0日目

瞑想合宿の申し込み用紙に「10日間瞑想の途中離脱は認められません」とありました。

てっきりギブアップできると思っていたけどできないのか……。でも、逆に覚悟が固まった…!

とは言っても受付の人に聞いて見ると「毎回3人ぐらいは脱落する」と言っていたので、夜に帰りたくて泣くようなことがあったら素直にリタイヤしよう…

 


 

まだ時間があるので、少し探索していると女性の声が聞こえてきました。

ならないようです。

 

外に出るとワイワイ話し声が聞こえます。「聖なる沈黙」が始まる前の喋り納めですね。

 

ざっと見たところ、参加者も結構多い!男女合わせて70人ぐらいかな…

坊主で僧侶のような人や、髪が結べる長さの人、外国人もいた。みんな普段から瞑想してそう。

初心者だとバレないように、聖なる沈黙(コミュ症)で対応した。

 


 

そして2時間後

瞑想ホールという大きな部屋へ案内されました。

コースの説明と戒律を破らない誓いを立てて、10日間コースで、僕らのお世話押してくれる方(奉仕者)と瞑想方法を教えてくれる指導者(ポールマッカートニーに似ている外国人)の紹介がありました。

 

そして30分ほど軽く瞑想することに。

瞑想の方法はかなりシンプル

シンプルが故に、意外と難しい。いろんな邪念や思い出が邪魔をして30分でもうまく集中できなかった。でも終わったあとスッキリした気がする。

まだお試し瞑想なので、10日間続けると、どんな状態になるのか楽しみだ…

 

そして、ついに宣言されました

 

さっきまで賑やかだった空間が静まり、目を閉じると一人きりだと勘違いしそうな沈黙が流れている。

この日は緊張と不安で、うまく寝られなかった。

 

1日目

 

雪=テンション爆上げザムライなのに!?依然として聖なる沈黙は守られている…

あと雪を顔面で受け止めている人、自分だけだった。恥ずかしいから静かにしとこう。

 

4時半〜6時半まで瞑想

 

なっが!!!

実際やってみて瞑想のしんどさが身にしみました。これは完全に修行です。

2時間座ると、足の付け根から足首に激痛が走る。そして体制を変えると腰が痛くなる。心を無にすると、痛みが襲いかかるので、つい別のことを考えてしまう。以下ループ。

 

この負の連鎖を抜け出すためには瞑想を極めるしかないのか…?

 

朝食

 

沈黙…

それが正しい答えなのか?

グループ瞑想

「グループ瞑想」は指導者の方が、最初に瞑想法の指導をして始まる。

「鼻の鼻腔に意識を集める」だっけか…

 

1日3回、瞑想法を確認する時間とも言えます。

 

でも、さっきのシンク事件がまだ心を引きずっている…。「謝れない」という罪悪感がめちゃくちゃ残る! そのせいで今回の瞑想もあまり上手くできなかった。

 

昼食

 

メニューは朝とあまり変わらず一汁一菜。早くもご飯が唯一の楽しみになってしまった。

朝食から3時間しか経ってないから、そこまでお腹が空いていないけど、晩御飯は出ないのでここで食べなきゃ朝までもたない。

 


 

お昼休みは2時間あって時間がかなり余ります。スマホがないので時間を潰せない…。この後の予定も瞑想だから、休憩時間に瞑想をする気分にもならない。

 

まだお昼だけどシャワー浴びるか…

トイレとシャワーはおおきなユニットバスになっていて、建てられて結構経っていると思うけど、綺麗に掃除されていて嬉しい。

入浴用品を忘れたので焦りましたが、備え付けのシャンプーがあって助かった…

 

髪がキュッキュって鳴る。

そして洗面所に重曹と塩が置かれていた。もしかして、この2つ合わせたら歯磨き粉になる…?スマホが無いし、聖なる沈黙で人に聞けないからわからない…。歯磨き粉を忘れていたら積みだったな…。

 


そして4時間の瞑想

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ティータイム

これならお昼も少なめにして大丈夫そうだ。瞑想だけじゃなくダイエットもすることにしよう…。

 

食事が終わると相変わらず暇になります。

 

 

やることないし、散歩するか…

 

能動的に散歩するのは初めてかもしれません。ただ歩くのも悪くないな…

 

外から忍び込んできた人は驚くだろうな…内側に向けて立入禁止と書かれている看板があるなんて。どっちが本当の世界?

 

そして1時間、シメの瞑想をして残すは講話のみです。

 

 

講話

 

メモが取れないので詳しい内容は書けないけど、この1日に触れたコンテンツがゼロだったから楽しく聞けました。

ヴィパッサナー瞑想の発祥はやはりは仏教にあるらしく、ブッダの逸話や仏教の話などが主な講義内容でした。

 

そしてたとえ話をめちゃくちゃ入れてくる。同じ話題に3つのたとえ話を使われたときは「もうわかったから!」って言いそうになった。1時間半という尺を持たせるためか?

 

そして講話の終盤

呼吸の意味を教えてもらった。

普段の生活では意識しない行動を、意識して感じてみようということ。

 

なるほど。ずっと「こんな呼吸を感じて意味があるのか?」と疑問だったことが解決してスッキリした。

こうやって1日とりあえずやらせて、終わった時に意味を教えるってカッコいいな。

頭で理解するんじゃなくて、体で理解させる感じですね

 

 

難易度を少し上げて、明日からは呼吸だけでなく広い範囲の自己を観察するようです。

この三角形の意味も明日の講話で教えてくれるのでしょう。

 

そして仕上げの瞑想30分ほどして…

 

1日が終わった!

 

 

 

 

長かった…!

ちなみに、就寝前の30分は指導者に質問してもいいそうです。

質疑応答のときだけは聖なる沈黙は解かれるみたい…どうしても声を出したくなったら質問しよう。

 


 

 

 

帰りたい…

 

瞑想合宿

あと九日

 

後半はこちら!

 

 

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