エネルギー弾の上手なよけ方

【無料だよ】Photoshopをもっと使いこなせる！-Adobeの公式メルマガ「DEKIMAGA」

「エネルギー弾の上手なよけ方」(合作)

エネルギー弾のよけ方で悩んでいる方へ。コツさえ掴めば誰でも簡単によけることができますよ！

上司からのお説教、恋人との喧嘩、駆け込み乗車を注意された時などに放たれがちなエネルギー弾。突然ものすごいスピードで迫ってくる光弾の前に体がすくみ、大きなダメージを受けてしまったという方も多いのではないでしょうか。今回はそんなエネルギー弾への対処法をわかりやすく解説いたします！

▼写真モデル
エネルギー弾インストラクター・リクーム山口

まずは比較的簡単な、正面から飛んできたエネルギー弾のよけ方から。

全てのエネルギー弾をよける時に言えることですが、大事なのは「慌てないこと」。多くの場合、相手から発射されたエネルギー弾の軌道はほぼ真っ直ぐです。光弾の大きさにもよりますが、発射した相手と自分とを結ぶ直線から少しでも体をそらせば、エネルギー弾の直撃はほぼ避けられると言ってよいでしょう。

エネルギー弾がこっちに向かってくるのを確認してから、落ち着いて体を右か左にそらしましょう。この時、肩掛けバッグやマフラー、大きめのイヤリングなど、エネルギー弾に巻き込まれやすい物を身につけている場合は、相手が気を溜めている間に外しておいてもよいでしょう。

「かすっちゃうかもしれないし、体をそらしてギリギリで交わすのはちょっと怖い……」という方には、シンプルにしゃがんでよける方法をオススメします。

これならとっさによける方向を考えなくても、ただ姿勢を低くするだけでエネルギー弾をやり過ごせます。簡単ですね！

ただ余りにも簡単なこの「しゃがんでよける」という手法が普及したことにより、エネルギー弾をあえて低めに撃ってくる人が多いのも最近の傾向としてよく見られます。「しゃがみよけ」に頼りきりにならず、あくまでも「立ちよけ」の補助程度に考えておくのが無難でしょう。

脚力と身の軽さに自信がある方は、見た目にも美しいこちらのよけ方を。

「しゃがみよけ」の項目で、「エネルギー弾を低めに撃つのが最近の傾向としてある」という解説をしましたが、その時代の流れを逆手にとって、華麗な「魅せるよけ方」ができるのがこちらの「ジャンプよけ」です。

足先に当たってしまう可能性があるので、股はできるだけ大きく開いてジャンプしましょう。コツとしては、相手がエネルギー弾を撃つ前から「姿勢を低くしておくこと」。姿勢を低くしていると相手は「しゃがんでよける気か？そうはさせん！」と、低い弾道のエネルギー弾を撃ってきますので、自然にジャンプでよけやすいエネルギー弾を撃たせることができます。

後ろからの襲撃にも、常に備える気持ちを忘れずに。

「後ろから急にエネルギー弾を撃たれたら、よけるのなんてムリ！」。エネルギー弾を撃たれはじめて間もない頃は、誰もがそんな思いを抱くものです。かくいう私も何度も後頭部に直撃を喰らい、髪の毛をチリチリにされました。

しかし背後からのエネルギー弾を交わすのは、決してそれほど難しいことではないのです。常に襲撃に備えておく心づもりがもちろん重要になりますが、ポイントとなるのはエネルギー弾が発射される時の「ギュィィィン」という空気を切り裂く音。最初の方は背後からこの音が聞こえると同時に条件反射的に頭を低くしたり、体をひねったりしてみましょう。

もちろん「ギュィィィン」が、自分とは違う人に向けて放たれたエネルギー弾の音だったり、携帯の着信音だったりする場合もありますので、「エネルギー弾撃たれてないのに回避行動とっちゃった奴」として、いささか恥ずかしい思いをすることもあるかもしれません。

しかし大切なのは恥をかかないことよりも、危険を察知する力を磨くことです。エネルギー弾の回避を繰り返す内に、「それが自分に向けて放たれたものかどうか？」、「携帯の着信音ではないか？」が自然と聞き分けられるようになってきます。