第156投目


県庁所在地(熊本市)の真ん中らへんになりました。
これはマジで当たりそうだし、当てたいです。
しかし熊本県自体が初なので、焦らずに1ケタ目から慎重に考えていきましょう。

これまでの実績から、九州地方の上1ケタは「8」であることが確実っぽいです。
さらに上2ケタで見ると「81」「83」「85」「86」が欠番で、熊本県のほかに長崎県も未開封です。
熊本県は、この4つのうちいずれかを受け持つことになります。

これまでの「流れ」から、理屈的にも感覚的にも「86」が熊本県に割り振られていると考えてよいでしょう。
(福岡県が規模の大きさから80~83までを持っていく計算)

3ケタ目は、県庁所在地(熊本市)の中心部なので「0」で決め打ちたいところですが、やはりここは慎重にいきたい。

地形を見ると、熊本市全体が平野多めで、刺さった場所も平野ゾーンです。
以降の推測(後述)も総合して、これはさすがに3ケタ目は「0」、つまり上3ケタは「860」と考えましょう。
(この「さすがに」の感覚、うまく伝わってほしい。確実に、ではなく、さすがに、なんです)

刺さった場所は、県庁所在地かつ政令指定都市である熊本市の中でも、さらにかなり中心部です。新幹線停車駅もあり、市役所もある。市電も走っている。かなりの規模とみて良いでしょう。
規模の大きいエリアで特に平地だと下4ケタ00スタートがち理論により、4-5ケタ目は「00」となります。
これも、さすがに枠。
実際「00」じゃないこともあるんだけど、でも例外を気にしていたら永遠に前へ進めないので、さすがに。

熊本駅エリアと市役所エリアは、そこそこ(市電で数駅分)距離があるため、同じ郵便番号ではないと思われます。
距離の大きさからして(研ぎ澄まされた勘)、6ケタ目が「0」になりうるのは駅エリア・役所エリアのどちらか一方のみでしょう。

そこで、さらに周辺施設に目を向けると、市役所エリア側に熊本城があります。
たしかに道路割りの雰囲気をよく見ると、市役所エリアの道路はキレイな格子状になっていて、いかにも「むかし城下町でした」という感じがする。
そして今も、市役所だけでなく百貨店やショッピングセンター、ホールなどがひしめいており、かなりの賑わいっぷりです。

地図上で眺めているだけですが、「どっちが早い郵便番号ですか」と訊かれたら、城のある市役所エリアを選ぶ。今の僕ならそうする。
全然論理的な考察じゃなくて申し訳ないですが、こういう時ってお城エリアの方が早い郵便番号になる感があるんだよなあ。「この感じ」を信じるしかありません。
つまり、刺さった場所の下4ケタは「000*」ということです。
さあ、あと1ケタをどうやって決めよう。

ここまで来たら、徹底的に眺めましょう。
Google Map上で「熊本城」と表示されている場所以外も、「二の丸」「千葉城」など、明らかに城由来の地名が散見されます。そして刺さった場所も「古城」。
地名、そして道路のサイズや割り方でなんとなく囲ってみると、おそらく上図の緑枠が「熊本城」の敷地な感じがします。
では、熊本城の中ではどのように郵便番号が割り振られているのか、でいうと、

↑こんな感じで「お城全体でまるっと1つの郵便番号」か、

↑お城の敷地をさらに細かく割って、1つひとつに別の郵便番号が割り振られているか。
このどちらかです。
もう、「0001」で決め打ちたい気持ちでいっぱいなのですが、イヤな予感しかしない。
辛い。不安だ。この牢屋から出してほしい。

そこで街並みを地図で見てみると、千葉城・本丸・二の丸といった地名ごとに、それぞれ大きめの施設が点在しているようです(美術館、博物館、ホテル、城跡、学校、医療機関、寺社などなど)。
今までの経験からして、同じエリア内に大きい施設が集中していると郵便番号は細かく分けられがちな気がするのと、そもそも地名が別なので全部異なる郵便番号と考えた方がむしろ手堅いといえるでしょう。

となると、最後の問いは、「古城」が熊本城エリアで何番目の郵便番号か?です。
1番目なら「860-0001」、4番目なら「860-0004」が答えということになります。

素直に考えれば、東から西へ千葉城(1)→本丸(2)→二の丸(3)→古京(4)とまっすぐ流れていき、流れから若干下に逸れている古城が「5」になりそうな気がする。郵便番号ってこういう「流れ」に乗っかりやすい傾向があるっぽいので。
でも「古」とか「千葉城(熊本城の弟分?)」とか、ちょっと気になる単語が多くて、踏ん切りがつかない。

たとえば東→西の流れじゃなくて「古」→「新」に流れていく可能性も全然あるし、千葉城が熊本城の弟分ならば兄→弟の流れが形成されるかもしれない。
こういう、流れを形成しそうな並び方には注意が必要です。
ここまでの推測がかなり順調な気がするので、逆にあと一歩の恐怖に支配され始めている。
千葉城・古城・古京という言葉の意味を知っておかねば……。

熊本城の古地図
(『「地政学」でわかる!日本の城』(かゆみ歴史編集部編.イカロス出版)より)
いろいろ調べてみると、

こんな感じで、熊本城は何度か移転・新築されていることがわかりました(古京町はお城ゾーンではなかったみたいなので、勇気の除外)。
地名「古城」は、どうやら「古熊本城があった場所」という意味らしい。こういうきっかけで地名の由来がぽろっと知れるの、面白い。
そして、築城の順番なのですが、

千葉城→中世隈本城→古熊本城→近世熊本城の順番でした。
古城なのに3番目なんですね。
想像で勝手に「古城=1」と考えていたら、危なかったかもしれない。
ちなみに移転に合わせて、川(堀)の引き込み方とか、攻守の考え方が変わっていくらしくて、面白い。

さて、仮にこのナンバリングを採用すると、刺さった場所は「3」、つまり郵便番号は「860-0003」ということになります。
なりますが、

こんなにガッチャガチャした「流れ」になるとは、到底思えない。
この順番は単に「築城の流れ」でしかないので、郵便番号としての流れは別で考えるべきでしょう。
でも、郵便番号の流れって結局どうやって決めれば良いんだ……。
150回投げて、まだしっくりくる法則がない。

隣を流れる川(熊本城の堀)は東から西に流れていて、また東側に日本郵便のビルがありました。

そのため、東→西への「流れ」があると想定しました。
郵便屋さんが配達をする時の「ルート」という極めて実務的な流れも想像できるので、そこそこ地に足付いた流れ理論となっております。

ということで、熊本城エリアの「郵便番号の流れ」は、千葉城(1)→本丸(2)→二の丸(3)→古城(4)の順となります。
“二”の丸なのに「3」だったり、どう考えても「1」っぽい本丸が「2」だったりと、これでもまだ気になるっちゃ気になるのですが、住所名というもっとも明快な区分けを信じることにしましょう。
したがって、

郵便番号は「860-0004」と予想します!
もうマジで当たってくれ!!!!
結果は、果たして……!??
↓
↓
↓
↓
↓

デェぇぇえええぇぇええぇぇぇェッッ!!!
デデデッッッッ!!!

デデデデッ

デッデッデッ

デデデデデデデデデデデ

デェ~!!!!!
不 正 解 !
完全に燃え尽きました。
もうこれ以上の考察ができる気がしません。
あと一歩、本当にあと一歩だったんだ。

にしても、ここが「3」って、どういうことだ?
どんな流れになっているのでしょうか。
ちょっと、周辺の郵便番号を調べてみましょう。

おぉ!

おおおぉっ!
千葉城スタート説は合ってました。
じゃあ、本丸+二の丸が両方とも「2」になってるのかな。

~~~ッッッ!!!

「8」!???
ダメだ。
降参です。申し訳ありませんでした。

検証結果。


郵便番号は、僕が想像していたよりもはるかに深遠な世界でした。
修行が足りませんでした。出直します。

熊本城周辺の郵便番号は、こういう分布になっていました。

こういう流れってことですね。
東から西へまっすぐ、ではなく、円を描くようなルートになっていました。

なんだか、日本全体の「流れ」と似てる気がするんだよなあ。
でも、そういう流れじゃないこともあるし……。
う~む。
真実は、すぐそこまで来ている気がする。
気がするのですが、でもまだ遠い気もする。

私の調査はここまで。
あとは後進に委ねたいと思います。
再び、誰かが立ち上がることを願って。

皆さんも、郵便番号に限らず、身の回りの「流れ」について調べてみてはいかがでしょうか?

この地図は、「日本征服を進めている人」と思われたらマズいので、片づけます。
ダーツは、もう当分良いや。

それでは!

ペンギン
たかや

めいと
雨穴
オモコロ編集部

うらみち
シュゴウ








