net/zunko_pantira4/zunko_pantira4.html
【動作OS】
Windows 7/8/10
Mac OS X 10.11.3
【動作ブラウザ】
IE、Firefox、Safari ※Chromeは不可
【準備】
上記ページにて「Unity Web Playerをダウンロード」をクリック、
ダウンロードしたexe、dmgファイルをダブルクリックしてインストール。
ブラウザを再起動してください。
【操作方法】
上下キー：前進・後退
左右キー：方向転換
スペースキー：見回しモードの開始・終了
Zキー：カメラズーム
Xキー：カメラズームアウト
© Unity Technologies Japan/UCL
(おわり)
セブ山
室木おすし
小山健
オモコロ編集部
凸ノ
ブロス編集部
小野ほりでい
ショルダー肩美
ヨッピー
岡田悠
雨穴
ARuFa
