実写映画化が発表されていた人気漫画「石ストーン恋愛白書」、先日各キャラクターを演じるキャスト陣が発表された。
しかしネット上ではそのキャスティングに対し否定的な意見が多く、炎上の様相を呈しているのだ。
そこで今回はこの騒動の概要を簡単にではあるが、まとめてみたいと思う。
はじめに今回選ばれた選ばれたキャスト陣を実際に見ていきたいと思う。
まずは本作のヒロイン、石宮咲(いしみやさき)である。
ダントツ一番人気のキャラクターであり、この漫画の顔である彼女だけにそのキャスティングには注目が集まっていた。
そしてそんな暗雲立ち込める期待を受け、選ばれたのは
非常に整っている石であった。
透き通るような白い肌で若手No1の人気を誇ると言っても過言ではない彼女が選ばれたのは、作品の人気度から見ても妥当であるように思う。
しかし、2chの石ストーン恋愛白書スレは大荒れしたのだ。
酷い叩かれ様である。
製作陣への批判を中心にまさにお祭りと状態なっている。
さらに、少なくとも演技を見ていない現段階では何の責任もないはずの女優までが批判の的になっており
一部の過激なファンは女優に対する殺害予告とも取れる写真をSNSにアップしたりと、簡単に看過できないところまで問題は広がっている。
その他にも石宮咲と同様にこの漫画の顔である石黒堅(いしぐろけん)
地味ながら根強い人気を誇るメガネっ子立石蘭子(たていしらんこ)
水切りをされると姿形が変化する、担任兼忍者の石ノ森流樹/羅樹(いしのもりるき/らき)
メインキャラクターのキャスティングはことごとくファンの反感を買っているようで、キャストの選び直しを求める声が至るところであがっている。
そして、キャスト発表の際に明らかになった原作改変がこの騒動の広がりに拍車をかけているのは明らかだろう。
問題となっているのはこちら、主人公たちの恋路を何かと邪魔してくる憎たらしくも愛らしいキャラクター飛石5兄弟である。
そしてその飛石5兄弟役に選ばれたのが
ジャリーズ事務所所属の人気男性アイドルグループ、BOYING☆7STONES(ボーイングスターセブンストーンズ)である。
人気度で言えば申し分のないキャスティングに思われるが、1つ大きな問題があったのだ。
そう、このBOYING☆7STONESは7人グループなのである。
このキャスティング発表と同時に、飛石5兄弟は映画化に際し、飛石7兄弟と名前を変え登場することが明かされたのである。
大人の都合による改変と取られても仕方がないこの行為に原作ファンの怒りは最高潮、果てには石ストーン恋愛白書ファンとBOYING☆7STONESファンによる対立にまで発展し
某動画サイトに投稿されているBOYING☆7STONESの動画が石ストーン恋愛白書ファンによって荒らされるなど、問題は深刻化している。
さらに原作ファンにとっての悲劇は続く、なんと原作には登場しない映画オリジナルキャラクターが発表されたのだ。
名前以外は詳細は明かされていないが、監督によると物語の鍵を握る重要なキャラクターであるらしい。
それがこちら、大石巨鈍(おおいしきょどん)である。
このキャラクターが発表された瞬間2chのスレは今までにない荒れ方を見せた。
完全な岩の登場に原作ファンは激怒、これが決定的な要因となったのかここから騒動はさらに激化、制作中止を求める署名活動まで始まり、映画制作会社では苦情を訴える電話が今も鳴り止まないそうだ。
このように様々に批判にさらされた製作陣がここからどのように動くのか、映画が公開された暁にはこの騒動はどうなってしまうのか、今後もその動向を追って行きたいと思う。
そしてつい昨日のことであるが、石ストーン恋愛白書の原作者である渡.(わたりドット)氏が今回の騒動を受けて自身のSNSでついに口を開いたのである。
何か深いことを言おうとして失敗していた。
全員しっかりしろ。
(おわり)