というわけで、
登山インハイと言いながら競技の部分を漫画ではほぼ削りまくって終えました。
が、せっかくなんで資料を貸して頂いたので多少の補足パートです。
また、資料や過去の登山インハイ情報を教えて頂いた皆様、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
(尚、これらの資料は年々改善・改良が加えられていますので現在と異なる箇所がある可能性がありますので御了承ください)
(あと冊子できるだけ曲げずに撮影しているので結構読みにくいです、すみません)
こちらはインハイより事前に配られる予報。
2冊ありますが、予報1号の中身はインハイ初日に行われる知識の問題集となっています。
舞台となる土地周辺の地理・歴史や期間中辿るコースの地学、自然・気象知識を知識担当者は主にこれを見ながら勉強します。(漫画では知識担当のてん先輩が担当)
インハイなのに知識問題て!!となりますが…まあ山というか土地そのものが相手なので…その対策勉強ですね。
(ちなみに予報2号は編成や宿泊地など当日の人的情報です)
そしてこちらは本来スタッフしか見れない資料です。
中身は端的に言うとスケジュールや流れ・配置などが事細かに書かれてました。
学生時代は認識できなかったけどめちゃくちゃ色んな人の力で支えられてますねインハイ。今更ながらひしひし感じております。
で、地図。この年のインハイの為に作られた地図で防水紙(ユポ紙)です。
地図上に色々な情報が載っています。途中バスでの誘導もあったりしますのでその降り場など細かく書いています。
大人になり、デザイン職を経験した人間が見ると地図なので数ミリのズレが許されないし製作時の校正の難易度がめちゃくちゃ高そうで見てて胃がキリキリしました。
最後はインハイ後に発行された登山部と報告書。
登山部報は決算情報からアンケート、審査に関する解説など次年度のインハイの引き継ぎ情報のようなニュアンスが高かったように感じました。
そして報告書。この資料が特に面白く、この年のインハイ中での行動記録だけでなく、設営や試験などの様々な記録も事細かに載っています。
成績表は勿論、
期間中の救護記録もしっかり載ってます。
ちなみに大体毎年、体調不良で途中リタイアする学校はあるようです。なんだかんだでハードだし、初めての環境ですので。
ちなみに初日の一番最後の行、
名前は載ってませんがこれは同期のみちゅです。この前一緒に見てた時「覚えてる!!私だ!!!」とテンションあがっていました。変なヤツ!
また、報告書はインハイ後に作られるのでアルバムの役割もあり、
インハイ中に記念撮影した写真ページ(フルカラー)や
選手と同じコースを歩いたスタッフ教員による行動記録、
出場校の生徒たちによる大会感想文の寄せ集めまで載っております。
各校、形式は特に揃っておらず、
短文で朝に食べたラーメンを悔やむ者や、
ご機嫌なラジオ対談形式で書いていた学校もありました。
百瀬の学校のものも勿論ありました。
確かにインハイ後、先輩から感想を聞かれたのは記憶していますが…えっと…
どんな事伝えたっけ………?
……
大会とスタッフへの感謝!!!と
島根の山は涼しく、ヒルがいないという喜びと
母校周りの劣悪な環境への怒り
でした!!
(おしまい)