世の中には「クリエイティブな広告」ってありますよね?
例えば、とある防犯ガラスのアピールのために

防弾ガラスの中に現金を入れて街中に設置。「破壊できたら持って帰ってもいい」というキャンペーンを行ったそうです。
そして誰も壊すことができなかったため、その性能を広く知らしめることができたわけです。
こういうクリエイティブな広告って憧れますよね……。

そんな折に、WEB漫画レーベル「OUR FEEL」さんからPRのご相談をいただきました。
これは渡りに船。ということでやりましょう!

メンバーはこの4人!


OUR FEELを運営する「株式会社シュークリーム」のオフィスにきました
いや、そもそも我々の会社って広告制作会社ですよね?
おもしろ企画みたいにしてるけど、真正面の本業じゃん。いいのかな。
まあ広告制作会社だけど、いわゆる「クリエイティブな広告」はあんまり作ってないからな
記事の最後にジャンプして「最高~!」って言ってPRしたりね

そういえばそうか
じゃあ、大丈夫か
大丈夫よ



ということで彼らにはWEB漫画レーベル「OUR FEEL」をテーマにオリジナル広告をプレゼンしてもらいます。
そして、最も優れたアイデアはなんと……

実際に広告として採用されます!
はたして誰の広告が採用されるのか……!?
それでは「クリエイティブ広告選手権」スタートです!
1人目:長島

トップバッター、長島。社長であるものの共感性が著しく低いことで知られていますが、はたして広告制作会社の矜持を保つことができるのか!?

よろしくお願いいたします。私、代表取締役の長島と申します

そして今回審査するのは、OUR FEELに関わるこのおふたり。
『OUR FEEL』を運営するマンガ制作会社シュークリームの代表取締役。えらい人。
『OUR FEEL』編集長。えらい人。

最初から社長さんにプレゼンしていただけるんですね
はい。まずは代表取締役としての模範を示そうと思います
こんな機会なかなかないので楽しみです


まず提案する前にご挨拶を。このたびはOUR FEELが1周年を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。
あら、ありがとうございます。

パートナーとしてさらなる認知拡大のお手伝いできれば幸いでございます
わ、すごい。社長さんだけあってちゃんとしてる
さて、ここからはご提案にうつらせていただきますね

OUR FEELさんはWEBマンガサイトとして非常に多くの魅力を持っているのですが……
ただマンガという性質上そのままアピールすると、どうしても抽象的になったり逆に説明的になりがちです
たしかに。読んでもらえたら分かるけど、そこまでが難しいんですよね
あらすじだけ書かれても良さは伝わりきらないものですし

魅力はどうすれば伝わるか? もちろん様々な手法があるのですが、今回提案するのはこちらです
「比べる」です!
ほう……。比べるというと?
いわゆる「比較広告」ですね!

人は「比べること」ではじめて何がどう優れているかを実感できます
ああ、海外のハンバーガーチェーンとか比較広告が話題になったりしますよね
たしかにたまに見かけます。ライバル会社を結構あからさまに名指ししてたり
はい。そういったものはやはり関心を惹きやすいですし、広告としては訴求力は高いです

But……
But?
OUR FEELさんの掲げるテーマは『どんな気持ちも、わたしだけのもの。』……

※OUR FEELさんの掲げるテーマ
そうですね。OUR FEELというレーベル名が示すように『どんな気持ちも、わたしだけのもの。』をテーマに掲げています

いま言った「ライバル会社と比較する」行為は、この様々な価値を肯定する精神と反してしまうのではないか、という懸念がございます。
たしかに……
そもそも他の漫画雑誌さんを名指しして比較するのは、あんまり行儀良くないですねえ

そうなると「比較広告」はちょっと難しいのでは……?
はい。ただやはりユーザーさんに分かりやすく伝えるためにも、比較広告の利点は捨てがたい。
この課題を解決する方法、ひとつだけございます!
ほう。やはり社長というだけあって、プレゼンがお上手ですね

「OUR FEELとかけ離れたもの」と比較するならどうでしょう?
かけ離れた存在?
はい。一般的に比較広告は同業他社さんを引き合いにする。今回の場合は漫画雑誌がそれにあたりますが、前述のとおりそれは避けたい

しかし、もし「そもそも比較が成り立たないもの」であれば、一方的に貶める構図にならず穏便な比較広告に着地できると考えております。
比較が成り立たないもの……? まだちょっと全容がわからないかもですね
では、実際にその対象をご用意してきました。お願いします

?


???
これは…?

ご名答。ゆべしです!
いや、答えてないです

ゆべしってあの、和菓子の……。くるみとか入ってる
はい。まさにそのゆべしでございます

私の提案する案は「OUR FEELと無関係の『ゆべし』で比較広告を展開する」……

題して「OUR FEEL VS ゆべし」キャンペーンです!

……
すいません。ちょっと社長が絶句してしまってます
もちろん比較にはエビデンスが必要ですので、こちらも用意させていただいております

あ、急にまっとうなビジネスっぽいグラフを
ちょいちょい社長らしさを出してきますね
ありがとうございます。社長ですので

なにか英語で項目がかいてありますね…。「Full Belly」「Full Heart」……。
これはどういう意味ですか?
社長、さすがの目の付け所でございます
いや、そこしか目をつけるところが……

ひらたくいうと、満腹スコアと満足スコアです
流石に満腹スコアはゆべしには劣ります。申し訳ありませんが
流石に満腹感で勝ってると思ってないので大丈夫ですよ

しかし「30d Repeat Rate」つまり「継続率」では圧倒しております
ゆべしの継続率…?
ゆべし、僕も好きなのですが月1回食べるかと言われると、さすがにその頻度では食べない。
つまり、これは月2回更新であるOUR FEELの継続率には到底及ばないという結果ですね
このデータなに?
こちらのデータってどこが調べたものなんですか?

これは、まあ、私の感覚を数値化したものですね
つまり、データの出典はない?
そういうふうに捉えていただいても、問題はないです
かなり問題ありそうですね

まあ、そこはご愛敬ということで。パッションでいっちゃいましょう
いい笑顔でダメなこと言ってる

といった内容を踏まえて、こんなポスター広告として展開しましょう!
パッと見、ゆべしの広告にしか見えないですね


初っ端から持ち前のプレゼン能力と共感性のなさを遺憾なく発揮した長島。エビデンスをパッションで乗りこなすという離れ業を披露しました。
2人目:かまど

次の挑戦者はかまど。「OUR FEELさんの価値観にぴったりのアイデアを持ってきた」と豪語していましたが、はたして……?


まず、やはりPR対象のテーマをまっすぐに伝えることが大切だと思いまして……
そうですよね。広告のユニークさも大事ですが、最終的にはOUR FEEL自体のことを知ってほしいわけですし

それでいうと、やはりサイトの軸であるこのテーマをメインに考えていきたいですね

多様性という言葉はよく用いられますが、その言葉の定義をこんなに柔らかくわかりやすく伝えてる。非常に素晴らしいテーマだと思っております
あ!大事にしているテーマなので褒められると素直に嬉しいですね……

なので、私の案は「『わたしだけの気持ち』をポスターで展開する」というシンプルなご提案です!
おお。さきほどもポスターでしたが、こっちは地に足の着いた案に聞こえますね

さて、このテーマを私なりにかみ砕くと、「人前では言いにくい気持ちであっても、それも自分のものだと大事にしていいんだ」という解釈です
そうですね。いろんな個人の考え方を尊重したい、という気持ちが込められたテーマなので間違ってないです
その「人には言えないような自分だけの気持ち」というと、どういうのがあるでしょうか

パッと思いつくものですと、例えばこういうのですね

ああ~。こういう意見もありますよね
たしかになかなか胸を張って言いにくい意見かもしれません
そうですよね。こういった意見は……

え?!

地獄行きです
地獄?! なぜ!?
鈍行で地獄行きです
鈍行で!?
すいません。地獄というのは比喩なのですが、つまりここで言いたいのは……

もっと「わたしだけの気持ち」があるはず!ということです
もっと、というと……?
さきほど出した例、実は「一見理解されなさそうに見えて、もう共感されるのが分かってる」ものなんです
つまり、もはや一般的になってしまっている意見ということですね?
はい。おっしゃるとおりです

さっきの気持ち自体が良いとか悪いとかじゃないですよ。ただ広告として展開するには少し弱い。
でも、みんなが共感するという点は悪くない気もしましたけどね?
もちろん共感性も大事ですが、人を惹きつけるにはどこかに「違和感」のようなものが必要なんです

もちろん違和感だけが突出しても良くない。共感と違和感、このふたつの匙加減が重要なんです。
ふむ。たしかに共感だけだと素通りされてしまうかも……
なので、もっと「わたしだけの気持ち」をつき詰めることで、広告としても独自性を出せるのではないかと

いまのところかなり説得力があるように聞こえますね
なんか広告業界の手の内を聞かせてもらってるみたいで、どきどきします

ということで、弊社の社員から募集してみました。これから本当の「わたしだけの気持ち」をご紹介いたします。

「コーラを飲んでいるとき」……
「ノドに触れない部分の甘味はもったいないな…と思う」

いかがでしょう? 思ったことありませんか?

……いや、思ったことないですね
ないですけど、言わんとすることは分かりますよ
そう!

そこなんです!「自分は思ったことはない、でも、そういう人がいるのは分かるかも……」
この温度感こそが「共感」と「違和感」のバランスなんです

OUR FEELさんのテーマは本来こういうことを表していたはずです!
いや、どうだろう……? 本来と言われるとちょっと違う気がするんですが

他にもこんな感じの意見がありました

個人的すぎますって

というわけで、極めて個人的な気持ちが100個掲載されている資料をご用意しました

どうぞご覧になってください
うわ~。やけにずっしりしてる

すごい。わざわざ言わないようなことばっかりギチギチに書いてある
とはいえ、分かると言えば分かる意見もあったんですよね
あ、私もです。それに、どんなささいでも「自分の気持ち」という点では我々のテーマに沿っていただいてはいますしね
あ、これ……!


分かります。理屈ではそんなことないの分かっているんですけど
あ~。思ったことはないんですが、そういわれたらたしかに……
あとこれも分かります。
え?! 私、あんまり分からないかもです

なんかいいですね。誰にも言う機会のない、本当にミクロな視点ばっかりで
他人の頭の中をのぞいてるみたいで、ちょっと楽しいですね


OUR FEELのテーマから発展させたアイデアをプレゼンしたかまど。
クライアントに地獄のスライドを見せつけたものの、最終的にはおおむね好感触を得ました。
電気バチ

3人目、電気バチ。「広告に対する世間のイメージを払拭します」と意気込んでいましたが、はたしてその内容とは!?


まず、広告制作会社に勤めるひとりとして「広告」に対する世間のイメージのお話をさせていただきます
ほう、イメージですか……

例えばよく遭遇する「×」がやたら小さいポップアップ広告……
ありますよね。間違ってタップしちゃったりして
あるいは、スキップできない動画広告とか……
はいはいはい、ありますね
つまり……

はっきり言って世間的には「広告=うざい」んです!

広告制作会社さんなのにそんなはっきり言っていいんですかね!?
いえ、だからこそ言えることでもあります

なので、私が目指す広告は……

うざくない楽しい広告!
内容どうこう以前に、そもそも広告のフレームから変えないといけないんです!

たしかに。それはそうかもしれませんね
興味があるか判断する前に、「広告」というだけで見てくれないかもしれないですしね

そして考えました。万人に好ましく思われるもの。たとえそれが広告であっても好かれるもの……
それは……

料理!
「料理に広告」をつけましょう!
ふむ。言う通り、料理が嫌いってひとはまずいないですよね
でも、料理に広告ってどういうことでしょうか?

例えば街の喫茶店とコラボし、そこで提供される料理に広告をつけます
となるとコラボカフェみたいものですかね?
コラボパッケージの食品なんかも、大きい意味では「料理×広告」ですよね
はい。そのような疑問を持たれるだろうと想定しておりました。次のスライドをご覧ください

え?

これ私たちですか???
すいません、いちかばちか鼻をほじってる男性に賭けていたのですが、大幅に予想が外れましたね
変なところでギャンブルしないでください
ということで、私の考案した「料理×広告」を実際にお見せしたいと思います

まずはこちらを

カレー……ですね

これが広告に?

このままではただのカレーですが、ここから仕上げをいたします

え? なんか鉄の筒みたいなものを……

これをカレーにむかって……
なになに?!

プシュッ
え?
わ!

すごい飛び散った!
なに!?


ファーって言ってる
ほんとにどういうこと?

アッハッハッハッハ。すいません。普通にミスってしまって取り乱してしまいました
普通にミスなんだ
いや別にいいんですけど、よく笑えますね

※責任をもってちゃんと掃除しました

えーと……結局なんだったんでしょうか?
すいません。ちょっと不手際がありましたが

こちらは「食べられる泡」なんです
ああ、さっきの器具たしかエスプーマでしたっけ? いろんな食材を泡状にできる
はい。その通りです

そして、なぜ「泡」をかけたのかといいますと……
もしかして? いや、そんなわけないか……?

今回、PRするのは「アワ フィール」さん……




「泡 増えーる」でございます
想定してた通りだった
広告の最適解ってダジャレなんです。本当に

つまり、私の案は「実店舗のメニューに泡(広告)をトッピングするキャンペーン」です!
でも「泡」をトッピングって言われても、あまり食べたい気持ちにならないような……?
もちろん、その点も考えております

たとえばプリンにはホイップクリーム。先ほどのようにカレーにはココナッツミルクを用いた泡を!
それぞれの料理に適した風味の泡を追加します!

そして、広告付きメニューのメリットはなんといっても「値段」ですね

泡(広告付き)は普通のメニューよりも安価に提供いたします。単純ですが、これはかなり効果的かと
ほう!普通はトッピングで追加料金だけど、その逆なんですね
なるほど。トッピングがあって安く食べられるんだったら、ちょっと遊び心があるかも

その他にも、こちらの利点としては……
■ 見た目が面白いので話題になりやすい
■ 広告をおいしく「体験」できる
■ 話題になればコラボ先のお店もウハウハ

と、良いことしかありません!是非ご検討ください!
説明を聞いていたらなんだかいいアイデアに思えてきました。後半の追い上げがすごい
説得力自体はあるんですけど、泡をまき散らし唐突に爆笑してた印象が強すぎて、ちょっと悩みますね
あれは本当にすいませんでした


広告のフォーマットそのものを提案した電気バチ。
爆笑していた理由をあとから話を聞いてみると「心が折れかかってしまった」とのこと。人間、心が折れると笑うしかできないという事実も教えてくれました。
4人目:ダ・ヴィンチ・恐山

最後のプレゼンターはダ・ヴィンチ・恐山。「漫画」の特性を生かした広告を披露するとのことです。


OUR FEELさんは「漫画」を扱うメディア。ということで私の思う「漫画のすごいところ」を発表します
おお、すごく根本的な部分からはじまりましたね
漫画のすごいところ、それはなにより……

「没入感」なのではないかと

読んでいる間はその世界に自分も入り込んでいるかのように思える。これはやはり漫画ならではの特性です
わかります!紙でも電子でもマンガを読んでいる間って現実世界のこと忘れますよね
そこで今回、私が考えましたキャンペーンでは……

逆に、現実に漫画を侵食させたい!
逆に???

そしてそれを実現する広告が「風景ナレーションキャンペーン」でございます
ほう……。でもこのタイトルだけ見ても、まだちょっと想像つかないですねえ
内容を説明させていただきますと
漫画ではこういう状況説明の「ナレーション」がありますよね?
時間経過や状況を説明するために、風景のコマにのっかってるやつですね

これを現実に持ってきます
現実に……?
いまから持ってきます
しかも、いまから!?



え!?

「次の日」だ!
たしかに現実に持ってきましたね……!

こちらが現実に持ち込んだ「次の日」です

こちらのパネルをドローンのような機械でつるし、住宅街の上空にぶら下げます

そうすると「誰かにとっての次の日」になるのではないかと
なるほど!窓の外を見たときにこれが浮いてたらワクワクがすごいですね!

これを見たら、自分が漫画の主人公みたいに感じられるかもしれませんね
しかも、「物語の中の一区切りついた後」みたいでいいですね!
現実が物語になる、そういう体験を提供できると思います

さらにオーダーメイドのプレゼントキャンペーンにも転用可能です

例えば、部活動で頑張っている学生。そういった方々の大会の当日に…

「そして迎えた本番当日」を吊るす

実は……

こちらも用意しております
あ、裏面に!
それでは、こちらを実際におふたりの横に配置してみましょうか

すごい
今日って重要な日なんじゃないかという気持ちになってきた

と、こういった形で、無限に応用が可能なアイデアです。空中にナレーションが浮かんでいるという体験は見たことがないので、非常に注目を集めるのではないかと思います。
そして、これを見れば皆さんこう思うでしょう……

「私たちが漫画の主人公みたいに感じられるなぁ」……
まさに「OUR FEEL」だなあ……と
おお、きれいに着地しましたね

……ただひとつ意見がありまして
はい。なんでしょうか?
ドローンって原則的に東京23区内の上空では禁止されていたような?
え?
ましてや住宅街だと風が強い日だったら、「次の日」が空から落ちてくる危険性もあるかもですよね
えー……それは……

ご検討、何卒よろしくお願いいたします!!
あ、無視して終わらせた


「漫画を現実に持ち込む」というアイデアを披露した恐山。
アイデアもプレゼンもソツがなかったものの、小型無人機飛行禁止法を知らなかったことがアダとなってしまいました。
結果発表!

さて全員のプレゼンが終了しました!
審査員のお二人にはこの中から優勝者、つまり実際に採用する広告を決めていただきます。

プレゼンありがとうございました!どれも楽しく聞かせていただきました
みなさんOUR FEELという前提をふまえたアイデアをちゃんと考えていただいて、そこはとても嬉しかったですね

優劣をつけるのは心苦しいのですが、話し合って優勝者を決めさせていただきました
優勝は……

かまどさんです!

よっしゃッーーー!!!!!!!!

広告で大事なのは実現可能性だーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!
それはたしかにそうでしたね
というわけで、かまどの提案した広告(全5種類)が実際に掲示されています!
イラストはOUR FEELで『君のクイズ』(原作:小川哲/朝日新聞出版)を連載中の野田彩子先生による描き下ろし!
【掲載場所】JR池袋駅構内
【掲載期間】10/20(月)~10/27(月)AM
※現地確認の際は駅利用者の通行の妨げにならないようご注意ください。
※駅係員へのお問合せはご遠慮ください。
お近くにお越しの際は、ぜひ探してみてくださいね!

さて、ここまででお分かりの通り、こちらはOUR FEELさんのPR記事。ということでご紹介をさせていただきます!
OUR FEELは「どんな気持ちも、わたしだけのもの。」をテーマに掲げる、毎月第1・3木曜更新の無料電子漫画レーベルです。

レーベルキャラクターは和山やま描き下ろし。昨年TVドラマ化されたma2『私たちが恋する理由』をはじめ、はるな檸檬『ファッション!!』、蒼井まもる『ふつうの女の子』、いくえみ綾『猫のいるウチ便り』など話題作を多数連載中!

2025年10月に紙単行本の刊行が決定し、第一弾作家にはヤマシタトモコ、ねむようこ、ためこうがラインナップしています!

ためこう『オレの妹に勝てる気がしねえ』
同居から始まる恋…じゃなくて筋トレ!?
親の再婚で義妹ができた、23歳引きこもりニートの小木瀧。
夢見たのは「ゆるふわかわいい義妹との同居生活」
…だが、現れたのは筋トレ女子の詩だった!
「一緒に筋トレ頑張ってみませんか?」
詩に誘われて始めたトレーニングは、
瀧の体だけでなく、心まで少しずつ変えていきーー?
読めば筋トレしたくなる♡新感覚の義兄妹×筋トレ×ラブコメディ!

ねむようこ『たぶんここから始まる恋』①
「……え、もう恋しないんですか?」
塾講師と保護者。”喪失感”を抱くおとな同士の不慣れな恋。
『こっち向いてよ向井くん』ねむようこ最新作!
塾講師の三塩遼介(27)は、ある夜、居酒屋で一人涙をこぼす女性を助ける。後日、塾で再会した彼女は生徒の母親・直江奈々美(35)だった。
「不倫する奴マジ理解不能」な遼介にとって、保護者と個人的な関係を持つなんて言語道断。
けれど、娘のために強くあろうとする奈々美に、あの夜の涙が重なって離れない。
拾った仔猫をきっかけに、ふたりの距離は少しずつ縮まって…?

ヤマシタトモコ『SUGAR GIRL』
「恋をするたびに ああ これを必ず 最後にしよう と 思うのに」
職場にいる白ウサギな彼女は”捕食者”。
『違国日記』の著者がおくる、恋×死×SFの鮮烈短編集!
【SUGAR GIRL】…「お昼行きませんか?」優しくて可愛い”押海さんから誘われた千歩くんの心はざわめく。だって、同意のない☓☓☓はダメに決まってるからーー。 想定外オフィスラブ。
【死神】…「ひとがたくさん死んだところに行くんです」元刑事の浅桜は、現在は失踪人のリサーチ会社をやっている。いなくなった夫が死体たちの中にいるかもしれないから――。事件×心理ドラマ。
【CLING ONCE, BLINK TWICE.】…「別れたいかも」──そう思った夜、彼は幽霊になって現れた。悪い冗談のような奇妙で美しい日常譚。
ほかBL2本、同人誌2本を収録!
さらにコミックス創刊を記念して、10月から12月にかけて創刊フェアを開催中です!

期間中に対象商品をご購入の方には、和山やま先生によるOUR FEELイメージキャラクターのしおりを1枚プレゼント!特典しおりは毎月絵柄が変わりますので、ぜひコミックスとあわせてお楽しみください。
【配布条件】
10月16日、11月14日、12月16日に発売の「OUR FEEL COMICS」1冊ご購入につき1枚【配布対象店舗】
OUR FEELサポーター書店
TSUTAYA 対象店舗
アニメイト(一部店舗、通販)【配布予定期間】
2025年10月16日 ~ なくなり次第終了※紙のコミックスのご購入が対象となります。
※デザインは制作中のものですので、変更になる場合がございます
※配布対象店舗は変更になる場合がございます。
※新刊発売日より配布開始となるため、地域によって異なる場合がございます。
※配布方法は店舗によって異なる場合がございます。
※特典は数に限りがございます。なくなり次第、配布終了となります。

みんな、OUR FEEL読んでね!!!

オモコロ編集部


ブロス編集部
モンゴルナイフ










