あぐ味です。
9月も中旬ですね。夏もそろそろ終わりです。
でもまだまだ暑い。ほんとにくるのか秋。食欲の秋。まつたけ。まいたけ。
涼しくなりたくないですか?
なりたい。そうですか。なりたいですよね。
そういうときどうしますか?
かき氷をムシャムシャする。そうですか。ムシャムシャしますよね。
でもたまには、心霊写真とか怖~いものを見て涼しい気分になったりしてみませんか。
今回は、 皆様を涼しい気分にするために、世にも恐ろしい心霊写真を集めてきました。
深夜に見るときは注意してください。眠れなくなっちゃうぜ。
眠れたとしても金縛りにあうぜ。体カッチカチだぜ。
ではいきましょう。
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これは、とある公園で夜に撮られた写真である。
草をかき分けるようにしてこちらをじっと見ている顔。
この場所に大きな怨みや後悔があるのだろうか。
誰かのことをずっと待っているのかもしれない……。
これは私がとある観光スポットで撮った写真である。
鼻の脇のテカリ具合も恐怖だが、あるはずもない場所に足が浮かんでいるのが分かるだろうか。
実はここ、カップルが二人で写真を撮るラブスポットなのだ。
恐らくこの霊は、この場所で生前に恋人と写真を撮ったが別れてしまい、その未練でいつまでもこの場所に居るのだろう。
しかし私は呪われたりすることは一切無い。なぜなら私も独り身だからだ。
霊は仲間に優しい。
黒いだろう。全体的に黒すぎてなにが写っているのかよく分からないだろう。
でも別に分からなくていい。見えないけれどなにかがあるという恐怖を味わってもらえればいい。
明度を上げたりすれば見えるかもしれないがそんなことに時間を使うべきではない。
見えたら見えたで「別に見るほどでもなかったな」、そう思うに違いない。
縄文時代に暮らしていた人類の霊だろうか。おそらく狩りに出掛けるところだ。
昔はこの場所でイノシシやシカがわんさか獲れたのだろう。
その時代のことが忘れられなくていつまでもここに居る。
今こんな場所で獲れるものと言えばドングリで精いっぱいだ。
早くそのことに気付いてどこかに行けばいいのに、いつまでも獲物を探してさまよっている。
うざいなぁ。
数年間、毎日歩き続けている我が家の廊下。くすんで当たり前だ。馬鹿にするな。
あれ? なんでこの部屋きたんだっけ? ・・・最近こんなことばっかりだなぁ。
そんなあなた、もしかしたら老化が少しずつ始まっているのかもしれません。
バランスのよい食事を心がけ、ビタミンB、ビタミンCを積極的に摂るように気をつけましょう。
それから、右手では三角を描き左手では四角を描くというような体操をしたり、食材をよく噛むことによって、脳の血流をよくすることも効果的です。
老化は脳だけでなく体にもやってきます。
ずっとパソコンを見続けて猫背になっていませんか?
暗闇の中でスマートフォンを見ることによって睡眠時間を削っていませんか?
たまには一旦立ち上がって背伸びをしたり、美味しいお寿司を食べに行ったりしましょう。
小さな心がけを重ねることで、健康な長生き生活を目指しましょう。
なにすましてんだよ。霊のくせに柵の間でなにおすまししてるんだよ。
なんだその顔は! やめろ! おすましするのをやめろー!!!!!!
うまい棒の穴の大きさとじゃがりこの太さってほとんど一緒なんだ!
じゃがりこをうまい棒に挿してみてもぴったり。でもバラバラに食べた方が美味しいね。
っておーい! 脱線し過ぎだわいのー! さすがに気付いた!
心霊写真を集めましたつって皆さんに見ていただいてるのに!
誰がお菓子の新発見を見せろと言った! すみませんね!
原点回帰。これぞ心霊写真。
うっすらと白い顔が見えるのが分かるだろうか…。
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが二人で暮らしていました。おばあさんは川へ洗濯に、おじいさんは山へ芝刈りに行きました。
おばあさんは、川で洗濯をしながら思いました。
「最近、おじいさんがおかしい」
以前までは夕方に帰ってきていたおじいさんが、最近は夜遅くに帰ってきます。
それに、芝刈りのときにはいつもエアコンの裏側のような色をしたスウェットを着ていたのに、
最近は黒くてビシッとしたジャンパーを着ていくようになりました。
「本当におじいさんは芝刈りに行っているのだろうか」
おばあさんが山へ行くとそこにおじいさんはおらず、草は、ボウボウに茂っていました。
おばあさんは川へ戻り、いつもおじいさんが着ていた茶色いスウェットを思わず川に放り投げてしまいました。
おじいさんが家に帰ると、台所からガタッと音がしました。
どうしたのかと思い覗き込もうとすると、おばあさんが包丁を持って出てきました。
「どこ行ってたの」。
おじいさんはそう言われ、瞬時になにやらおばあさんがものすごく怒っているのだと分かり、走って逃げました。
行くあてはありました。“芝刈りネット”で出会った女の子のところです。
走りながらおじいさんは気付きました。
あぁ浮気がバレたのか。
右上の現在時刻と、メッセージの送信時刻を見てほしい。立派な既読無視だ。
もう、おじいさんにおばあさんのところへ戻るつもりはない。
おじいさんが逃げ込んだ女の子の家に誰かがやってきました。
おじいさんは配達かなにかかと思い、出ようとしました。