怖すぎるんですけど。

 

お〜い

小学生の頃、田舎の中でもちょ〜田舎の山奥に住む友達と私の弟と遊んでいたら、「お〜い」と呼ぶ男の声が聞こえてきた。
遊びに飽きてきていた私たちは「誰か呼んでる!」と遊びの一環で声の主を探し回った。
しかし、呼び声に近づくと声は止まる。そしてまた離れると「お〜い」と呼ぶ声が始まる。
「いないね?」「なんでだろう?」と疑問にも思ったが、結局声の主は判明しなかった。
未だに不気味なのが、呼び声が「お〜い」だけだったこと。
普通怪我をして助けを呼ぶとかなら「助けてくれー」とか「誰かいませんかー」と呼ぶはずだ。
そしてもう一つ不気味なのが、川に近づくと、呼び声はぴたりと止んだことだ。
川の中には誰もいなかったが、川から離れると「お〜い」と男の声が再開する。
だれもいないのに呼ばれてるのが不気味だった。

その時の友達はヤンキーになっちゃいました

 怖い。最低限「人間を呼ぶ言葉」だけを真似してる怪異じゃん。

 

ぴょんぴょん

私の家の前には墓地があって、家の階段を登った先にある大きな窓から丁度見える位置にあるんですよね。
午前2時を過ぎた頃にそろそろ寝ようと二階にある寝室に行くためいつものように階段を昇ってふと窓の外を見たら、墓地にぴょんぴょんと飛び跳ねて両手をこちらに振ってる人がいました。
真っ暗で顔とかは見えませんでしたが、人型ではありました。
多分10分くらいジーッと見てましたがソレは変わらずぴょんぴょん跳ね手を振るので気になって家の外に出ました。今思えば怖いもの知らずだなと思います。
しかし結局出て見ると墓地には誰もいませんでした。なんだったのかな〜と今でも不思議です。

鉄人マンゴー

 怖い。仮に「そういう人」だったとしても怖いしオバケだったとしても怖い。

 

小学生の頃、夜に町内のお祭りのお囃子の練習があり、父に送り迎えしてもらっていました。

その道中にブロック塀に囲まれた墓地があり、暗い場所やおばけを怖がる子どもだった私はいつもそこを通る時は内心緊張していました。

ある日練習に行く際に父におぶられながらそこを通りました。普段なら見られない高さの視界にはブロック塀越しの夜の墓地が広がり、遠くからはお囃子の音色が聞こえていました。 夜の墓地なんて絶対怖いに決まっているのに、私は好奇心に駆り立てられ、普段とは違う光景にきょろきょろと周囲を眺めていました。

ふと、視線を感じて目を向けると、手前の方の一つの墓石の側面にぎょろりとした目があり私と視線が合ってしまった。
街灯も少なく暗闇の中にぽっかりと見えた墓石と目玉が怖すぎて父の背中に顔をうずめてその場をやり過ごし練習へと向かいました。

当時父に見たかどうか聞いたと思うんですが、あんまり記憶にない上、父がおぶって送り迎えしてくれることはその時以外なかったので、多分夢かなにかだと思っています。
練習に行く時に既にお囃子が鳴っているのもおかしい。

それから十数年後、祖父が亡くなった際にその墓地にお墓を建てたのですが、目のあった墓石の場所と同じで最高に怖かったです。
未だに夜とお囃子と墓が怖いです。

無記名

 怖い。たしかに夢かもしれないけど、おぶってくれる父も既に聴こえているお囃子もギリギリありえなくはない。ギリギリ無くはないラインの中にドーンと目玉の記憶があるから怖い。

 

ロボット

小学校低学年くらいの時。
家にロボットのおもちゃ(電池で音が鳴って動くやつ)がいたのですが、そいつが夜中にいきなり稼働して、飛び起きた母と私でスイッチを切ったのですが止まらず、じゃあ電池を抜こうかと背面を開けたらそもそも電池が入っていなくてメチャクチャびびった記憶があります。

最終的に母がロボットをフローリングに叩き付けたら大人しくなったのでそのまま寝ました。
母も私も翌朝ガッツリ覚えていたので、多分接触不良かなんかだったんだろうなと思います。

ギュイーンポピピトゥルトゥル

 怖い。接触不良だろうが何だろうが電池が入ってないと動くはずないんだよ。怖すぎる。でも人間の方が強いこともわかった。よかった。

 

まだ5歳くらいの頃に引越しをする機会がありました。
数軒ほど内見したのですがそのうちの1軒で起こった出来事です。
不動産の人が「ここの床下、実は倉庫になってるんですよ」と床にあった扉を開けてくれた時中から男か女かわからない感じの顔がこっちを覗いていました。
びっくりしてる間にその顔はなくなっていましたが幼い頃なので多分気の所為です。

トリプル蕎麦屋

 怖い。自分にしか見えてなかったのかが気になるところ。

 

死ぬ夢

高校生の頃に自分が死ぬ夢を見ました。
その夢の中では通学に使っている自転車のチェーンが外れてしまったので仕方なく徒歩で最寄りの駅まで行き 駅で必ず緑茶を買うのですがその日だけ売り切れで普段飲まないココアを買いました。
そのココアを飲みながら電車を待っていると急に後ろから背中を押され線路に転落 そのまま…という所で目が覚めました。

気持ち悪い夢見ちゃったなぁ と思いながら支度をしてさぁ出発だという時に自転車のチェーンが外れました。
胸騒ぎを覚えつつも仕方なく徒歩で最寄りの駅まで行き緑茶を買おうとしたら売り切れていました。
怖くなってしまい改札をすぐに出て初めて学校をサボりました。
親や教師からはめちゃくちゃ怒られましたがまだ生きているのでオッケーだと思います。

ながもん

 怖い。今後こういうことがあって怒られても「じゃあ死んだら責任取れるのかよ!」ってキレていこう。

 

ガイコツ

5歳くらいの頃、夏の夕暮れ〜夜くらいの時間帯でした。
自宅の廊下の突き当たりが祖父母の部屋で常に薄暗いのですが、その部屋の扉からゆっくりとガイコツが歩いてくるのを見ました。
見てすぐに走ってリビングに戻り家族に泣きついたのですが「そのガイコツは実は祖母で、夕陽によって祖母の骨が透けて見えただけ」ということで納得させられました。んなわけあるかい。

(それ以降その扉が怖いので背にするときは未だにダッシュしてしまいます。)

無記名

 怖い。本当にそんなわけあるかって感じだけど、なんでそんな無茶苦茶な納得のさせ方をしたのかって考えるとまた怖いな。

 

ダダダダ

子供の頃、プールでウォータースライダーを滑っていたらダダダダダダダダダッッと誰かが外からスライダーの壁を叩いていた。
その時は誰かの悪戯かと思ったけど、大人になってから改めて見たら位置が高過ぎて他の誰かがスライダーに触れるような感じではなかった。
そもそも、薄い青のスライダーの壁に浮き上がった濃い青の手形(手の影)は左右全面に密集していた=人が並んで叩いていたならそれなりに間隔ができるはずなのにおかしい。
もう30年くらい前のことだけと、未だにダダダダダダダダダと叩く音と、浮かび上がった無数の手形のことが忘れられない。

福島のハワイ

 怖すぎる。

 

エレベーター

小学校低学年のころ、仲の良かった友達と2人で休み期間によく学校探検をしていました。
ある日2人で学校の最上階である5階(屋根付き屋上兼プールがある)に行き、エレベーターの前を通り過ぎようと思った時です。
ふとエレベーターの方を見ると、本来は最上階のため「▼」1種類しかないはずのエレベーターホールのボタンに「▲」があるのが見えました。
友達と「あれ?おかしくね?」と話していると今度は「▲」のボタンが光りました。
直感的に「やばい!何か来る!」と思い2人で急いで教室まで逃げ帰りました。
その後の小学校生活で5階に行っても「▲」ボタンを見ることはありませんでしたが、以前その友達に尋ねたとこと彼も覚えているらしいので見間違いではないと思っています。
当時小学校では「エレベーターの工事中に事故が起きて人が死んだ」という根も葉もない噂が流れていましたが、それと関係があるかは不明です。

輪廻畜生

 怖い。待ってたら何が出てきたんだろう。

 

落ち葉

幼稚園生ぐらいの頃、落ち葉のプールっていう落ち葉が集められたスペースで遊んでたときに、右目の眼球の下に落ち葉が一枚入り込んだ。
その時自分は特に焦らずに、友人の親子と母親に見守られながらゆっくり落ち葉を引き抜いた覚えがある。
今考えるとそんなことありえないし、親に聞いても覚えてないって言われる。でも落ち葉を引き抜く感覚は今でもなんとなく覚えている。

とりもち

 怖い。たしかにそんなわけないんだけど、感覚を覚えているんなら何かそれに近いことはあったんだろうな。

 

くもんに行く道中の砂利道に、第二関節まですっぱり切れた人差し指が落ちていて急いで逃げた。

無記名

 怖い。事故とかだったにしても怖い。

 

山姥

小学校の4年の時林間学校みたいなイベントがあって、近くにある自然の家に泊まったんですよね。

その夜に友人と5,6人で駄弁ってたら、私以外の全員がふっと窓の外を見て「あっ」って言ったんです。私もつられて窓の外を見るんですが、何にもない。
「どうしたんや」って聞いたら、友人の一人がはっと気付いたようにカーテンを急いで閉めて「今、見えたよな?」って言うんです。
皆頷くんですが自分だけわからない。
「何が見えたの」と問うと「山姥みてぇな奴がいた…」って。
ヤバイもんを見たと興奮する奴、顔を真っ青にして震えてる奴…。最初は友人達が私を怖がらせようとしてるのかと思ったのですが、小4の演技とは思えなくて、あぁホントに見たんだろうな、と。
翌日皆して「山姥が出た」と周りに言うんですが、もちろんホラ吹き扱いされる。
いったい彼らは何を見て、何で私だけ見えなかったのでしょうね?

山桜桃梅

 怖い。前回もあったけど、自分だけ怖い思いをし損ねるってのも怖いよね。

 

捨て猫

数年前標高1000m付近にある周囲に民家は一軒もない山の中の温泉宿で働いていた時のことです。

ある日宿の近くで捨てられたと思われる子猫が宿のボイラー室で目撃されました。
夏でも夜間は冷え込むので暖をとっていたらしい子猫は近づいたら逃げ出してしまったそうです。
女将さんは宿で死なれちゃ寝覚めが悪いと、宿には犬がいたので犬のペットフードで釣って捕まえようと言い出しました。

あんな子猫じゃ食うに困ってるに違いないから宿で世話するか他所にやるか捕まえてから考えようという話でまとまりました。
しかし子猫を初めて見かけてから2日子猫の姿を見ることはなかったのです。宿の人たちはヤキモキしつつも山にはテンやキツネなど子猫の天敵がいましたので食べられてしまったのだと皆話していました。

ところが子猫を見かけなくなってから3日目に、冬用の薪を置いておく小屋の前を通った時「にゃーん」とはっきり声が聞こえたのです。
実家の猫が餌が欲しい時に出すような元気な呼びかけの声でした。
小屋の中から聞こえたと思って覗いてみたら小屋の入り口のおが屑が溜まっているところにうずくまっている毛玉が見えました。
私はああ生きていたのかと思って近づいてみて逃げない様子から、鳴き声の割に衰弱しているのだと思って慌てて抱き上げて驚きました。
死後硬直でガチガチに固まっていたからです。
死後数時間は確実に経過していたのです。
だったら私がついさっき聞いた猫の鳴き声は誰のものだったのでしょうか?
鳴き声を聞いた瞬間ははっきりと聞こえたと思ったのですが、気のせいと言われたらそうかもしれないし、思い返すと耳から入ってきた音だっただろうか?
テレパシーがあったらこんな聞こえ方かなと思うような不思議な体験でした。

グンマーP

 怖すぎる。

 

 

 今度こそ終わり。

 もう一回次回の募集フォーム貼っておくぜ。次回がなかったらごめんね。