シゲちゃんが行く!(ヤマザキ和菓子レビュー編)
どうも、栃木のダンディナイスガイこと、シゲちゃんだ。
今日も元気に楽しくレビューの方やっていきたいと思うんですがね。
この前のGT-R試乗レビューの節は大変ご迷惑をおかけした。
高速道路の入り口と信じて進入したらまさか家族風呂だったとは。
さすがの俺も予想できなかった。
今回のレビューで雪辱させてくれ。
皆様は山崎製パンという企業をご存じだろうか。
製パン業界において日本最大手のメーカーである。
代表作に「スナックゴールド」、「まるごとソーセージ」他多数。
デイリーヤマザキというコンビニも運営しており、それらは同業他社の店舗に比べてドアの取っ手がいくらなんでも四角すぎることで広く知られている。あの四角さには「俺たちは決して丸くなんかなんねえぞ」という簡単には世俗に迎合しない高潔なまなざしが感じ取れる。今の政治にも見習ってほしいものだ。
ひるがえって万物すべてに対する敬意が欠けているお前らのことだから、この会社のことも「社名に「パン」とあるせいでパンしか作れない前時代的で旧態依然なロートル企業」とたかをくくっているかもしれない。なんて失礼なことを考えるんだ。信じられない。これだからインターネットにしか居場所のないオタクたちは嫌いなんだ、移り気で薄情で自分本位、かつてチーズハンバーグといえばチーズオンだったことも忘れてチーズインにうつつを抜かす。欺瞞と詭弁にまみれパルスにたゆたう電子の豚糞め、俺は、俺はもうお前らの前で口をきくのがこわい。手すりのない階段を降りるのも怖い。攻撃的なフォルムはいつだって俺を恐怖させる。ピングーの嘴を避けたことがあります。メルシャンのエロいCM。
決して、そんなことはない。
ヤマザキは決してパンだけに終始するようなメーカーではない。
ここだけの話、実は和菓子も作っているのだ。
ヤマザキの製造する和菓子は、スーパーやコンビニの目につきにくい棚に陳列されることが多い。
大抵はリサイクルショップのゲーム周辺機器売り場に釣りコンと隣り合って並んでいることが多いため、あまり馴染みがないかもしれない。
今回はそんな山崎製パンが発売する和菓子を片っ端から食べまくって、感想を述べていきたいと思う。
さっそく購入したヤマザキの和菓子たちを全て並べてみた。
壮観だ。その光景、まるで摩天楼。
こんな低い摩天楼を見るのは初めてかもしれない。
いや、それにしても低すぎる。え?大丈夫か?
摩天楼って、もっと空を衝くぐらい高いのが普通だよな。
やば、なんか怖くなってきた。
キュポッ
スゥーーーーーーーーーーーーーッ……
それにしてもこんな大量の和菓子、一度に食べ切れるかしら。
なんだか不安になってきた。
まあ大丈夫か。
一度は爽健美茶の原料の一種にも選ばれたことのある俺だもの。
とはいえ、ひとつ懸念がある。
和菓子というのは、そういくつも続けて食べられるようなものではない。
チョコやクリームに比べて密度や粘度が高く、調子良く食べ進めてもどこかで限界が来る。口の中がのったりとベタつき、甘ったるく胸焼けがする。歯の裏にビニール片のような小豆の皮が張り付き、舌先で剥がそうとして公文のロゴみたいな表情を浮かべてしまうこと必至。
考えた結果、対策として用意したのがこれだ。
「大きなハム&たまご」
お馴染み、ヤマザキが販売する惣菜パンの一種である。
カレーパンさながらのパン粉をまぶして揚げた生地の中にカレーパンとは似ても似つかないハムとたまごサラダが注入されているという、人をおちょくっているとしか思えない態度がむしろ独特の魅力を醸し出し大変人気の高い惣菜パンだ。
読者の諸君は知らないだろうが、このパンには舌に蓄積された味の情報をさっぱりとリセットしてくれるという、いわば寿司におけるガリと同じ効能がある。
そこで、今回は和菓子の合間にこのパンを1個食べることで、口内をリセットし公平に味を評価していきたいと思う。応援してくれ。
それではさっそく一つ目の和菓子を食してみよう。
Menu1:串だんご(たれ)
まずはこちら、串だんご(たれ)。
ごちゃごちゃと説明を並べ立ててしまったが、つまるところなんの変哲もないみたらしだんごだ。
こんなものが本当に美味しいのだろうか。
果たして……?
裏面はこんな感じ。
白の範囲が多いのでスポンサーの広告を入れてもいいかもしれない。
いただきまーす。
うむ!
まるでブルゴーニュの広大な平野を思わせるようなモチモチとした団子の食感に、甘すぎずかと言って辛いわけでもないタレの絶妙な味わいがマッチしてこれがなんとも堪らない。一個、また一個と食べ進めるうちになんか怒られてる気分になってきた。小学生の頃通っていた卓球教室で「塾があるので遅れます」と事前に連絡していたにもかかわらず、30分ほど遅れて行ったら玄関でいきなりコーチにぶん殴られたあの頃の光景が脳裏に蘇る、そんな懐かしい味のする一品だ。
それでは、この商品の得点は!?
【シゲちゃん’s Capitalism Point】
☆★★★★★★☆☆☆☆☆☆★★
→ ★★★★★★ ☆☆☆☆☆☆☆
→ ★(6) ☆(7)
→ ☆(13) ⚫️⚪️
→ ☆⚫️⚪️(10)
いきなりの高得点!これは先が期待できる。
おい、早くこいつをなんとかしろ
続いての和菓子はこちら。
Menu1:苺大福
続いてはこちらの苺大福。
これも、言ってしまえばなんの変哲もない苺大福だ。
それでは無作為に一つ選んで、いただきます。
カプッ
ギュウウウウウウウ……
うん!!
全然届いてなかったわ。
気になる味の方だが、まるでブルゴーニュの広大な平野を思わせるようなモチモチとした苺の食感に、甘すぎずかと言って辛いわけでもない大福の絶妙な味わいがマッチしてこれがなんとも堪らない。一個、また一個と食べ進めるうちになんかムカついてきた。小学生の頃通っていた卓球教室で俺一人だけがメガネを掛けていたという理由だけで「メガネマン」というあだ名が定着した時の、体育会系特有の傲慢かつ陰湿な体質に対する怒りが鮮やかに蘇る、そんな懐かしい味がする一品だ。
それでは、この商品の得点は!?
【シゲちゃん’s Capitalism Point】
またまた高得点!すごいぞ!!その勢い、とどまるところを知らず!!
ていうか、いいからこいつをなんとかしてくれ。
いかん。
そろそろ口の中が甘ったるくなってきて限界だ。
でも大丈夫。そんな時のためにこの、大きなハム&たまごを用意したのだから。
ではさっそく、口直しにこれ食ってサッパリしよう。
がぶっ
ん〜〜〜〜〜〜〜〜
モイスチャー……!
ふーーーーーーーーーっ
あれ?あれあれあれ?????
なんか眠くなってきちゃった。
なんでだろ?
午後から力仕事があるからって朝、超熟を3斤食べちゃったのが災いしたかなあ。
やべっ。
オナラが出そう、つーか出た(←セクシーボイスアンドロボみたいに言うな)
マジで眠くなってきたな。
すんません、今日はちょっと勘弁してください。
ひょっとすると、Windows Updateが来たのかもしれないので。
おわり